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9年ぶりの次期型 三菱の大黒柱 新型アウトランダー日本導入は今秋!!

掲載 更新 43
9年ぶりの次期型 三菱の大黒柱 新型アウトランダー日本導入は今秋!!

 三菱の旗艦クロスオーバーSUV、アウトランダーが2月17日に9年ぶりのフルモデルチェンジを果たし、新型へと切り替わった。

 グローバルでは歴代4代目、日本仕様では3代目となる新型アウトランダーは今年4月から米国とカナダ、プエルトリコで発売される予定だ。

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 日本導入は現在のところ、ガソリン車は今年10月以降、PHEV車は2022年中の導入とみられる。三菱の大黒柱、その次期型の今わかっていることをお伝えしよう。

※本稿は2021年2月のものです
文/ベストカー編集部 写真/MITSUBISHI
初出:『ベストカー』 2021年3月26日号

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■新開発プラットフォーム、ダイナミックシールド採用で生まれ変わったアウトランダー

 北米での初代モデル(日本名エアトレック)からこれまでに累計約260万台が販売されてきたアウトランダー。

 新型は力強さを演出するダイナミックシールドフロントフェイスを纏い、大径20インチタイヤにワイドボディを強調した重厚で堂々としたデザインが特徴。

パッケージから大きく見直された新型アウトランダー

 2019年のジュネーブショーに出展されていたコンセプトモデル、「エンゲルベルクツアラー」のデザインを巧みに量産車に昇華させたような印象を受ける。

 デザインコンセプトは「BOLD STRIDE」。ドライバーが自信を持って新しい一歩を踏み出せる力強さや頼もしさを表現したという。

 フロントからリアへ伸びる水平基調の力強いプロポーションと張りのある面とエッジが効いたシャープなキャラクターラインの対比が、現行型よりも存在感を高めている。

大径20インチタイヤとワイドボディを強調するブリスターフェンダーを採用。堂々とした佇まいが特徴だ

六角テールゲートはパジェロのリアスタイルにインスピレーションを受けたもの

 新型は新開発プラットフォームを採用し、進化した電子制御4WDとS-AWCを搭載。

 ブレーキ制御に「ブレーキAYC」を新たに後輪にも採用することで、前後輪の分散制御にまで発展させている。

 ハンドル角、ヨーレイト、駆動トルク、ブレーキ圧、車輪速度などをセンサーで検知し、ドライバーの操作と車両状態を正確に把握。

 旋回時にはブレーキAYCが前後左右輪の駆動力と制動力の差を最適化し、タイヤのグリップ能力を引き出し、ドライバーの意のままの操縦性を向上させているという。

操作系はひと目でわかりやすいものに。フロントシートは2層ウレタン構造で、疲れにくさを重視した。水平基調のインストルメントパネルは広々とした印象ながら機能性を併せ持つ

フロアコンソール上のシフトの下側に設置されたドライブモード用のモードセレクターダイヤル

■日本導入はガソリンモデル今秋&PHEVは2022年?

 パワートレーンには新開発の2.5Lエンジンを採用。現行型の2.4Lよりも出力で約8.9%、WLTCモード燃費を約2.6%向上させている。

 トランスミッションには8速スポーツモードCVTを組み合わせる。

 また、新たに「ドライブモード」を搭載し、さまざまな運転スタイルと走行シーンに最適化された車両運動特性を選べる。

新型アウトランダーもガソリン車は格納式3列シートを採用する

7人乗りSUVとして多彩なシートアレンジが可能。2列目シートは「4:2:4」分割タイプとなる

 三菱の加藤隆雄CEOは「新型アウトランダーは『威風堂々』が商品コンセプト。行動範囲を広げたいお客様の想いに応える頼もしいSUVに仕上げた」と自信満々にコメントしている。

 日本への導入時期はアナウンスされていないが、ガソリン車は今年10月以降、PHEV車は2022年中の導入とみられる。期待して待ちたい!

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みんなのコメント

43件
  • 三菱自動車やディーラーで働いている家族持ちの人のためにも売れるといいね
  • PHEVは年内に台数限定先行発売みたいにして欲しいです。
    せっかく気に入っていたのにPHEVが2022年発売なら他の車にしちゃいそう・・・。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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