2021年からWRC世界ラリー選手権トップカテゴリでワンメイクタイヤサプライヤーを務めるピレリは、タイヤ開発のテストドライバーにアンドレアス・ミケルセンを起用し、シトロエンC3 WRCを使用するのではないかと報じられている。
WRCはコスト削減などの観点から、2021年にワンメイクタイヤを導入する。そのサプライヤーはF1でもワンメイクタイヤを供給するピレリが務め、同社は2010年以来のWRC復帰を果たす。ピレリとWRCの契約は現時点で2024年まで。
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タイヤの開発テストは新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で一時中断を余儀なくされたとみられるが、ヨーロッパ圏で行われていたロックダウン等が解除されたことを受けて近日中に再開される見込み。
その開発テストに向けて、ピレリは現行のWRC最上位クラスを戦った経験のあるドライバーの起用を希望しているとみられ、ドライバーリストの先頭に名があるのがミケルセンだとされている。
ミケルセンは2013~16年までフォルクスワーゲンに所属し、3度の優勝を飾った経験を持つ。フォルクスワーゲンがシリーズから撤退したあとはシトロエンやヒュンダイに所属してWRCを戦ってきたが、2020年はヒュンダイでのレギュラーシートを失っていた。
そのミケルセンはWRC公式サイト『WRC.com』に対し、「ピレリとコンタクトを取っているのは事実だし、何名かと一緒に候補に挙げてもらっているようだが、何かが決まったわけではない」とだけコメントしている。
また、ピレリは開発テストに最新規定に沿ったWRカーの使用を求めているともみられ、2019年限りでシリーズから撤退したシトロエンのワークスマシン、C3 WRCを使用する可能性が高いとみられている。
ピレリのラリー部門でアクティブマネージャーを務めるテレンツィオ・テストーニはWRC.comに対し「FIAとともに2021年に向けたテストフォーマットの最終策定を進めている。テストの実施方法についても詳細を詰めている段階だが、7月前半には走行を再開できるはずだ」とコメントした。
「テスト走行をこなすことで、2021年のWRC1(現在のWRカー)用タイヤをホモロゲーションどおりに作り上げることが可能になる。テストの詳細については近日中にお伝えできるはずだ」
海外では元トヨタのクリス・ミークもテストドライバーの候補だと報じられているが、ミークは2018年にシトロエンをシーズン途中で解雇されているため、同社との関係が良好ではない点が足かせになっているとの見方もある。
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