■ミニバンでもオラつきたい! オラオラ家族も納得のミニバンたち
近年発売されるクルマには、迫力のある大型のグリルが採用されることが増えてきました。その押し出しの強い見た目から「オラオラ顔」と呼ばれたりしています。
一人勝ちなぜ続く? 高額でもトヨタ「アルファード」「ヴェルファイア」が爆売れする理由
代表的な車種としては、トヨタの「アルファード」や「ヴェルファイア」などの大型ミニバンですが、その他のメーカーの車種でもオラオラ顔が広く採用されるようになってきました。直近でいえば、三菱の「デリカD:5」もオラオラ顔に大変身したことで話題となっています。
そんなオラオラ顔を採用したミニバンですが、年齢層が若い方や、そのご家族のファミリーカーとして選ばれることが多くなりました。そこで今回は、そんな「オラオラ家族」にピッタリな、オラオラ顔のLサイズミニバンをご紹介していきます。
オラオラ顔のミニバンは、クルマを真正面から見たとき、面積のほぼ半分を締める大型のグリルがとても印象的です。今でこそ当たり前になったオラオラ顔ですが、元祖オラオラ顔ミニバンといえば、1998年に登場した日産 エルグランド(E50型)の特別仕様車「ライダー」ではないでしょうか。初代エルグランドはファミリーカーとして広く親しまれると同時に、カスタムカーのベースとしても愛されました。 若者を中心に人気を博した初代エルグランドのカスタムカーは、大型の社外エアロパーツやメッキパーツを多用して彩られ、迫力を重視したカスタムとなっていました。そこに目を付けた当時のオーテックは、メーカー純正カスタムカーのライダーを登場させます。
エルグランドのライダーは、ノーマル状態では物足りないと感じていたユーザーの心を見事に捉え、好調にセールスを伸ばしました。「迫力のあるファミリーカーに乗りたい!」このように考えるオラオラ家族の想いを実現するミニバンこそが、オラオラ顔ミニバンというわけです。
トップ・オブ・オラオラミニバン トヨタ アルファード/ヴェルファイア
オラオラ顔のミニバンといえば、トヨタのアルファードとヴェルファイアは外すことができない存在です。アルファードは現行型で3代目、ヴェルファイアは2代目のモデルとなりますが、共に2018年1月にマイナーチェンジが実施されています。
エクステリア以外の基本コンポーネンツを共用する両車は、車両コンセプトこそ違えど同じクルマと考えて間違いありません。エンジンには2.5リッターガソリンエンジン、2.5リッターハイブリッドエンジン、3.5リッターガソリンエンジンが用意され、乗車定員も4人乗りから8人乗りまでと、さまざまな用途やユーザー層に対応する仕様展開となっています。
走行性能、乗り心地、高級感、どれを取っても国内最高峰のミニバンですが、やはり人気の理由は押し出し感の強いエクステリアデザインです。アルファードにおいては、フロントグリルが前面投影面積の半分を占めるデザインになっており、ヴェルファイアにも大型のグリル、またはラッセル車のようなダイナミックなアンダーバンパーがデザインされています。
その全てにメッキが多用されており、モデリスタ仕様に至ってはとてもノーマル車とは思えないオラつき具合です。大人しいミニバンには乗りたくない。クルマには迫力が無いとダメだ! アルファードとヴェルファイアは、自分の存在や生き方を主張できるクルマだといえます。
■トヨタに対抗するオラオラ顔のミニバン
低重心ボディで優れた旋回性能を実現 日産 エルグランド
エルグランドは、日産が誇るフラッグシップミニバンです。現行型で3代目となるエルグランドは登場から9年が経過していますが、2018年12月に行われた仕様変更により安全性能が大幅に強化されました。
車線逸脱防止支援システム&車線逸脱警報、インテリジェント エマージェンシーブレーキ、ハイビームアシストを全車標準装備とし、踏み間違い衝突防止アシストは歩行者も検知できるように機能向上され、「250XG」グレードを除く全車にインテリジェント クルーズコントロールを標準装備しました。 エンジンには直列4気筒の2.5リッターと、V型6気筒の3.5リッターガソリンエンジンが用意されており、駆動方式は2WDと4WDの設定があります。インテリアも高級車らしく落ち着いた印象で、シート生地も本革やスエードのほか、ネオソフィールやジャカード織物を用いたものが用意され、価格やデザインの好みに応じて自由に選べるようになっています。
スタンダード、ハイウェイスター、ライダーのそれぞれのグレードに大型グリルが採用されており、オラオラ顔もなかなかのものです。とくにライダーグレードのバンパー下部にあるフォグランプベゼルは、グリルと同印象のデザインとなっており、オラオラ顔をより強調しています。
エルグランドはモデル末期ということもあり、デザインや装備が熟成の領域に達しています。家族全員がゆったりとくつろげるスペースを有しながら、一人でドライブをする時には軽快なハンドリングも楽しめるエルグランドは、走りを忘れたくないオラオラ家族にオススメです。
知り合いがアルファードやヴェルファイアを選ぶなか、あえてエルグランドを選ぶことで抜け駆ける喜びを味わうことができます。
Lサイズミニバン中最高の低燃費を実現 ホンダ オデッセイ
ホンダのフラッグシップミニバンであるオデッセイは、現行型で5代目になるモデルです。乗用車的なプロポーションに3列シートを配し、ミニバンとしては低い全高でありながら多人数乗車ができるというコンセプトは、1994年に登場した初代モデルから受け継がれています。
初代から4代目までは通常のヒンジタイプのドアが採用されていましたが、現行型ではシリーズ初のスライドドアが採用されました。また、ガソリンエンジンに加えてハイブリッドエンジンをラインアップに加えたのもシリーズ初の試みです。
オデッセイのハイブリッドシステムは、ホンダのスポーツカーであるNSXや、フラッグシップセダンであるレジェンドにも採用されている「SPORTS HYBRID i-MMD」を採用。ダイレクト感のある走りと低燃費を両立し、JC08モード燃費では26km/Lという、今回紹介しているミニバンのなかでトップの数値を実現しています。
現行モデルでは、7人乗り、8人乗り、2WD、4WD。そしてガソリンエンジンとハイブリッドエンジンの選択が可能なうえ、さまざまな安全装備を充実させた「Honda SENSING」が全車標準装備となっています。オデッセイのフロントにも大型のグリルが与えられており、一見するとオラオラしていますが、ほかの車種よりも上質なオラオラ顔になっています。
オデッセイは他の車種よりも全高が低いこともあり、室内の開放感では今一歩及ばない部分もありますが、全方位でバランスの取れたミニバンとなっています。ホンダ オデッセイは、走りも、燃費も、室内の広さも欲しいと思っている、よくばりオラオラ家族にオススメの一台です。
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