現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!

ここから本文です

もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!

掲載
もてぎでド迫力のトライアル世界選手権が開催 ロードレースにはない選手と観客の一体感がスゴい!

もてぎでトライアル世界選手権が開催!そもそもトライアルってどんな競技?

 栃木県茂木町にある複合レジャー施設「モビリティリゾートもてぎ」では、2024年5月18日から19日にかけてトライアルの世界最高峰である「2024 Hertz FIMトライアル世界選手権 第1戦 大成ロテック日本グランプリ」が開催されます。

【画像】FIMトライアル世界選手権の画像を見る(10枚)

 トライアルは、岩場や崖のような困難な区間(セクション)をいかに正確なテクニックで走破できるかを競うスポーツです。足をついてしまったり、転倒してしまったりした場合、あるいは後退してしまった場合などに減点され、減点数の少なさをもとに順位が決まります。

 多くのモータースポーツと異なり、速度を競うわけではないのがトライアル最大の特徴です。規定時間までにゴールできなければ時間に応じたペナルティが課されるものの、時間内であればタイムは関係ありません。

 当日は12種類のセクションが用意され、選手たちはそれぞれ順番に挑戦していきます。1番から9番のセクションまでは入場料のほか観戦チケットが必要になりますが、10番から12番までは入場料だけで観戦することが可能です。セクション間の距離はそれほど遠くなく、散歩感覚で見て回ることができます。

 なお、トライアルという競技の性質上、セクションはすべて屋外に設置されています。そのため観戦する際は、雨具や折り畳みいすを持っていったり、セクション間の移動に備えて歩きやすいクツを選ぶことも大切です。

 トライアルの大きな魅力は、観客と選手の距離が近い点です。

 たとえば、レーシングコースで開催されるMotoGPのようなロードレースでは、観客席からの声援が競技中のレーサーに聞こえることはまずありません。しかし、トライアルの場合は観客席とセクションの距離が近いため、熱い声援を選手に届けることができます。

 また、競技や表彰式が終わったあとには、選手たちによるセルフィー&サインイベントの開催も予定されています。ここでも選手と観客の距離の近さを感じることができるはずです。

 このように、観客と競技者とがひとつになってその場の雰囲気を作り上げるのが、トライアルならではの魅力です。

当日のもてぎではホンダのイベントも同日開催!話題を呼んだあのモビリティも参戦

 また、当日のモビリティリゾートもてぎでは、ホンダが開催する体験型イベント、「Enjoy Honda 2024」も開催されます。

 Enjoy Hondaは、ホンダが毎年いくつかの会場で開催する、ホンダ製品を「見て、遊んで、体感する」ことを目的としたイベントで、2024年はモビリティリゾートもてぎのほか、マリンメッセ福岡、夢メッセみやぎ、アイテムえひめで開催されます。

 当日は、フォーミュラカーの「タイヤ交換チャレンジ」や、ジャパンモビリティショー2023で大きな注目を集めた次世代モビリティ「UNI-ONE」を体験できるプログラムなどの開催が予定されています。

 すさまじい速度でコーナーに進入し、タイヤに大きな負荷をかけるスーパーフォーミュラは、レース中のタイヤ交換が必須です。タイヤ交換にかかる時間もレースのタイムに直結するため、ピットクルーと呼ばれる作業員は、専用工具を使って信じられないほどの速さでタイヤを交換します。

「タイヤ交換チャレンジ」では、そんなタイヤ交換の一連の作業を、本物のレースで使用されているフォーミュラカーと工具で体験することができます。

 また、モビリティショーで話題になった「UNI-ONE」は、まるで動くいすのような見た目のモビリティです。

 一般的な車いすや電動モビリティに乗る際は、手を使って加減速や方向転換などの操作をしますが、UNI-ONEは体重移動によって操作するしくみです。このしくみによって両手を自由に使うことが可能になり、移動しながらできることの選択肢が広がります。

 そのほか、謎解きイベント「不思議な予知夢と輝く未来」のような家族で楽しめるプログラムも開催されるため、バイク好きやクルマ好きでなくても楽しめるイベントになっています。

 Enjoy Hondaチケットがあれば、割安な追加料金でトライアル世界選手権の全セクションを観戦することが可能なので、どちらか一方に行くついでにもう一方にも顔を出してみる、という楽しみ方もできそうです。

※ ※ ※

 都心からモビリティリゾートもてぎまでの、高速道路を利用した際の所要時間はおよそ2時間です。首都圏在住の人であれば、日帰りでも十分楽しむことができます。週末のツーリングや家族とのお出かけの目的地にしてみてもよいかもしれません。

