2月24日、スペインのバルセロナ−カタルニア・サーキットで2022年第1回F1プレシーズンテスト2日目が行われ、マクラーレンは午前セッション、午後セッションともにダニエル・リカルドが2022年型マシン『MCL36』のステアリングを握りテスト走行を実施した。
1日を通してMCL36をドライブしたリカルドは午前・午後あわせて計126周を走破し、午前セッションではC3タイヤで1分20秒355というトップタイムを記録。続いての午後セッションではC4タイヤで1分20秒288というベストタイムを記録し、全16人中の3番手につけた。
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走行を終えたリカルドは「いろいろな角度から見て良い1日だった」と述べ、マシンの信頼性とチームの仕事ぶりを称賛した。
「信頼性は素晴らしかったと思うよ。このマシンをまとめ上げるため、懸命に仕事をしてくれたチームとみんなのおかげだ。彼らに心から感謝している。まったく新しいマシンを作り、コースでこんなにスムーズに走らせるなんて本当にすごいことだ。あらためてお礼を言いたい」
「2日間とも100周(ノリス103周)を超えることができていて、僕とランドはマシンを理解してプッシュするチャンスに恵まれている。とてもうれしいよ。僕たちにはいくつかの強みがあるけれど、改善できる領域については作業を続けていく必要があるね」
また、マクラーレンF1でエグゼクティブディレクターを務めるアンドレア・ステラは、テスト2日目について「非常に充実したものになった」とコメントしている。
「2日目はダニエルが走行したが、多くの周回をこなすことができたし、特に運営面でも信頼性の面でも問題はなかった。一連のテストを完了し、タイヤパフォーマンス、セットアップ、空力について多くの情報を収集することができた」
「走行するごとにこの新マシンについて学ぶことができているので、これからのシーズンに向け、MCL36から最大限の力を引き出せるようになってきている」
2月25日に第1回プレシーズンテストは最終日を迎えるが、マクラーレンは午前セッションではノリス、午後セッションではリカルドがMCL36をドライブする予定だ。
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