パジェロは姿を消してしまったもののデリカD:5、アウトランダーを中心に今や三菱はすっかりSUVメーカーに。でもかつてディアマンテにギャラン、レグナムなど背の低いモデルもいっぱいあったのだ。そこで、勝手ながらホントにSUVだけでいいのか!? というのを考えてみた。
文:小鮒康一/写真:ベストカーWeb編集部
やっぱ三菱はランエボよ!! ギャランにレグナムも復活切望!! 三菱はホントにSUVだけでいいの!?
■トライトン復活でもしやパジェロも!?
12年ぶりに国内復活を果たすトライトン。これキッカケにパジェロもぜひ!!
三菱といえば今ではアウトランダーPHEVやデリカD:5、デリカミニなどSUVテイストを持った車種が中心となり、安定した人気を誇っている。
それはそれで素晴らしいことであることは間違いない。
だが、往年の三菱ファンとしては俊足4WDセダン&ワゴンに乗りたいと考えている人も多いのではないだろうか?
■ラリーアートもあった!! ギャラン再復活はあるか!?
ギャランフォルティスにはラリーアート仕様もあった!! それにしても先々代ギャランかっこいいな……
ギャランの初代モデルは1969年にデビューし、それまでの三菱の4ドアセダンであったコルトの後継車種であった。
それでありながら、新世代のモデルということを示すためにギャランというサブネームが与えられ「コルトギャラン」となっていた。
その後、コルトが取れて単にギャランとなった同車は、4代目モデルまでが後輪駆動、5代目モデルからは前輪駆動へと姿を変えていった。
1987年に登場した6代目モデルでターボエンジン&4WDシステムを搭載した「VR-4」を設定し、ラリーでも大活躍をすることとなった。
1992年に登場した7代目モデルからはラリーベース車としてランサーエボリューションが登場したこともあり(ランエボ登場は7代目ギャランより後だったが)、VR-4のエンジンをV6への変更。
そして1996年に登場した8代目が2005年まで販売されたのち、一旦ギャランの名前は消滅。
2007年にギャランフォルティスと新たなサブネームを与えられて復活。
当初はターボモデルは存在しなかったが、2008年にランエボ譲りの2Lターボと6速DCTを搭載した「ラリーアート」が登場し、再び速いギャランが復活することとなったのだった。
■打倒レガシィ!! 最強スーパーVR-4もあったレグナム
中古価格急騰中!! ランエボもだけど、こういった背の低いモデルも市販化してよ……
一方のレグナムは1996年に8代目ギャランのステーションワゴン版として登場。
当時はレガシィツーリングワゴンが人気を博していたため投入されたものだったが、トップグレードにはレガシィにはないV6 2.5Lターボエンジンを搭載。
ギャラン譲りの逆スラントノーズの迫力のあるエクステリアなど、人気を集めることとなった。
また1998年1月には前年の東京モーターショーに参考出品されて話題を集めた大型エアロパーツを纏った「スーパーVR-4」がリリースされ、ガンダムチックなルックスを好むファンのハートを打ち抜いたのも印象的だった。
しかし2002年9月にギャランのVR-4が生産終了となるとレグナムも生産を終了し、V6エンジンを搭載するセダン/ワゴンは消滅することとなったのだった。
結局現在までギャラン/レグナムの後継車種と言える車種は存在せず、そもそも三菱のラインナップにセダンやステーションワゴンが消えて久しい。
往年のファンとしては未だに復活が熱望されるランサーエボリューションと共に、ギャランやレグナムのようなモデルの復活も夢見たいものである。
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みんなのコメント
まずは売れる車を地道に作って体力を取り戻し、その暁には三菱にしか出来ないような面白いモデルの復活を期待したい。