エアロパーツは市販化予定
大阪オートメッセでは毎年、一般来場者による会期中の投票によって、最も人気のあった出展車両をグランプリ、出展ブースは特別賞として表彰し、トロフィーを贈呈しています。2024年のドレスアップ&チューニングカー人気車両コンテストに輝いたのは、KUHL JAPAN(クール ジャパン)が手がけた日産「GT-R」をベースとした新作コンセプトモデル「35R-2024EDITION WIDE BODY」です。
日産R35「GT-R」全年式を最新・過激スタイルにアップデート可能! 片側30ミリワイドのKUHL JAPANのボディキットとは
OAMで1番人気だった「35R-2024EIDTION WIDE BODY」とは?
KUHL JAPANが大阪オートメッセ(OAM)2024に出展して会場の注目を総ざらいにした「35R-2024EDITION WIDE BODY」。この車両の注目ポイントは、その名の由来にもなった2024年モデルを彷彿させるフロントバンパーの形状だ。デイライトが装着された2024年モデル独特のフロントフェイスとすることで、旧型モデルにも新しいテイストを吹き込むことができる。
このエアロはR35の最初期モデルから2024年モデルまで全年式に装着可能となっているが、2017年にボンネットに続くプレスラインが変更となっているため、ラインの違いで2種類のフロントバンパーとボンネットをラインアップしているそうだ。なお、ゴールドの出展車両は、バンパー両サイドに11cmのワンオフカナードを装着したイベント仕様となっている。
またリアに回りこむと、中央に寄った4本出しのマフラーが目を引くが、バンパーもこれに合わせたデザインとなっており、巨大なディフューザーが備わるのが特徴となる。
さらにワイドボディという名の通り、フェンダーは拡幅されており、標準サイズよりも太いタイヤを装着することが可能。フロントはフェンダー交換式でリアは貼り付けタイプとなっている。ワイド幅は前後ともに片側30mmとしている(ボディ加工なしで装着可能)。
ホイールなどはクラシックスタイルとしながらも、カナードの演出などを含めて、全体的には新旧融合というイメージで製作している。
メイド・イン・大阪のカスタムカー
OAMの同コンテストでKUHL JAPANがグランプリを受賞するのは、今回で3回目。全てGT-Rで受賞している。片岡孝裕社長は次のようにコメントした。
「まずは投票していただいたみなさん、ありがとうございました。出展規模も過去最大、660台の出展車両の中からグランプリをいただいて本当に感謝です。この35Rのエアロパーツは弊社八尾工場で製作しているまさにメイド・イン・大阪。それだけに大阪オートメッセでの受賞は大変ウレシイですね。2025年も高品質なカスタムカーをアピールできるよう頑張ります!」
今回、表彰が行われた会場は、KUHL DEPARTURE(クールデパーチャー)。スタッフ不在の無人のショールームで、120分無料で希望車両の見学が可能で、業界初のクルマの自動販売機を設置しており、2階にはゆったり座れるソファも設置されていてリラックスした時間を過ごすことができる。また車両持ち込みが可能なレンタルスタジオとしても利用できるのも特徴で、360度自由な角度で車両を確認できるターンテーブルも完備されている。ウェブサイトで予約可能だ。
なお、市販モデルは前後バンパー、フェンダー、サイドとなる予定だ。リリースを待ち望んでいるオーナーは、もう少々お待ちを。
■KUHL DEPARTURE 無人ショールーム&貸スタジオ 所在地:埼玉県さいたま市緑区玄蕃新田699 TEL:048-767-6703 営業時間:10:00~17:00 定休日:年末年始・GW ※無人見学は21:00まで URL:https://kuhl-japan.com
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