10年目の進化！ 日産エルグランドがアップデート！

10月12日、日産自動車は、フラグシップミニバンの「エルグランド」のマイナーチェンジモデルを発表した。

2010年に登場した現行エルグランド（3代目）は、登場から10年を迎えた長寿モデルだ。

今回のマイナーチェンジでは内外装のデザインを変更し、安全装備を拡充した。外装は、「繊細な作り込みで力強さに磨きをかけた」と、メーカーがうたう新デザインのフロントグリルを採用。ボディカラーは新色の「ピュアホワイトパール」、「ミッドナイトブラック」、「ディープクリムゾン」などを含む5色から選べる。

内装は、インパネまわりのデザインを変更した。上部には10インチに拡大したインフォテインメントディスプレイを設置する。

拡充された先進安全装備は、新たに、前方を走行する2台前までの車両を検知し、急な減速などにより、自車の回避操作が必要と判断した場合、警報によってドライバーに注意を促す「インテリジェントFCW（前方衝突予測警報）」をはじめ、走行中に隣接レーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するようステアリング操作を支援する「インテリジェントBSI（後側方衝突防止支援システム）」、BSW（後側方車両検知警報）、RCTA（後退時車両検知警報）などを標準装備。標識検知機能は進入禁止標識検知機能に加え、最高車速標識検知機能と一時停止標識検知機能を追加した。

新型エルグランドの価格は2.5リッター直列4気筒ガソリン・エンジンを搭載する「250」が369万4000～495万5500円。3.5リッターV型6気筒ガソリン・エンジンを搭載する「350」が447万8100～556万円。

文・稲垣邦康（GQ）

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エルグランドの進化のスピードは他社からすれば退化と同じ

誰が買うの？