EV推進派でも否定派でもなく…
AUTOCAR JAPAN編集部の上野太朗と申します。これからおよそ半年間、軽自動車の、それもEVをテストすることになりました。
【画像】長期テストする三菱eKクロスEVのディテール【細かなこだわり】 全5枚
まずはことの発端から。私達、自動車メディアは、日々、あらゆるクルマをメーカーからお借りし、お客様にご提供する記事を作成しております。
この1~2年は、ずいぶん、フルEV(内燃機関をもたない純粋な電気自動車)をお借りする機会が増えたのです。
はっきり申し上げてビビります。というのも、取材では随分と距離を走ることが多く、長い時では1000kmちかくを数日でこなすのです。
となれば、充電設備の位置、充電時間を見越したプランをたてる必要があります。やっと見つけた充電器、先客があれば簡単に30分はプランが後ろ倒しになるし、クルマやカードと相性の悪い充電器もままあります。
ほっと取材が終わっても、およそ都内にある自動車メーカーにお戻しするまでの距離、郊外からだと、自宅に充電器をもたぬ私には20kmあまりが気がかりです。その20kmの道のりに対して、残り航続距離が20kmちょっとでは、交通状況によって簡単に左右される…。
よくEVの記事を書く者は、ポータルサイトのコメント欄などで、「EV推進派だ!」「さてはメーカーの回し者だな?」なんて言われるけれど、そのどちらでもない私は、強いて言うならば「EVビビリ派」です。
ではなぜEVのテストを始めるのか…
ではなぜEVのテストを始めるのか…。理由は2つあります。
まず第一に、EVを実際の生活で使用する(しかも自宅に充電器がない環境で)と、どんな景色が見えるのか、自分で体験してみたく、また、恐れ多くもそれをお伝えしてみたかったから。
もう1つ。わたしたちAUTOCAR JAPANの笹本健次編集長は、ポルシェ・タイカンを実際に購入しテストしており、それがじつに楽しそうだから。
むろん困ること、浮き彫りになる課題など、ハッピーなことばかりではないのはレポートにある通りだけれど、時間軸の先頭に立って、みずからの言葉としてEVを語れることに羨ましい気持ちがありました。
編集長の場合は、基本的に高速道路/峠道の移動を主体とした記事が多いため、シティコミューター的ないわゆる「ふだん使い」でどう感じるか、好奇心が刺激されました。
だから、三菱eKクロスEVを、およそ半年お借りし、いつもの使い方でガシガシと運転してゆくという好機をキャッチしたのでした。
実は既にテストはスタートしており、気付いたことが少なからず蓄積されてきました。
次回以降、まずはこの三菱eKクロスEVに乗った感触をお伝えいたします。
また今後はガソリン車と同じように、エコノミーに関して何も気を使わずに乗った印象や数値データをお伝えさせて頂きます!
もし宜しければ引き続きご覧くださいませ。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
日産復活のカギはやっぱり[新型マーチ]!? ヤリスやフィットを超えるコンパクトカー誕生なるか!? 2025年度に発売確定!
高速道路を「トラック横並び完全封鎖」で渋滞…むかつく風景が日常茶飯事な「意外な理由」とは? 逆に嫌がらせしたら「免許返納」レベル! 思わぬ「うっかり交通違反」にも注意
インテグラなのにおっさんセダン! マークXなのにFF!! 名前は「名車」中身は「迷車」なクルマ4選
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記者