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パジェロ、テラノ、ハイラックスサーフ…オヤジ心をくすぐる懐かしのヨンクの今

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パジェロ、テラノ、ハイラックスサーフ…オヤジ心をくすぐる懐かしのヨンクの今

 50代以上の中年オヤジ世代にとって懐かしいヨンクといえば、1980年代から90年代にかけてクロカンブームを牽引したパジェロやテラノ、ハイラックスサーフ。はたして往年の懐かしいヨンクは今、いったいいくらで売っているのか、迫ってみたい。

文/ベストカーWeb編集部、写真/ベストカーWeb編集部、トヨタ、日産、三菱

パジェロ、テラノ、ハイラックスサーフ…オヤジ心をくすぐる懐かしのヨンクの今

■クロカンヨンクといえばパジェロ

初代:1982~1991年。デビュー時のラインナップはショートのメタルトップとキャンバストップ。ロングは1983年6月に追加された。フロントにはダブルウィッシュボーン式サスペンションを採用

 初代パジェロが登場した1982年当時、クロカンヨンクといえば、頂点といえるランドクルーザーやサファリがすでに人気だったが、アウトドアで快適に、かつ気軽に乗れるクロカンヨンクという、ありそうでなかったポイントをしっかり抑えて登場したのが、パジェロだった。

 パジェロは1983年に参戦したパリ・ダカールラリーの市販車無改造クラスでデビュー・ウィンを果たし、その後も活躍。パジェロの性能の高さを示すとともに、パジェロのイメージアップに貢献した。

2代目:1991~1999年。安価とはいえないSUVながら月間販売台数で1位を記録するなど、大人気となったモデル

 1990年代にはモダンに進化した2代目にスイッチ。空前のRVブームも手伝ってパジェロの販売は激増し、1992年に国内月販台数ランキングで1位を獲得するほど市場を席捲。クロカンヨンク1車種で年間約8万2000台、月平均の販売台数は約7000台という今では考えられない規模だった。

 しかし、1990年代後半になると、RAV4やCR-V、ハリアーなどのモノコックボディの都会派SUV、いわゆるクロスオーバーSUVが登場。セダンやコンパクトカーから乗り換えても違和感のない快適さで、たちまち人気となり、パジェロ人気に陰りが見え始める。

 加えて、2000年代には三菱のリコール隠し問題の影響もあって国内販売が減少、三菱全体の業績が悪化するなかで、2016年には日産が三菱の筆頭株主となり、ルノー・日産アライアンスに参加、三菱の経営戦略が大きく変化することになった。この影響もあり、パジェロは2019年8月をもって日本国内販売向け生産を終了し、約37年におよぶ歴史に幕を閉じることになってしまった。

 では50代以上のおじさんにとって記憶に残るパジェロといえば、1982~1991年生産の初代パジェロと、1991~1999年生産の2代目パジェロではないだろうか。

 大手中古車検索サイトで検索してみた。なんと初代パジェロは16台も流通しており、中古車価格は93万~278万円。メタルトップワイド、ミッドルーフ、スーパーエクシードという言葉が並び、非常に懐かしい思いだ。なかには約36万kmというツワモノも。

 続いて2代目パジェロも記憶に残る名車だ。中古車市場では55万~250万円前後で40台と比較的流通台数が多い。3ドアも5ドアロングもある。ビックリしたのはパジェロエボリューション。350万~880万円で販売していた。久しぶりに見たが思わず欲しくなってしまった。

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みんなのコメント

6件
  • クロカンヨンクといえば…←その時点で間違ってるし。
    シティオフローダーまたは街乗りヨンク。
    ランクルやサファリのようなガチ四駆(クロカンヨンク)と違ってトラックベースのライトクロカン(当時はSUV)というジャンルだよ、パジェロやテラノ、ハイラックスサーフ、プラド、ビッグホーン、ウィザード、ミュー、ヴィークロス等はね。
    ジムニーはジムニーというジャンルで分けたほうが色んな意味で平和です。
  • ジムニーが最強だよ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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