現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダが新型「オデッセイ」を今冬発売! デザイン・スペック何が変わる? ヒントは中国仕様にあった

ここから本文です

ホンダが新型「オデッセイ」を今冬発売! デザイン・スペック何が変わる? ヒントは中国仕様にあった

掲載 65
ホンダが新型「オデッセイ」を今冬発売! デザイン・スペック何が変わる? ヒントは中国仕様にあった

■日本にも導入予定の「ブラックエディション」が中国で先行発表

 ホンダは2023年冬に国内へ高級ミニバン「オデッセイ」を再導入し、2021年まで販売されていたオデッセイを一部改良するともに、新タイプ「ブラックエディション」も追加するといいます。
 
 新型オデッセイはどのようなモデルになるのでしょう。中国で発表された2024年モデルにヒントがありそうです。

【画像】内外装がグッと「オシャ」に! ホンダ 新「オデッセイ」の写真を見る(47枚)

 1994年に初代モデルが登場したオデッセイは、ミニバンカテゴリーの草分け的存在です。

 その後世代を重ね、2013年にフルモデルチェンジした5代目では、従来型に比べ背を高めたことで室内空間を拡大したほか、国内向けオデッセイで初めて後席スライドドアを採用しました。

 あわせて高級感も大幅にアップし、高級ミニバンとしての色を強めています。

 その後ハイブリッドモデルを追加するなどたびたび改良を実施してきましたが、2020年11月には内外装のデザインを大幅に変更し質感を向上させるマイナーチェンジを行い、さらに大幅なリフレッシュを図っています。

 しかしホンダ埼玉製作所 狭山工場閉鎖に伴い、マイナーチェンジからわずか1年の2021年12月末に生産を終えてしまいました。

 マイナーチェンジ直後の2021年には、年間2万1148台(月/約1762台平均)を販売し、売れ行きも不振ではなかっただけに、突然の販売終了に驚いたホンダファンも多かったようです。

 復活を願う声を受け、ホンダでは2023年4月に、オデッセイを国内に再導入すると発表しました。

 今回は国内での再生産ではなく、現在も中国で現地生産される仕様(2020年マイナーチェンジ仕様)をベースにした一部改良版を輸入すると説明します。

 従来モデルに対し新デザインのフロントグリルを採用するほか、装備の充実や先進運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」に新機能も追加されます。

 加えて、ブラック加飾を装備する新タイプ「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」も追加設定される予定です。

※ ※ ※

 そんななか、ホンダの中国合弁会社である広汽本田汽車(広東省広州市/以下、広汽ホンダ)は6月20日に、現地で生産されるオデッセイの2024年モデルを発表しました。

 同時に、広汽ホンダ増城工場で生産されるオデッセイが日本に輸出されることも明らかにしています。

 中国仕様のオデッセイ2024年モデルでは、現地の最新排出ガス基準「国6b」を満たすほか、スマートフォンアプリによるリモートコントロールや音声認識機能、前後LEDヘッドライト、シーケンシャルウインカーなど10を超える機能が追加されています。

 さらに「シャープロイヤルエディション」と「シャープエクストリームエディション」には、新たな「ブラックエディション」を設定しました。

 ブラックエディションは、マットブラックのフロントグリルとブラッククロームメッキのトリム、マットブラックのホイール、ブラックのドアミラーやテールライトなど、細部に渡り黒の加飾が施されたものです。

 テールゲートにはブラック エディション専用ロゴもあしらわれます。

 なおホンダでは、国内向けの新型オデッセイを今冬より発売する予定で、先行予約を今秋に行うとしています。

 国内へ新たに導入されるブラックエディションも、今回中国で発表された同仕様に近いものとなることが予想されます。

 新機能も含め、再導入が待ち遠しいところです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
ホンダ新型「N-BOX」登場! 史上初「映える」凄い“オシャ内装”採用! めちゃ便利な「画期的な機能」も搭載! リラックスできて“テラス気分”な「軽バン」とは?
くるまのニュース
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
「中古車を買いに来たら『支払総額表示』で売ってくれませんでした、詐欺ですよね?」 「別途費用が必要」と言われることも…! 苦情絶えないトラブル、どんな内容?
くるまのニュース
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
どんな違いがあるのか!? 通常モデルとは違う仕様が用意されている中型バイク3選
バイクのニュース
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
日本発の「ペダル踏み間違い防止装置」、世界標準へ…国連が基準化
レスポンス
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
写真で見るニューモデル 光岡「M55ゼロエディション」
日刊自動車新聞
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
旧ビッグモーター、車両の修理不正もビッグに8万件、補償総額数十億円も[新聞ウォッチ]
レスポンス
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
フェルスタッペンとのタイトル争いは“敗北濃厚”も……今季の戦いで自信深めたノリス「優勝争いに必要なものを持っていると言えるようになった」
motorsport.com 日本版
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
フェラーリ『ローマ』後継の新型スーパーカー、車名は『アマルフィ』が最有力!
レスポンス
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
注目が集まる角田裕毅の2025年シート「僕はレッドブルの一員なのでここにいます。ホンダとは話をしていません」
motorsport.com 日本版
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
次の「黄バイ」はBMW? 首都高専用パトロールバイク「F900XR」がカッコ良すぎる!
くるくら
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
まさかの「RAV4“軽トラ”」登場!? ド迫力の“真っ黒顔”がスゴすぎる! オフロード感強調の「SPIEGELカスタム」どんなモデル?
くるまのニュース
これはクセスゴ!!  オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
これはクセスゴ!! オーナー自作多数のホンダ「CT125・ハンターカブ」カスタム発見!!
バイクのニュース
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
[15秒でわかる]アキュラ『ADX』新型…内外装はスポーティかつ高級な印象に
レスポンス
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
アルピーヌは東京オートサロン2025で3台のA110を披露
カー・アンド・ドライバー
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
WRCラリージャパン2024が開幕、4日間の熱い戦い トヨタ逆転優勝なるか
日刊自動車新聞
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
【スクープ!】AMG製電動スーパーSUVデビュー間近!メルセデスAMGが新型電動SUVを開発中!
AutoBild Japan
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
「マジで!?」ホコリまみれの“スクラップ車”が14億5000万円で落札!? 50年ぶりに見つかった1956年製メルセデスの“驚きの価値”とは?
VAGUE
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
ミツオカ「M55」発売決定! 2025年生産販売台数は100台で、2024年11月22日から受付開始
Webモーターマガジン

みんなのコメント

65件
  • 10年も前の旧型じゃねーか(笑)
  • 国内売れ行悪いから廃盤になったのに、アルヴェルは新型出してきてエルグランド復活の声も聞こえてきて、焦ったホンダが、なんと中国製造の旧型オデッセイを日本に持ってくる。
    なにをやっとんやホンダは??
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.9544.0万円

中古車を検索
オデッセイの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

480.0516.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

9.9544.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村