ブルース・マクラーレンの名を冠した奨学金制度
「ブルース・マクラーレン・エンジニアリング・インターン(Bruce McLaren engineering interns)」の資格を得た、ふたりの若いニュージーランド人学生が英国に到着した。彼らは同じニュージーランド出身のブルース・マクラーレンが立ち上げたマクラーレン・オートモーティブで、インターンシップとしての活動をスタートする。
マクラーレン・オートモーティブのインターンシップに、ニュージーランド人の大学生2名が参加
オークランド大学の学生、エリザベス・グラントとハーベイ・マートンは、1958年に奨学金を得て英国留学を果たしたブルース・マクラーレンの足跡をたどっていくことになる。
ブルース・マクラーレンは常にスーパースポーツを作り出すことを夢に掲げていた。マクラーレン・オートモーティブは、そのビジョンを実現するため2009年に設立。グラントとマートンのふたりは、高度なエンジニアリング技術と自動車への情熱を持っており、今後2ヵ月、マクラーレン・オートモーティブにおいてインターンとして様々な経験を積む予定だ。
ウォーキングのマクラーレン本拠地で様々な職種を経験
グラントとマートンは、英国・サリー州ウォーキングのマクラーレン・テクノロジーとマクラーレン・プロダクションセンターにおいて、デザイン、開発エンジニア、パワートレイン、アフターセールスなど様々な分野に所属する2700名のチームに加入。2ヵ月間、彼らとともに働き様々な職種を体験する予定だ。
約60年前、ブルース・マクラーレンはモータースポーツ界における野望を実現すべく「ドライバー・トゥ・ヨーロッパ(Driver to Europe)」奨学金を得て、イギリス留学を果たした。オークランドで生まれた彼はオークランド大学傘下のセドン・テクニカル・カレッジで学んでおり、高いエンジニアリング能力を持つレーシングドライバーとして大成功を収めている。
マクラーレンとオークランド大学によるエンジニア育成
ブルース・マクラーレンの娘であり、ブランドアンバサダーを務めるアマンダ・マクラーレンは今回のインターンシップに関して、以下のようにコメントした。
「マクラーレン・オートモーティブとオークランド大学が、若いエンジニアを育成するために支援を継続していることに心から感謝しています。そして、エリザベスとハーベイをマクラーレンに迎えられたことを嬉しく思います」
「父に敬意を表して名付けられた国際インターンシップを活用し、彼の精神や偉業を改めて知ってもらうことは素晴らしいことです。マクラーレンが現在のような大きなブランドになったこと、英国とニュージーランドの強い絆を象徴するこのインターンシップを父は誇りに思うでしょう」
オークランド大学の工学部のニック・スミス教授も、ふたりに与えられた貴重な機会に感謝の意を述べた。
「この奨学金の資金提供者に改めて感謝を申し上げます。これは私たちの学生にとって、本当に素晴らしい機会です。工学技術の最先端を走る象徴的なブランド、マクラーレン・オートモーティブで働けることは、学生たちにとっても非常にエキサイティングな時間になるでしょう。ブルース・マクラーレンの足跡をたどることは、そうそうできることではありません。彼らは自動車工学の道で、最高のキャリアを切り開くことになるはずです」
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