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マツダCX-60、受注絶好調にうれしい悲鳴!? 販売店「今から注文しても12月生産に…」

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マツダCX-60、受注絶好調にうれしい悲鳴!? 販売店「今から注文しても12月生産に…」

4月25日から先行予約受注を開始したマツダCX-60。CX-5の兄貴分に当たるモデルで、FRプラットフォームを採用した期待のラージ商品群第一弾だ。マツダ初となるPHEVや、大排気量ディーゼルエンジンなど話題豊富なCX-60だが、先行予約開始とともにかなりの受注件数になっているようだ。

当初は、「これは高そう」と価格面を心配する声もあったが、蓋を開けてみたら驚きの価格設定。すでに各方面に情報が出ているが、なんと300万円を切るモデルもあるという。パワートレーン別の価格帯は、下記のとおり(販売店からの情報)。

【マツダCX-60も実施】スピーカーからエンジン音を出すクルマが増殖中…その理由とは

(1)2.5L・直4ガソリン
FR:299万2000~384万4500円
4WD:321万7500~407万円

(2)3.3L・直6ディーゼルターボ
FR:323万9500~443万3000円
4WD:346万5000~465万8500円

(3)3.3L・直6ディーゼルターボ+モーター(48Vマイルドハイブリッド)
4WD:505万4500~547万2500円

(4)2.5L・直4ガソリン+モーター(PHEV)
4WD:539万~626万4500円

CX-60の魅力を余すところなく味わうなら、(3)か(4)のなかから選びたいところ。となると500万円オーバーで、車格やクオリティに見合ったお値段となる。ただ、「4WDが必要ない」という人でも3.3L・直6ディーゼルターボを味わえるラインアップにしてくれたのはマツダの良心で、(2)なら300万円前半の価格で検討できる。CX-5の2.2L・直4ディーゼルターボ搭載車とほぼ同じスタート価格なのだ。昨今のマツダ車は、ベースグレードでも内装のクオリティが高い。CX-60も場合も、400万円以下のグレードでも十分満足できるのではないだろうか?

編集部が聞いた販売店によれば、「現時点では、ディーゼル+マイルドハイブリッド((3))の引き合いが多いように感じています」とのこと。3.3L・直6ディーゼルは254ps/56.1kgmと排気量を考えれば比較的穏やかなスペックではあるが、燃費はなんと19.0km/L(4WD)とのウワサ。「排気量の拡大を、パワーだけでなく燃費に使いました」という、マツダならではの高効率燃焼を実現したエンジンだ。その燃費値はCX-3の1.8L・直4ディーゼルターボ(4WD)と同等。コンパクトSUVと、CX-5より大きいSUVが同じ燃費とは…驚くばかりである。

エンジンフィールは、十分すぎるほど伸びやかで、燃費志向のエンジンとは思えないほど軽快。「ホントにディーゼルなの?」と思わせる快音も特徴で、内燃機に乗っている!という実感を味わえる。(3)の48Vマイルドハイブリッド付きなら、大排気量が苦手な低速域をモーターでアシスト。街なかでもスムーズかつ燃費の落ち込みも最小限に留められるだろう。

PHEVは、低速ではもちろんモーターで走れるEV感覚を実現。満充電で約60km、エンジン始動なしに走れるという。ただ、急速充電には対応していないようなので(これまで一切説明がなかった)、自宅で充電できる環境にある人が選ぶべきモデルといえる。といってもシステム総合スペックは372ps/51.0kgmとシリーズ最強で、低速から高速域まで気持ちのいい加速も味わえる。

さて、もっとも廉価な(1)は? スペックは188ps/25.5kgmとのことで、CX-5とほぼ同じ。車重はCX-60のほうが重いだろうから、加速感などはそれなりか。ただ、新開発したFRプラットフォームの乗り味は格別だから、パワーをそれほど求めない人なら十分選択肢に入れていいモデルだ。

いろいろ悩ましいCX-60。具体的な装備などは正式発売(2022年初秋)を待ちたいが…どうやら先行予約は絶好調のようで、「今から注文しても12月生産になってしまうようです」(販売店)とのこと。PHEVはもともとリチウムイオン電池の調達の関係で12月ごろの納車を予定していたが、すでにほかモデルも同じタイミングとなりそうなのだ。

「そういえば、どのモデルにしますか?」と膝を進められたので、「持ち帰って編集部で検討します」と言って販売店を後にした。編集部車の車検のタイミングを考えると…そんなに猶予はないかも!?

〈文=ドライバーWeb編集部〉

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みんなのコメント

110件
  • スタート価格でも充分な質感と装備なのに
    FRの直6が323万からなんてドンキ並みの価格破壊だな
    自社開発だからここまで下げられたのかな?
    とりあえず新しいラージ郡第一弾だから
    薄利多売で浸透させる考えかな?
    性能と質感とデザイン考えたら比較対象がいない
    価格が倍近いドイツ車と比較してどの程度かと言うレベル
  • 絶好調と見出しに出すなら最低でもマツダ本社に予約受注の台数確認してから記事にしようぜ。これじゃ小学校の学級新聞レベルの内容。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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