南米大陸を舞台とするTCR規定の新たなリージョン選手権、TCRサウスアメリカ・シリーズの初年度に向け、WTCC世界ツーリングカー選手権経験者でもあるぺぺ・オリオラがフル参戦を表明した。ブラジルのW2レーシングと契約を結び、勝手知ったるFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRをドライブすることが決まっている。
2020年はTCRヨーロッパにも参戦し、ブルータル・フィッシュ・レーシングでダン・ロイドとペアを組んだオリオラは、2021年には欧州から南米へと活動の舞台を移し、引き続きホンダのTCR車両で戦うことを決断した。
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「今季ここまでは、いくつかのオファーが具現化しなかったから、個人的にとても複雑な気分で数カ月を過ごしたよ。でも僕は何週間もの間モチベーションを切らすことなく、この瞬間のために準備をしていたんだ」と語ったスペイン出身のオリオラ。
「ホンダ・シビックは昨季もドライブした経験があるし、この新シリーズ創設という新たな機会に際して、TCRサウスアメリカに挑むW2レーシングの力になりたいと思っている」
そう語ったオリオラだが、今週末に初開催の開幕ラウンドを控えるTCR規定採用の電動ツーリングカー選手権『PURE ETCR』に向け進んでいた契約交渉は、189cmという自身の高身長ゆえに成立しなかった、と明かした。
「ETCRに参戦したかったことは認めるが、こうしたリージョン選手権を含めた国際的なシリーズで争い続けることが僕の今の目標だ」と続けたオリオラ。
「身長のせいでレースシートを手にできなかったのは、これが初めてじゃない。ゴーカートで戦っていた時代からそれは起こっていたし、この身長のせいでツーリングカーのキャリアに集中し、F1の夢を見るのをやめたんだ」
■オープニングイベントは6月26~27日、インテルラゴスで開催される
2020年から世界を襲う新型コロナウイルス(COVID-19)の影響は現在進行形で、このTCRサウスアメリカの初年度カレンダーも改訂を受け、オープニングイベントは1カ月延期され、ブラジルのゴイアニアからインテルラゴスへと変更になっている。しかし6月26~27日の開幕戦に向け、続々と状況は固まりつつある。
「僕自身、今はTCRサウスアメリカへの挑戦にワクワクしているんだ。どんなライバルと戦うのかはまだ分からないが、クリティバやアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェのような、伝説的なサーキットでレースができるのも楽しみだよ」とオリオラ。
「ウルグアイ、アルゼンチン、チリでのレースも魅力的だし、とても激しいコンペティションになるとは思うが、自分のこれまでの経験を活かして最善を尽くすつもりだ」
そのオリオラの競合となる参戦予定チームは、すでに複数回にわたってグループテストをこなしており、ブラジルに拠点を置くプロップカー・チームを母体とするKMWモータースポーツ・ウィズ・TMRエンジニアリングは、3台のアルファロメオ・ジュリエッタ・ヴェローチェTCRを投入する。
アルゼンチン勢のスクアドラ・マルティーノは、TCRヨーロッパ参戦経験を持ち、現在は同国最大のシリーズであるスーパーTC2000(STC2000)でプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングに所属するホセ-マヌエル・サパーグの起用を発表。16歳の新鋭アイルトン・コルネとともに、FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRの2台体制で新しいツーリングカー選手権に挑む。
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