関連タグ

こんな記事も読まれています

「Kawasaki Plaza Racing Team」が鈴鹿8耐への参戦体制を発表! カワサキ応援チケットも発売
「Kawasaki Plaza Racing Team」が鈴鹿8耐への参戦体制を発表! カワサキ応援チケットも発売
バイクのニュース
【MotoE第4戦イタリア大会】スケジュールは変則的に。レース間2時間で充電は間に合ったのか?
【MotoE第4戦イタリア大会】スケジュールは変則的に。レース間2時間で充電は間に合ったのか?
バイクのニュース
岡山国際サーキットでプロの技を体感! TOYO TIRESの走行会に潜入
岡山国際サーキットでプロの技を体感! TOYO TIRESの走行会に潜入
レスポンス
F3王者でF3000優勝経験もある中谷明彦が30年ぶりにフォーミュラを体験! マシンの進化の凄まじさをまざまざと見せつけられた
F3王者でF3000優勝経験もある中谷明彦が30年ぶりにフォーミュラを体験! マシンの進化の凄まじさをまざまざと見せつけられた
WEB CARTOP
俺のやってきた35年間を返せ!! スポーツ走行派にこそ欲しいホンダEクラッチ
俺のやってきた35年間を返せ!! スポーツ走行派にこそ欲しいホンダEクラッチ
バイクのニュース
個人的試乗ランキング1位! スズキ「Vストローム250SX」はどんな道でも安心して身を任せられるオールラウンダーな1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション
個人的試乗ランキング1位! スズキ「Vストローム250SX」はどんな道でも安心して身を任せられるオールラウンダーな1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション
バイクのニュース
フルカウルなのに乗りやすい! スズキ「GSX250R」はどんなライダーも楽しませてくれるオールマイティーな1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション
フルカウルなのに乗りやすい! スズキ「GSX250R」はどんなライダーも楽しませてくれるオールマイティーな1台 レーシングライダー石塚健の市販車インプレッション
バイクのニュース
【敷居の低いモータースポーツ?】 クラス分け絶妙 東京ベイサイド・クラシック・カップ・シリーズ(TBCC)
【敷居の低いモータースポーツ?】 クラス分け絶妙 東京ベイサイド・クラシック・カップ・シリーズ(TBCC)
AUTOCAR JAPAN
その転がりに歴史あり!? 自転車の車輪はどのように進化した?
その転がりに歴史あり!? 自転車の車輪はどのように進化した?
バイクのニュース
ラリー界で元アスリートたちの存在感が上昇中! オリンピック金メダリスト清水宏保選手がふたたび全日本丹後にチャレンジ
ラリー界で元アスリートたちの存在感が上昇中! オリンピック金メダリスト清水宏保選手がふたたび全日本丹後にチャレンジ
Auto Messe Web
ハーレー新型「ロードグライド」に感じる 高い完成度と『お得感』
ハーレー新型「ロードグライド」に感じる 高い完成度と『お得感』
バイクのニュース
安全運転の証?バイクのタイヤに残るアマリングとは
安全運転の証?バイクのタイヤに残るアマリングとは
バイクのニュース
レース仕様のダイハツ「ミラ」はまだまだ進化中!「東北660選手権」参戦マシンの予算を抑えた勝利の方程式とは
レース仕様のダイハツ「ミラ」はまだまだ進化中!「東北660選手権」参戦マシンの予算を抑えた勝利の方程式とは
Auto Messe Web
ドリフトデモラン披露やD1GPの裏話も! 「トーヨータイヤファンミーティング」岡山で開催
ドリフトデモラン披露やD1GPの裏話も! 「トーヨータイヤファンミーティング」岡山で開催
くるまのニュース
100台近くのアバルトが富士に集結 オーナー向けドライビング・アカデミー開催
100台近くのアバルトが富士に集結 オーナー向けドライビング・アカデミー開催
AUTOCAR JAPAN
ヤマハ「XSR900GP」を往年のレーサー風に 「YAMAHA Yard Built」最新プロジェクト公開
ヤマハ「XSR900GP」を往年のレーサー風に 「YAMAHA Yard Built」最新プロジェクト公開
バイクのニュース
トヨタGR、モントレーは7位。眞貝「アップデートをタイムにつなげられず悔しい」/全日本ラリー第5戦
トヨタGR、モントレーは7位。眞貝「アップデートをタイムにつなげられず悔しい」/全日本ラリー第5戦
AUTOSPORT web
ホンダ「DJ-1R」のF-1バージョン!! 地上最速のロマンを持つ誇り高き原付スクーター
ホンダ「DJ-1R」のF-1バージョン!! 地上最速のロマンを持つ誇り高き原付スクーター
バイクのニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村