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新型「ヴェゼルModulo X」は何がスゴい? ノーマルモデルと差が出る違いとは

■初めてづくしのヴェゼルModulo Xとは?

 Modulo X(モデューロ エックス)は、ホンダがカタログモデルとして用意するコンプリートカーです。そのシリーズに最新モデルとして用意されたのが、人気のSUV「ヴェゼルModulo X」。試乗して感じたのは「徹底したこだわり」でした。

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 ヴェゼルとして、もっとも高価な仕様となるModulo Xのバリエーションは、ターボエンジンを搭載する「ツーリングModulo X」とハイブリッドの「ハイブリッドModulo X」があり、前者はFFのみですが後者はFFに加えて4WDも選択できます。

 Modulo Xシリーズは2013年の「N-BOX」を皮切りに、「N-ONE」、「ステップワゴン」、「フリード」、そして「S660」とラインナップが拡大。今回のヴェゼルで6車種目ですが、4WDが用意されるのは初めてのことです。

 実車を目にすると、とくに顔つきはフロントバンパーやフロントグリルの変更により、標準車とは大胆にイメージが変わっているので「Modulo X」であることが一目瞭然。フロントバンパーはアルファベットの「X」がモチーフです。

 また、走りのレベルアップとして専用サスペンションを採用しているほか、足元には専用アルミホイール(FF車は18インチ、4WD車は17インチ)を装着。インテリアに専用開発のフロントシートなどが備わっています。

 驚きは、乗り込んだ瞬間からやってきました。フロントシートに座ると、その背もたれと背中のフィット感が素晴らしいのです。

 快適な運転の大前提となるのはクルマとドライバーがしっかりと一体化することですが、このシートはその理想を追求していることが伝わってきます。

 本格バケットシートのように体を拘束するようなタイト感はありませんが、ロングドライブでもリラックスできる解放感と、旋回中でもしっかりと体を保持してくれるホールド性とのバランスの高さが見事で、乗降の邪魔もしません。

 構造的には、標準車と共通のフレームを使いつつ、クッションなどを独自設計とすることで理想を追求したといいます。

 ちなみに、シートを専用設計したのも「Modulo X」では初めてのこと。開発担当者は「クルマの性能が上がっても、シートがついてこなければ運転する爽快感が半減してする。今回は『Modulo X』としてはじめてその領域まで踏み込みました」と説明します。シートまで専用開発するのは手間もコストもかかりますが、こだわって実現したのです。

■ヴェゼルModulo Xの走りは何が違う?

 最初に試乗したのは、ターボエンジンを組み合わせた高性能仕様のツーリングModulo X。ハンドルを操作したときの俊敏性の高さがポイントで、シャープに反応しグイグイ曲がるハンドリングはさすがです。

 もっとも驚いたのは、首都高速湾岸線にある大黒ジャンクションでの挙動です。ここは旋回半径の大きなループ状になっていて、ある程度高い車速で曲がり続けるのですが、サスペンションのヤワなクルマはそれが露呈しやすい場所なのです。

 しかし、ヴェゼルツーリングModulo XはSUVにもかかわらず重心の高さをまったく感じさせず、路面に張り付くように気持ちよく駆け抜けることができました。そして旋回中の車線変更まで自由自在にできるのだから見事だといえます。

 一方、ヴェゼルハイブリッドModulo Xに乗り換えてみると、ハンドルを切った際のシャープな感覚はヴェゼルツーリングModulo Xに比べるとやや控えめです。しかし、乗り心地まで含めたトータル性能という意味ではよりバランスが取れていると感じました。

 じつは、ヴェゼルModulo Xのサスペンション(バネ/ダンパーのチューニング)は、ツーリングModulo X用(FFのみ)、ハイブリッドModulo XのFFモデル用、ハイブリッドModulo Xの4WD車用と3タイプも開発。これもこだわりのひとつです。

 開発責任者の苗代圭一郎氏は、ヴェゼルModulo Xについて次のように説明します。

「ツーリングとハイブリッドでは走りの個性を明確に分けたかったのです。ツーリングはより応答性を高めてスポーティに味付け、一方でハイブリッドはトータル性能を重視しています。

 なかでも4WDモデルは踏み固められてガタガタになった雪道でも、しっかり路面を捉えられるようなチューニングを施しました」

※ ※ ※

 ヴェゼルModulo Xの開発は、ホンダ本体ではなくホンダ純正アクセサリー品などを扱う関連会社のホンダアクセスが担当しています。

 開発手法も一般的な車両開発とは異なる流れでおこなわれ、開発スタッフ全員がテストコースに集結してクルマを作り上げていくということにもこだわりを感じます。

 サスペンションなどの走行メカニズム系の開発者はもちろんですが、デザイナーやモデラーなど一般的には業務でクルマを走らせることがない部署のスタッフまで実際にハンドルを握り、空力の煮詰めなどをおこないます。

 素晴らしい着座感のシートも、最後は実際に走行テストをしながら、現場で設計変更をしながら形状を調整したといい、一般的な量産車開発では考えられない手法を取っているのです。

 さらに、前出の苗代氏は、次のように話します。

「開発は数値よりも人間の感覚を重視しています。数値はある瞬間でしか語りませんが、人間の感覚は瞬間だけでなく“流れ”や“変化”まで評価できるからです」

※ ※ ※

 ちなみに直進安定性や旋回時の安定感などは、エアロパーツにより車体下部に空気の筋を通している「空力」も大きな効果をもたらしているそうです。

 そんな“人間の感覚”で作られたヴェゼルModulo Xは、より次元の高い走りを求める「クルマ好き」との相性がいいと実感しました。 

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