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【モンスターSUV】アウディRS Q8日本導入 RS 6アバント、RS 7スポーツバックも 600psの高性能シリーズ

掲載 更新 9
【モンスターSUV】アウディRS Q8日本導入 RS 6アバント、RS 7スポーツバックも 600psの高性能シリーズ

「こらからもエキサイティングなモデルを」

text&photo:Kazuhide Ueno(上野和秀)

【画像】RS Q8、RS 7スポーツバック【実車を撮影】 全88枚

アウディのパフォーマンスモデルの頂点に位置するのがRSラインである。

ステーションワゴンのRS 6アバントと、4ドアクーペのRS 7スポーツバック、SUVの旗艦であるRS Q8の3モデルが、スーパーGTが行われている富士スピードウェイで発表された。

これまでRSラインはコンパクト寄りのモデルが多かったが、今回の追加によりミディアムとラージに拡大されたことになる。

アウディ ジャパンのフィリップ・ノアック社長は「今年はクワトロの40周年、RSモデルが誕生してから25年目という記念すべき年です。ここの3モデルを発表できてうれしく思います。これからもエキサイティングなモデルを日本に導入したい」と語った。

また会場にはスーパーGTをR8 LMSで闘い、先の鈴鹿戦で優勝を勝ち取ったアウディ・チーム・ヒトツヤマの一ツ山代表と川端 伸太朗、近藤 翼選手も来場。

前戦での優勝を祝福すると共に、決勝での活躍を期待してフォト・セッションが行われた。

なお発表会に展示されたRS 7スポーツバックとRS Q8は、この日のために急遽空輸された欧州仕様のため、来年導入される日本仕様と一部異なる部分がある。

最大トルクは81.6kg-m

今回登場したRS Q8、RS 6アバント、RS 7スポーツバックは、ボディタイプこそ違うが搭載されるエンジンは共通化されている。

すでにS8で採用されているV8 DOHC4バルブ・インタークーラー付きツインターボ・ユニットをさらに突き詰め、最高出力600ps/最大トルク81.6kg-m を発揮する。

ただ単にパワーだけを追い求めるだけではなく、48Vマイルド・ハイブリッドとシリンダー・オンデマンドを採用し、環境性能にも配慮。

600psのパワーは電子制御8速ティプトロニック・オートマティック・トランスミッションを介して、アウディ伝統のクワトロ・システムにより路面に確実に伝えられる。

ワゴン・ボディ RS 6アバント

ステーションワゴンのA6アバントの高性能仕様として加わるのが、RS 6アバント。

実車は取材翌日から展示されるため撮影できなかったが、600psのエンジンに組み合わせられるフルタイム四輪駆動システムには、セルフ・ロッキング・ディファレンシャルとリア・スポーツ・ディファレンシャルを標準装備する。

外観ではグロスブラックの3Dハニカム構造のシングル・フレーム・グリルやクワトロであることを主張するブリスター・フェンダーをデザインに取り入れている。

フロントドア、ルーフ、テールゲート以外はRSモデル専用のデザインとされた。

内装ではバルコナ・レザーのSスポーツシートが特徴。大型のアルミニウム製シフトパドルとマルチ・ファンクション・ボタンが設置されたヒーター機能付き3スポーク・ステアリングホイールを採用する。

オーディオにはバング&オルフセン3Dサウンド・システムを標準装備。運転支援システムはアダプティブ・クルーズ・コントロールやアウディ・プレセンス・シティなどの先進システムを備える。

価格は1764万円で、2021年1月以降の発売を予定。ステアリングは右/左が用意される。

4ドア・クーペ RS 7スポーツバック

スタイリッシュなA7スポーツバックにも、RSモデルが用意された。パワーユニットや基本的な装備品は、RS 6アバントと同様の内容となる。

またRS 6アバントとRS 7スポーツバックには、コイル・スプリングとダンピング・コントロール・サスペンションにダイナミック・ライドコントロール(DRC)を組み合わせた「RSスポーツ・サスペンション・プラス」がオプションで用意される。

独自の油圧システムを組み込んだDRCは、コーナリング時のロールや急加速、急減速時のピッチングを抑え、乗り心地を損なわずにダイナミックなハンドリングを実現するもの。

価格は1799万円で、2021年1月以降の発売を予定。ステアリングは右/左が用意される。

アウディRS Q8 豪華な内装

SUVのフラッグシップとなるQ8にも、RS版が用意された。

600psを確実に路面へ伝えるクワトロ・フルタイム四輪駆動システムには、セルフ・ロッキング・ディファレンシャルを採用。

サスペンションは、よりスポーティなチューニングを施したRSアダプティブ・エアサスペンションを備える。さらに後輪を最大5°操舵する4輪操舵システムは有用だ。

外観は、ハイグロス・ブラックのラジエーターグリルとルーフエッジ・スポイラー、リアスカート、楕円テールパイプなどRS専用パーツで武装。大径23インチのアルミ・ホイールによって精悍さが増している。

内装は、アルカンターラ・レザーのスポーツシートのほか、オプションでレザーシート・パッケージを用意。専用モードを備えたアウディ・バーチャル・コクピットがポイントだ。

オーディオにはバング&オルフセン3Dサウンド・システムを標準装備。また、アダプティブ・クルーズ・コントロールなどの先進運転支援システムを備える。

価格は1869万円で、2021年2月以降の発売を予定。ステアリングは右/左が用意される。

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みんなのコメント

9件
  • 昨今のベースモデルの値上がりっぷりから考えると、新型RSは標準装備は充実してるけどあまり値上がりしてないのは良かった。

    欧州仕様はイグニッションした時にヘッドライトとリアライトが、ナイトライダーみたくアニメーションしてカッコ良いんだけど。
    先日ディーラーの人に話を聞いたら、日本仕様はお上から安全上の理由でOLEDライトは禁止になったらしく、それに付随してライトのアニメーションもNGになったと聞きました。
    真偽の程は現物を見てないので定かじゃ無いですが、ご存知の方はいらっしゃいますか?
  • 金額的に富裕層がターゲットになるんだろうけど、そういう層がこういうデザイン好むんだろうか…
    あぁ、基本中華向けか。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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