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BMW i8 ロードスター セーフティカー、フォーミュラE 第5戦モナコに登場

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BMW i8 ロードスター セーフティカー、フォーミュラE 第5戦モナコに登場

BMW i8 Roadster Safety Car

BMW i8 ロードスター セーフティカー

BMW i8 ロードスター セーフティカー、フォーミュラE 第5戦モナコに登場

モナコ・ヨットクラブで行われた華やかなアンベール

ABB FIAフォーミュラE 2018-2019、シーズン第5戦のモナコ E-Prixにおいて、BMWは「 i8ロードスター セーフティカー」を発表した。

BMW iはフォーミュラEのシーズン1(2014-2015年)からオフィシャルビークルパートナーを務めており、今回はモナコ・ヨットクラブにおいて「i8クーペ セーフティカー」の兄弟モデルとなる「 i8ロードスター セーフティカー」の発表会を開催した。

「 i8ロードスター セーフティカー」は、BMW iがフォーミュラEにおいて展開するBMW iセーフティカーズの最新モデル。セーフティカーとしては、オープンコクピットを採用した世界初の車種となった。

通常業務の傍らセーフティカーを製作

BMW iの代表を務めるロバート・アイリンガーは「 i8ロードスター セーフティカー」について以下のように説明する。

「BMW iとフォーミュラEは、“革新性”という共通点があります。今回のプロジェクトは、BMW iとフォーミュラEの先駆者的な精神を表していると言えるでしょう。『 i8ロードスター セーフティカー』を導入するにあたり、BMW iのエンジニア、デザイナー、そしてメディア担当者は、これまでにないユニークなクルマを生み出すことにトライしました」

「エンジニア達はそれぞれの担当部門において、通常の仕事の傍らでセーフティカーを完成させました。その作業の結果が、このまったく新しいクルマです。革新へ熱意を示し、公式セーフティーカーとして『i8ロードスター』の使用を可能にしてくれた、FIAとフォーミュラEに心から感謝しています」

サーキット使用にも十分な剛性レベル

ベースモデルの段階から、サーキットでの使用でも問題ない剛性レベルを持つ i8ロードスターだったが、セーフティカー仕様ではいくつかのモディファイが加えられることになった。

最大の変更点は市販仕様よりも低く構えたウインドスクリーンだろう。まるでプロトタイプレーシングカーのようなダイナミックな外観を実現しただけでなく、重心も量産車から15 mm低くなっている。また、Mカーボンセラミックブレーキ、FIA規定ロールケージ、ダウンフォース増加を目的にフロントスプリッターとリヤウイングが新たに取り付けられた。

通常であればルーフに取り付けられるライトバーはリヤウイング前方に配置。あらゆるレース状況において、どの角度からも視認可能となっている。また、通信用アンテナ、GPSアンテナ、コクピット内通信システム、リヤビューカメラも設置されている。

今後はクーペとロードスターの2台体制に

今後、フォーミュラEにおけるセーフティカーは、第4戦香港ラウンドから投入された「i8クーペ セーフティカー」と、今回デビューした「 i8ロードスター セーフティカー」の2台体制となる。

BMW iはセーフティカー以外にも、レースディレクターカーとして「BMW i3s」、メディカルカーとして「BMW 530e」をフォーミュラEに提供している。

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