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2022年版 加速性能ランキング 1位は大阪発? 0-97km/h加速3.0秒以下のバケモノたち

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2022年版 加速性能ランキング 1位は大阪発? 0-97km/h加速3.0秒以下のバケモノたち

世界で最も加速がいいクルマは?

世界最速のクルマには、さまざまな形や大きさのものがある。ガソリン車、ハイブリッド車、EV、本格的なスポーツカー、高級セダンなど、0-97km/h発進加速(または0-100km/h発進加速)で3.0秒を切るための公式は1つではない。

【画像】最も加速がいいクルマとは?【フェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレンなどを写真で見る】 全125枚

今回は、自動車メーカーが公式に主張する数値に基づき、発進加速性能が最も高いモデルをピックアップした。コンセプトは除き、実際に購入できる市販車のみを含んでいる。改造車やサーキット走行専用のマシンは対象外だ。

また、テスラやルーシッドには申し訳ないが、米国でよく用いられるドラッグレース方式の「ワンフット・ロールアウト(発進時の最初の1フィートを無視する)」も除外する。3.0秒を切ることができなかったのなら、このリストには入っていない。

10. フェラーリ296 GTB、フェラーリF8トリブート、ランボルギーニ・ウラカン・エボ、マクラーレン720S – 2.9秒(0-100km/h加速)

3.0秒の壁を破るのは並大抵のことではないが、現代ではいくつものクルマがこれを達成したと主張している。しかし、ここで10位に並んだ4台のクルマは、いずれも公道走行重視のタイヤを履いたミドエンジン・後輪駆動(MR)方式のものばかりだ。このレイアウトでは、「2.9秒」というのが加速力の限界と見られる。

マクラーレン720SとフェラーリF8トリビュートはともにV8ツインターボ、ランボルギーニ・ウラカン・エボは5.2L V10自然吸気エンジンを搭載している。しかし、296 GTBはプラグインハイブリッドの3.0L V6エンジンを搭載し、最高出力830psを発揮するなど、スーパーカーの未来を垣間見ることができる。

9. アリエル・アトム4、ケーニグセグ・レゲーラ、マクラーレン765LT、ポルシェ・タイカン・ターボS、ラディカルSR8、ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJおよび780-4ウルティマエ – 2.8秒(0-100km/h加速)

静止状態から100km/hまで2.8秒で到達するクルマとなると、その性格はかなり極端だ。アリエル・アトム4やラディカルSR8はサーキット向けのスペシャルな雰囲気を漂わせているし、その一方では高級EVセダンのポルシェ・タイカン・ターボSが優雅なフォルムを誇っている。

そして、ハイブリッド車のケーニグセグ・レゲーラ、ハードコアなマクラーレン765LT、ランボルギーニ・アヴェンタドールなど、血の通ったスーパーカーも勢ぞろいしている。

8. ケータハム620R – 2.79秒(0-97km/h加速)

ケータハムのマシンは、その性質上、どれも異常に速く感じられるが、620Rはその印象を実際の数字で裏付けている。最高出力314psのスーパーチャージャー付き2.0Lエンジンと6速シーケンシャル・トランスミッションを備えたこのモデルは、間違いなくナンバープレートを付けた中で最も過激なセブンであると言えるだろう。

しかし、このリストでの位置づけは少し図々しい。というのも、2.79秒というタイムは具体的すぎるし(多くの場合、コンマ1秒単位で切り上げる)、0-100km/hではなく0-97km/hの結果であるためだ。

7. ポルシェ992型911ターボS(0-100km/h)、ラディカルRXC GT(0-97km/h) – 2.7秒

計測基準の速度差はあるにせよ、ハイパフォーマンスカーのテンプレートとしては、まったく異なる2台だ。最新の911ターボSは、最高出力650psのツインターボ・フラット6に加え、四輪駆動システムとリアエンジンの重量配分による卓越したトラクションを誇っている。なお、ローンチコントロールを装備するスポーツクロノパッケージが必要だ。

