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フォーミュラE第14戦ベルリン予選:ベルニュ、奇跡の大逆転へPP獲得。DSテチータがフロントロウ独占

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フォーミュラE第14戦ベルリン予選:ベルニュ、奇跡の大逆転へPP獲得。DSテチータがフロントロウ独占

 フォーミュラEの第14戦ベルリンePrixの予選が行なわれ、DSテチータのジャン-エリック・ベルニュがポールポジションを獲得した。

 フォーミュラEの2020-2021年シーズンもいよいよ終盤。8月14~15日に2レース連続で開催されるベルリンePrixをもって閉幕する。その1レース目となる第14戦のポールポジションを獲得したのはベルニュだった。

【リザルト】フォーミュラE第14戦ベルリンrPrix予選結果

 2度のFE王者経験を持つベルニュは、第13戦を終えた段階でランキング12番手に沈んでいた。しかし、このベルリンePrixの予選では最速タイムを記録してスーパーポールセッションに進出すると、そのスーパーポールセッションでも1分6秒227の最速タイムを記録し、ポールポジションを手にした。

 2番手には、0.073秒差でチームメイトのアントニオ・フェリックス・ダ・コスタが入り、DSテチータ勢がフロントロウを独占する結果になった。

 予選3番手となったのは、アウディのルーカス・ディ・グラッシ。アウディは今シーズンをもってフォーミュラEから撤退することを決めており、有終の美を飾れるか……という部分に注目が集まる。

 以下エドアルド・モルタラとノーマン・ナトーのベンチュリ勢2台、日産・e.ダムスのセバスチャン・ブエミと続いた。

 ランキング首位で最終2レースに挑むことになったニック・デ・フリーズ(メルセデス)は、19番手と苦しい位置からのスタートとなった。またランキング2番手のロビン・フラインス(ヴァージン)はさらに後方の23番手に沈んでいる。一方でランキング3番手のサム・バード(ジャガー)が12番手、4番手のジェイク・デニス(BMW)が8番手と、最終レースを前に大逆転を狙える位置につけた。

 それ以外も今季のフォーミュラEは大接戦。ランキング12番手のベルニュでさえ首位デ・フリーズから27ポイント差であり、この2レースの結果によって逆転することも可能……どんな結末が待っているのか、まだまだ分からない。

 フォーミュラE第14戦ベルリンePrixの決勝レースは、このあと日本時間の21時4分(現地時間14時4分)にスタートが切られる。

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