いま日産ローグが中国で売れている
日本市場はグローバルのなかで特殊だ。なにせ、市場全体の約4割を軽自動車が占め、そのなかで販売台数トップのホンダN-BOXが乗用車全体でもトップを快走しているのだから。
パジェロだけじゃない! とっくに消えた……と思ったらじつは海外で売ってた日本車3選
また乗用車では、ヤリスを筆頭にトヨタ車がトップ10でズラリとならぶ光景が最近では当たり前のようになってきた。
では、海外ではどのようなクルマが売れているのだろうか?
まずは、世界最大の自動車生産国であり自動車消費国である中国。中国地場と海外メーカーの合弁企業、さらに合弁事業から自動車開発のノウハウを学んだ中国地場の独自ブランド車など、中国には世界でもっとも多くの自動車モデルが発売されている。
そうしたなかで、長年に渡り売上トップだったのが、上海通用五菱の五菱宏光だ。おもに商用とする小型ワンボックス車である。直近では、日産のローグ(日本のエクストレイル)がSUVシフトと新車効果によってトップの座にある。
では、世界第二位の自動車市場であるアメリカはどうか?
アメリカもグローバルでは特殊市場で、市場の約7割がSUVとピックアップトラックにによるライトトラックで占められている。そのため、販売トップ3はフォードFシリーズ、GMシボレーシルバラード、そしてステランティスのラムという、フルサイズピックアップトラックが定番化している。
フランスではプジョー208とルノー・クリオがトップを争う
視点を欧州に移してみると、こちらは小型の大衆車が上位を占める。
技術面や法規制について、世界自動車産業をリードしてきたジャーマン3(メルセデス・ベンツ、BMW、VWグループ)のなかで、数での勝負となると大衆ブランドであるVWのシェアがもっとも高い。モデルでは、幅広い年齢層から大きな信頼を得ている王道、ゴルフが長年に渡りVWブランドのなかで最人気車となっている。
次いでフランスでは、ブランド別シェアではステランティスのPSAがルノーを若干リードしている状況だ。モデル別では、プジョー208とルノー・クリオが熾烈なトップ争いを繰り広げている。
そのほかでは、総人口で近年中に中国を抜いて世界第1位になることが確実視されているインドでは、シェアが市場50%強のマルチ・スズキがモデル別でも上位を独占している。
モデルでは、スイフト、バレオ、ワゴンR、アルト800がほぼ同じレベルで販売好調だ。これを、ヒュンダイが追う展開となっている。
グローバルでの自動車市場は今後10年以内に、EVシフトが急加速することは間違いなく、特に欧州で一気にEVシフトが進み、これを中国と米国が後追いするような展開になりそうだ。そうなると、各国での売れ筋ランキングも様変わりするのかもしれない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産「“ミニ”ケンメリGT-R」実車展示に大反響! “全長3m級”ボディの「斬新スポーツカー」がスゴい! 幻の「ちびメリ」とは?
名古屋まで100キロ信号なし“スーパー一般道”完成いよいよ秒読み! 国道23号「名豊道路」新IC名も決定!
ハチロク乗りもGR86乗りもすれ違ったら敬礼必至! 偉大なるご先祖「TE27」のレビン&トレノが胸熱すぎるクルマだった
日産の「和製スーパーカー」!? 斬新「3人乗り」仕様&目がバグる「幅狭」仕様! “後輪駆動”でめちゃ楽しそうな「ブレードグライダー」とは
全長4m級! 日産新型「小さな高級SUV」登場! 斬新グリル&豪華内装がスゴい! めちゃ上級な「ノートシリーズ」発売
みんなのコメント
美しい国とか言ってた総理もいたが、貧しくて民度が低い国だと思うよ。
軽自動車を海外に持っていっても日本の様に税金の優遇も無ければ道路事情も異なり乗る意味が無いんだから売れないしメーカーも売らない