一方、ラディカルRXC GTは、900kgものダウンフォースを持つ公道用レーシングカーである。買い物に行くよりもバックストレートを疾走するのが似合うボディの下に、フォードGTと同じ3.5L V6ターボを搭載。標準仕様で最高出力405ps、0-100km/h加速2.8秒を実現する。2.7秒を狙うには、アップグレードされた660psのユニットが必要となる。

6. ブガッティ・シロン、フェラーリSF90 – 2.5秒(0-100km/h)

ブガッティ・シロンは加速性能ランキングの常連だ。ただし、必ずしもトップを穫れるわけではない。ブガッティの「エントリーモデル」であるシロンは、8.0L W16クワッドターボで1500psものパワーを発揮し、0-100km/h加速2.5秒を実現する。

フェラーリSF90は、ツインターボV8と3基の電気モーターを組み合わせた1000psのハイブリッドパワーにより、同じタイムを達成する。いずれにせよ、宇宙飛行士が経験するような加速度である。

5. ブガッティ・シロン・スーパースポーツ – 2.4秒(0-100km/h)

タイムをコンマ1秒短縮したいなら、シロン・スーパースポーツを選ぼう。0-100km/h加速よりも重要なのは、静止状態から300km/hまで到達するのに12.1秒しか必要としないことである。これはフォード・フィエスタの0-100km/h加速タイムとほぼ同じだ。

4. ウルティマRS、ウルティマ・エボリューション・クーペ – 2.3秒(0-97km/h)

英国の自動車メーカーであるウルティマは、スーパーカー市場では見落とされがちな存在だが、非常に強力なドライバーズマシンを製造しており、価格1ポンドあたりの性能という点では他の追随を許さない。

旧型のウルティマ・エボリューション(写真)には最高出力1034psを発生するシボレー製6.8L V8スーパーチャージャーが、新型のRSには1217psを発生するLT5 V8スーパーチャージャーが搭載される。

いずれにせよ、0-97km/hのタイムは同じ2.3秒という凄まじい速さだ。マクラーレンF1に搭載されるBMW製V12エンジンのテスト車両に選ばれたのも、このウルティマであることをお忘れなく。

3. ピニンファリーナ・バッティスタ – 2.0秒(0-97km/h)

電動ハイパーカーの先駆けであるバッティスタは、その部品の多くをリマック・ネヴェーラと共有しているが、若干のデチューンにより最高出力を1903psに抑えられている。それでも、0-97km/h加速は2.0秒フラットと、そのパフォーマンスはまさに電撃的と言えるだろう。イタリア生まれの甘美なフォルムも特徴だ。このクルマに乗りたいなら、少なくとも3億円は必要だろう。

2. リマック・ネヴェーラ – 1.85秒(0-97km/h)

ネヴェーラのスペックを見れば、クロアチアの新興企業リマックがブガッティやポルシェと手を組めたのも納得がいく。カーボンファイバー製ボディに4基の電気モーター(各車輪に1基ずつ)を収めたこのマシンは、1940psという驚くべき出力を誇り、0-97km/hで2.0秒を切る偉業を成し遂げた。120kWhの大容量バッテリーを搭載し、1回の充電で約550kmの走行が可能とされている。

1. アスパーク・アウル – 1.72秒(0-100km/h)

EVで2.0秒を切るには、どれだけのパワーが必要なのだろうか。大阪のメーカー、アスパークが考えたのは、4基のモーターと64kWhのバッテリーで2012psのパワーを発揮するというものだった。アウルの車重は1900kgで、理論上の最高速度は400km/hに達する。50台の限定生産で、4億円近い価格で販売された。2021年に納車が開始されているという。

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みんなのコメント

8件
  • 実用的な殺人マシン
    プリウスミサイルが入ってないじゃん
  • 大阪市北区中崎西3丁目に「アスパーク」のショールームみたいな所が有る。
    近道しようとして偶然見付けてビックリした。
    なにせ車両価格3億円以上というハイパーカーのショールームとは思えない、一方通行の入組んだ場所だからだ。

    果たして売れたんだろうか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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