■ついに土日以外の「連休」が…
NEXCO各社ほか複数の有料道路事業者は2025年3月14日、「休日割引」をさらに縮小し、3連休を新たに適用除外としました。
これに対し、SNSをはじめネット上では困惑や落胆の声が上がっています。
【画像】えっ…!? これが少なくなった「休日割引」適用日です
休日割引は、ETC搭載の普通車と軽自動車を対象として、高速道路の利用料金を3割引きにするものです。
しかし、2022年から大型連休である「ゴールデンウィーク」「お盆」「年末年始」は、この休日割引から除外されることに。
さらに2024年からは、9月の「シルバーウィーク」も適用外になってしまいます。いわゆる大型連休は高速道路の割引が受けられなくなってしまいました。
そして今回、名前の無い3連休においても、休日割引の3割引きは受けられなくなります。
休日割引はもともと「地方部を中心とする観光振興」が目的でした。しかし2023年10月に国の閣議決定で「オーバーツーリズムの未然防止・抑制に向けた対策パッケージ」が策定。休日割引はまさにオーバーツーリズムを招くとして、抑制していく社会風潮になっていきました。
なお、その代わりに「周遊パス」が新たに設定され、平日でもお得に高速道路を利用でき、なるべく観光需要を平日に分散させようという取り組みが進んでいます。
とはいえ、一般家庭は平日にレジャーに行けません。貴重なお出かけの機会である3連休にも高速料金が安くならなくなることに、様々な声が上がっています。
多いのが「通常の料金が高すぎる」という声。「単純に国民に負担増させたいだけ」「いつになったら無料化するの?」「海外の高速道路はだいたい無料ですよね」「国民の生活が疲弊してる、国は国民の手取り増を拒む、そんないまなぜわざと苦しめるようなことをするのか」と、高い料金に不満が上がっています。
なかには「高速道路1000円という時代が懐かしい」という声も。2009年から約5年間続いた国の取り組みで、ETCの普及促進も目的のひとつでした。
また、オーバーツーリズムを理由とすることについては「インバウンドを増やそうとしたのは日本政府のほうでしょ」「インバウンドが問題なら、外国人を日本に入れなければいいのでは?」といった論を展開する人も。
逆に「休日割引無くすのは賛成」とする人からは「渋滞ひどすぎて、高速の意味なくなってた」「渋滞が緩和してくれる事を期待しております」「レジャー目的よりも仕事(物流)目的が多い平日の割引を拡充したほうが、物流コスト改善にも繋がる」といった意見が上がっています。先述の「高速1000円」キャンペーンの際も、土休日での大混雑が社会問題となりました。
あくまで「交通集中緩和」を軸として行われる今回の取り組みですが、観光客の減少で地方観光業の衰退を危惧する声もあります。果たして景気と混雑緩和という適切なバランスを保ち続けることはできるのでしょうか。今後の動向に注目です。
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みんなのコメント
NEXCOは儲け過ぎだろ
利権団体にメスを入れる法律が必要かと