欧州で月間販売台数トップはトヨタ車初の快挙
世界的な自動車のリサーチ企業JATO(ジェイトー)ダイナミックスリミテッド社が、欧州27の国と地域における1月の新車販売リサーチの概要を発表しました。販売トップ5は次のようになっています。※()内は前年同月比
1位:トヨタ ヤリス 1万8094台(前年比+3%)
2位:プジョー 208 1万7310台(同-15%)
3位:ダチア サンドロ 1万5992台(+13%)
4位:フォルクスワーゲン ゴルフ 1万5227台(-42%)
5位:オペル/ボクスホール コルサ 1万4951台(-20%)
なんと、日本車の「ヤリス」が欧州で1月にもっとも売れたクルマに。
ヤリスはフランス工場で現地生産されているモデルですから支持を集めることはなんの不思議もないのですが、欧州メーカーのエース級モデルを抑えてのトップは大したものです。
トヨタ自動車に確認してみると「欧州でトヨタ車が月間新車販売のトップになるのは史上初」といいます。1月単月とはいえ、ついに欧州市場を日本車が制したといえる大快挙なのです。
Cセグメントでもカローラが3位につけている
しかも、このランキングでトップになったヤリスの中に「ヤリスクロス」は含まれていないということですから、ベーシックなハッチバックとして欧州でもっとも売れているモデル、ということになります。
ちなみに、ヤリスが属しているカテゴリーはサブコンパクトやBセグメントと呼ばれるク
ラスですが、その上のコンパクト(Cセグメント)クラスでも、トップのゴルフに肉薄する3位に「トヨタ カローラ」が名前を連ねているのでした。
CAFE規制(企業平均燃費)が厳しくなることにより、ハイブリッド車のラインアップを充実させているトヨタが欧州市場で有利になるという話はありましたが、コロナ禍による逆風をものともせず、ヤリスが欧州人気ナンバーワンになったというのは、グッドニュースといえそうです。
さらに、3月1日には、欧州9か国の自動車メディアが主催する「カーオブサイヤー2021」のイヤーカーとしてトヨタ・ヤリスが選ばれたという朗報も届きました。
新しい「フィアット 500」や「フォルクスワーゲン ID.3」という電気自動車を抑えてヤリスが受賞した理由には、ハイパフォーマンスバージョンである「GRヤリス」によるイメージアップもあったといいます。
すでに欧州では新車販売の25%程度がプラグイン車になっているという話もありますが、一般ユーザーにも手頃な価格で入手できるCO2排出量の少ないクルマとして、トヨタの"ストロングハイブリッド車"が人気を集めるという状況が続くのかどうか、今後の市場動向にも注目です。
文:山本晋也(自動車コミュニケータ・コラムニスト)
※写真
1-2枚目:トヨタ ヤリス
3枚目:プジョー 208
4枚目:ダチア サンデロ
5枚目:フォルクスワーゲン ゴルフ
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みんなのコメント
それでも凄いことだけど。