■マツダの新型「CX-50ハイブリッド」どうなる?
先だって、5月に実施されたマツダの決算発表において、マツダはいくつかの予告を行いました。
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そのひとつに「今年の後半には米国の『CX-50』にハイブリッド仕様を追加します」というものがあります。
では、このハイブリッド仕様のCX-50とは、どのようなものなのでしょうか。
まず、CX-50とは、2021年に発表され、2022年1月よりアメリカのアラバマ州のトヨタとの合弁新工場「マツダ・トヨタ・マニファクチュリングUSA(MTMUS)」にて生産が開始されたクロスオーバーSUVです。
魂動デザインの上質さとSUVらしい力強くタフな機能性を融合させたとマツダは説明します。
メカニズム的には、エンジンを横置きするFFプラットフォームを使い、2.5リッターのガソリンエンジンもしくは2.5リッターのガソリンターボエンジンを搭載します。
寸法は全長185.8インチ×全幅72.9インチ×全高63.5インチ(全長4719mm×全幅1852mm×全高1613mm)、ホイールベースが110.8インチ(2814mm)です。
そして忘れてはならないのは、CX-50は中国市場でも2023年より販売されているということです。しかも、中国には2.5リッターモデルだけでなく、2リッターモデルもあり、さらに2023年暮れには2.5リッターのハイブリッドも追加しているのです。
つまり、2024年にアメリカ市場にCX-50のハイブリッドを投入しようというのであれば、中国バージョンをそのまま利用するというのが最も単純な手法となるのです。
ここで気になるのは、中国の2.5リッターのハイブリッドの中身です。マツダの場合、横置きエンジン用のフルハイブリッドはありませんでした。
では、“何が使われているのか?“ということでマツダの広報部に尋ねてみれば「市場で高い評価を受けているハイブリッドシステムをご提供いただき、トヨタ様には感謝いたしております」との答え。なんと、トヨタのハイブリッドシステム「THS II」が採用されていたのです。
そこで中国版CX-50ハイブリッドの仕様をチェックすると、エンジンは2487ccでフロントモーターは88kW、リアモーターが40kWというスペックです。
マツダの2.5リッター・エンジンは2488ccですから、どうやらエンジンもトヨタ製。しかもモーターのスペックは「クラウン(クロスオーバー)」の2.5リッターとまったく同じ。これから考えられるのは、中国版CX-50ハイブリッドは、まんまトヨタのパワートレインを使っているというわけです。
ちなみに過去にマツダは先代の「マツダ3(当時の名称はアクセラ)」においてトヨタのシステムを採用したハイブリッドを販売していました。トヨタのハイブリッドを使うのは、今回が初めてではないのです。また、見逃してはいけないのは、アメリカのCX-50の生産工場もトヨタとの合弁ということでした。
※ ※ ※
5月のマツダの決算において、マツダは「CX-50にハイブリッド仕様を追加します」と言ったすぐ後に「また、現在鋭意開発中の次期『CX-5』には排気エミッションと熱効率を同時に改善したSKYACTIVエンジンにマツダ製のハイブリッドを搭載する計画です」と説明しています。
わざわざ、CX-5には開発中のマツダ製ハイブリッドを搭載するというのです。
そこから推測できるのは、CX-50にはトヨタ製のハイブリッドを搭載しつつ、その後に登場するであろうCX-5には正真正銘の“マツダ製のハイブリッド”を採用するということでしょう。ここで搭載されるエンジンは、ロータリーエンジンを使ったハイブリッドになるのか、それとも普通の4気筒エンジンを使うハイブリッドなのかがポイントになるでしょう。
個人的にはマツダ独自技術となったロータリーのハイブリッドを期待したいです。
最後にマツダの広報部に「CX-50の日本導入は?」と聞いたところ、「将来の商品・技術情報は適切なタイミングでお知らせいたします」とのことでした。
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