ジュリアのオープンモデルとしてピニンファリーナがデザイン
近くにスポーツカーで走ると楽しい道がいっぱいあるという、なんともうらやましい場所にガレージを竣工。クルマと一緒に暮らし、毎週末、2輪/4輪の趣味車で風光明媚なワインディングロードを走っている“健司くん”(65歳)は、2004年10月に「デュエット」という愛称で親しまれている1967年式アルファ ロメオ「1600スパイダー」を購入したそうだ。
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群馬の風光明媚な場所でガレージライフを楽しむ
デュエットの助手席に乗り、2023年4月9日に埼玉県行田市にある古代蓮の里で開催された「カフェ・ド・ジュリア2023」に参加した友人の原沢さんも“健司くん”と一緒に2輪でワインディングロードを走っており、彼女も極上のガレージライフを満喫している。
「以前、高崎でビルトインガレージのある家に住んでいたことがあり、そのとき、すでにデュエット、新車で購入した1998年式のアルファ ロメオ156 V6、そして、ヤマハFJ1200などが手元にありました。2011年の夏から秋にかけて群馬県内の風光明媚な場所に引っ越し、以来、バイクや家を自分でコツコツ仕上げながら楽しんできました」
アルファ ロメオをパートナーとしたカーライフを楽しみ、10台近いバイクを所有している“健司くん”は手先が器用とのことで、愛車をレストアしたり、磨いたりすることも趣味として実践しているのだという。そのため、リアのデザイン、垂れたお尻、流れるようなボディラインが好きなポイントだというデュエットは、どのアングルから見ても光り輝いている。“健司くん”に訊いてみたら、ボディを耐水ペーパーで手磨きしつつ、電動ポリッシャーも駆使してピカピカにし、ステンレス製のバンパーはサイザルバフで磨いたとのことだった。
ホイールには「スカG」用カンパニョーロをセット
約2年かけて仕上げたというご自慢のデュエットは、内装を張り替えることでインテリアをより個性的なものにしており、ホイールにスカG用のカンパニョーロをチョイスすることで足元もオリジナリティあふれるアピアランスにしている。PCDチェンジャーを製作し、往年のスポーツセダン用ホイールを履いたそうだ。サスペンションやブレーキは、ノーマルを使用している。
エンジンの排気量は1600ccのままだが、キャブレターを大口径の45φにしており、シチュエーションを問うことなく豪快な走りを披露できる。排気系はタコ足とステンレス製のマフラーを装着しているので、エキゾーストノートも大迫力だ。また、エンジンルーム内で目を引くのはラッパで、ちゃんと大音量で「パララ・パラ・パパ・パァ~」と鳴るようになっているそうだ。
65歳、まだまだカーライフをエンジョイしていく
「人生は短いので、自分のやりたいことをたくさんやってください。奥さんや彼女の了解を得て楽しむのがベストなので、同じ趣味を持っているパートナーとカーライフおよびガレージライフを満喫するといいでしょう」
65歳なのでまだまだお若いが、デュエットの助手席にキレイな友人を乗せて走っている“健司くん”だからこそ発信できる含蓄のある言葉は、数多くの自動車趣味人の胸に響くはずだ。
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