マツダは、SUV「CX-5」と「アテンザ」のセダン/ワゴン全車に、先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を標準装備し、3日に発売した。
CX-5とアテンザは、これまで「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート」(自動ブレーキ)やAT誤発進抑制制御などの安全装備を搭載していたが、今回の機能の充実で新たに先進ライト技術「ハイビーム コントロール システム」と「車線逸脱警報システム」が追加された。
新搭載のハイビーム コントロール システムは、30km/h以上で走行中に対向車や先行車がいない場合に、ヘッドライトを自動で上向きに切り替え、夜間の視界確保をサポートするもの。
もうひとつの車線逸脱警報システムは、フロントガラスに設置されたカメラで車線を認識し、車両が車線を踏み越えそうになった時にドライバーに注意を促すもの。
これらの安全装備が従来技術に加えて追加されたことで、CX-5とアテンザは政府が推進する「安全運転サポート車」の「セーフティ・サポートカーS」の最高レベル「ワイド」をクリアする。セーフティ・サポートカーSは、安全運転サポート車のうち、特に高齢ドライバーに推奨される技術を搭載したものだ。
さらに2モデルには、車線変更時などに斜め後方から接近する車両を知らせる「ブラインド・スポット・モニタリング」や、駐車場で後退しながら出る際などに接近する車両を知らせる「リア・クロス・トラフィック・アラート」も搭載された。
価格は、CX-5が249万4800円から352万6200円。アテンザ(セダン/ワゴン)は279万7200円から400万1400円。
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