■700馬力超え新型「カクカク2ドアクーペ」初チラ見せ
ステランティスグループで、マッスルなイメージを持ち味とするアメリカンブランド「ダッジ」は2024年1月13日、同年後半に市販を予定している新型「チャージャー デイトナ SRT」プロトタイプの一部画像を公式SNSで初公開しました。
【画像】超カッコイイ! これが新型「ダッジ チャージャー デイトナ SRT 」です!画像で見る(62枚)
チャージャーはダッジを代表するマッスルカー。映画「ワイルド・スピード」シリーズでも主人公の愛車としても有名です。
現行モデルは4代目にあたり、最高出力797hp、最大トルク881Nmを発生する6.2リッターV8エンジンをフラッグシップ仕様の「ヘルキャット」に設定するなど、往年の魅力を受け継ぎ、根強い人気を誇っています。
そんな大排気量エンジンのマッスルカーにもEV化の波が押し寄せています。
シボレーは電気モーターとV8エンジンを組み合わせたコルベット初の電動4WDモデル「E-Ray」を発表、フルEVの市場投入も明言しています。
また、フォードはSUVタイプのEV「マスタング マッハE」をすでに発売しています。
今回、ダッジの公式SNSで公開された画像には、初代チャージャーを想わせる直線を多用したクラシックなデザインの新型車が写っています。
横一文字の細いフロントグリルには「Fratzog(フラッツォーグ)」と呼ばれる三角形のロゴが備わり、2022年夏に世界初公開された「チャージャー デイトナ SRT コンセプト」のプロトタイプと思われます。
チャージャー デイトナSRTコンセプトは、100%電力で駆動する「eマッスルカー」。400Vのシステムを搭載し、高性能バージョンの最高出力は670hpを発生します。
また、ダッジはさらに強力な800Vのシステム投入を示唆。詳細は明らかにされていませんが、パワースペックでヘルキャットを上回るといいます。
トランスミッションはエレクトロメカニカルシフトを備える「eRuptマルチスピード」で、ステアリングホイールに「パワーショットボタン」を配置し、ワンプッシュで素早い加速を実現。
また、126dBのV8エキゾーストサウンドをジェネレーターで再現しています。発売は2024年後半の予定です。
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