■紅旗、まったく新しい3列SUV「HS6」投入間近か
数多くの中国の要人に愛されてきた最高級自動車ブランドが「紅旗」です。
紅旗は高級セダンのイメージが強いですが、ここ数年ではSUV人気の影響で、SUVモデルも続々とリリースしています。
そしてこの度、また新たなSUVが紅旗から登場することがわかりました。一体どのようなクルマなのでしょうか。
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紅旗は1958年に誕生しました。中国最初の自動車会社「第一汽車」が国内の要人向けに開発した紅旗一号車「CA72」は高く評価され、その後、「CA770」や「CA7200」など、続々と後継車種が登場しました。
2000年代に入り、紅旗はより一般の手に届きやすくなります。要人向け専用車種と同時に、一般向けの車種も多く展開されるようになりました。
また、2017年に第一汽車のトップが徐留平(じょ・りゅうへい)氏に変わると、「新・高尚主義」を掲げる彼による急速な構造改革が推し進められます。
紅旗では今まで展開されてこなかった電気自動車や燃料電池車、プラグインハイブリッド車などの「新エネルギー車」に加え、SUVやミニバン、コンパクトセダンなどのモデルも続々と投入されました。
現在の紅旗は大きく分けて主に2つのラインナップが存在します。
「Lシリーズ」は初代紅旗であるCA72の流れを汲む、保守的で格式の高いデザインを持つシリーズなのに対し、「Hシリーズ」は紅旗が受け継ぐデザインをよりモダンに解釈したシリーズとなります。
日本へ最初に上陸した紅旗は「H9」ですが、これは後者におけるフラッグシップセダンとなります。
これ以外にも、Hシリーズのセダンモデルはミドルサイズセダン「H5」とクーペセダン「H6」が展開されています。また、SUVとミニバンは純電動ラージSUV「E-HS9」、その一つ下に位置する「HS7」、ミドルサイズSUV「HS5」、純電動コンパクトSUV「E-HS3」、そして大型ミニバン「HQ9」がラインナップを構成しています。
そしてこの度、Hシリーズにおける5番目のSUVとなる「HS6」が登場することがわかりました。
■「上海モーターショー2023」で正式発表か?
この情報が判明したのは中華人民共和国工業情報化部(通称:工信部)のサイトです。工信部は日本でいうところの経済産業省や総務省の業務を扱う機関となり、中国では自動車メーカーが中国国内で製造する新型モデルを正式発表する前に、その情報を工信部に届け出る必要があります。
工信部に届出された情報は基本的に毎月公開されます。そして2023年2月10日に公開された第368編において、紅旗の新SUVが確認されました。
新たなSUVは「HS6」と名付けられ、車格的に既存のHS7とHS5の中間を担うモデルです。
外観は2020年登場の「H9」で初採用となった新世代のデザインランゲージを採用しており、フロントでは「山奥を流れ落ちる滝」をイメージしたグリルや、「龍の髭」から着想を得たガーニッシュが確認できます。
これらの要素はH9以外にも、H5やH6、E-HS9、HQ9、E-QM5で採用されているデザインとなります。リアでもそれら車種同様、左右一体型のテールライトが存在感を発揮しています。
HS6のボディサイズは全長4995mm×全幅1960mm×全高1760mm、ホイールベース2920mm。
HS7が全長5035mm×全幅1989mm×全高1778mm、HS5が全長4760mm×全幅1907mm×全高1700mmとなるので、サイズ感でも両者の中間となります。
また、座席配置は5人乗り、6人乗り、7人乗りの3種類が選択可能であることが届出情報からわかります。
HS6で選択可能なオプションも一部確認することができます。ホイールはグレードによってデザインが異なる18インチ(235/65R18)と20インチ(235/55R20)のアルミホイールを用意。また、外装色も他の紅旗車種同様、ツートン仕様が選択可能です。
搭載パワートレインは出力248hpのCA4GC20TD-35型2リッター直列4気筒ターボエンジンと記載されています。
このエンジンは他の紅旗車種にも「45TD」として展開されており、それらはすべて48Vマイルドハイブリッド車でもあり、このことから、HS6も同様に48Vマイルドハイブリッドであることは確実でしょう。
他のパワートレインに関する詳細は不明ですが、H9やHS7などで選択できる3リッターV型6気筒スーパーチャージャー付エンジンが搭載される可能性もあります。
正式な発表時期は不明ですが、工信部に登場したということはもうまもなくの発表を控えていることを指します。
2023年4月には上海モーターショー2023が開催されるので、おそらくそこで発表されるのではと予想します。
Lシリーズで展開されている「LS7」も含めると、これで紅旗のSUVモデルは全部で7車種となります。
需要がセダンからSUVへ変わりつつある中、複数のSUVを取り揃えて多種多様なニーズに応える紅旗の戦略がここから見て取れます。
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くだらない。