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【自動車博物館へ行こう】若手レーサー「飛鳥ミノル」の愛車であるランボルギーニ ミウラに、池沢早人師・サーキットの狼ミュージアムで会う

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【自動車博物館へ行こう】若手レーサー「飛鳥ミノル」の愛車であるランボルギーニ ミウラに、池沢早人師・サーキットの狼ミュージアムで会う

1970年代、スーパーカーを圧倒的に特別な存在へと昇華させた伝説的な「漫画」があった。それはもちろんフィクションだが、ランボルギーニ ミウラは間違いなくその時代を駆け抜けた「主役」だった。(Motor Magazine 2017年8月号より)

ランボルギーニ ミウラはまさにスーパーカーだった

独プレミアムスリーの販売に異変!?

1962年にイタリア・サンタアガタボロネーゼに誕生したアウトモビリ・ランボルギーニを一躍スターダムに押し上げた伝説的な名車。1966年に発売がスタート、4L V12DOHCをミッドに横置きする大胆な発想はジャン・パオロ・ダラーラによるものだった。

また、ベルトーネのマルチェロ・ガンディーニの手になる、それまで見たことのないような低くカッコいいスタイリングも驚きだった。

380psのV12DOHCエンジンを搭載して最高速は280km/h、さらには1200万円(71年当時)という価格など、すべてがスーパーであり、夢だった。当時の国産スポーツカーの雄、フェアレディ240Z-Gの2.4Lで150ps、最高速210km/hと比べても、その差は歴然。1970年後半に起きたスーパーカーブームによって、世界レベルの凄さを改めて知ることとなったのである。

ランボルギーニ ミウラは、1968年にはP400S、71年にはP400SVへと進化、レーシングバージョンの「イオタ」も大きな話題を呼んだ。ミウラは1966年~1971年の間に765台が生産されたと言われている。

写真は茨城県神栖市の「池沢早人師・サーキットの狼ミュージアム」に展示されているランボルギーニ ミウラ。漫画「サーキットの狼」の中では、主人公 風吹裕矢の義理の兄であり国内トップの若手レーサー “飛鳥ミノル” の愛車として登場した。

ランボルギーニ ミウラ P400S主要諸元

●全長4380×全幅1780×全高1100mm ●ホイールベース2504mm ●エンジンV型12気筒3929cc ●最高出力380ps/7700rpm ●最大トルク39.0kgm/5500rpm ●車両重量1180kg

池沢早人師・サーキットの狼ミュージアム

2009年、スーパーカーブームの契機となった「サーキットの狼」の作者、池沢早人師の漫画家デビュー40周年を機に設立された博物館。館内には「サーキットの狼」の中で登場したスーパーカーたちがタイムスリップしたかのように展示されている。ランボルギーニ ミウラの他にも、ロータス ヨーロッパ、デ・トマソ パンテーラ、マセラティ カムシン、ランチア ストラトスが並ぶフロアにいるだけで気分が高揚してくる。

●住所:茨城県神栖市息栖1127-26
●入館料:入館料 大人800円 高校生以下400円(保護者同伴で、小学生以下無料 各種割引有り)
●開館日:10:00~16:00(最終入館時間 16:30)
●開館日:土日・祝日(HPでご確認下さい)
●駐車場:あり
●電車でのアクセス:JR鹿島線 潮来駅からタクシーで約20分。JR成田線 小見川駅からタクシーで18分。
●高速バスでのアクセス:JR東京駅八重洲南口より90分/羽田空港高速バス13番乗り場より90分/各路線とも鹿島セントラルホテル前下車、タクシー約10分
●クルマでのアクセス:東関東自動車道潮来I.C.より約15分
●展示車両は入れ替えあり。

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