■トヨタ最大SUV新型「セコイア」とトヨタ最小新型SUV「アイゴX」
トヨタの米国法人は、2022年1月25日(現地時間)に新型SUV「セコイア」を同市場で14年ぶりにフルモデルチェンジして発表しました。
新型セコイアは、トヨタブランドにおいて最大サイズのSUVですが、グローバルで見ると、トヨタのSUVラインナップはどのような展開となっているのでしょうか。
【画像】トヨタ 新型「アイゴX」先行発売! ミニかわSUVの内外装を画像で見る(57枚)
トヨタは、世界各地でさまざまなSUVを展開しています。
日本では、全長4mの「ライズ」から始まり「ヤリスクロス」「C-HR」「カローラクロス」「RAV4」「ハリアー」「ランドクルーザープラド」「ランドクルーザー」をラインナップ。
北米での特徴としては、C-HRやRAV4、カローラクロス以外に「4ランナー」「ヴェンザ」「ハイランダー」そしてトヨタ最大のセコイアなどをラインナップ。
欧州では、C-HRやRAV4、ハイランダー、ランドクルーザーなど以外に、全長3700mmというトヨタ最小の「アイゴX」を新たに発表しました。
さらに、アセアンでは前述と一部被る以外に「フォーチュナー」や「アーバンクルーザー」を設定しています。
また、中国では広汽トヨタと一汽トヨタというふたつのブランドで展開されており、C-HR(広汽トヨタ)/イゾア(一汽トヨタ)、ハイランダー(広汽トヨタ)/クラウンクルーガー(一汽トヨタ)というような形でラインナップされています。
トヨタ最大となるのはセコイアで、車名の由来は「世界一大きな木」として知られる「セコイア」に由来しています。
新型セコイアのボディサイズは1月27日時点で公表されていません。
しかし、先代セコイアのボディサイズは全長5210mm×全幅2029mm×全高1956mmとなり、日本におけるもっとも大きい「ランドクルーザー300」(ランクル300)の全長4950mm-4985mm×全幅1980mm-1990mm×全高1925mmを超えるモデルです。
新型セコイアでは、ランクル300に採用されたフレーム構造のTNGA-Fを採用しており、写真で見比べる限りホイールベースも延長されています。
また、グレード展開も豊富で標準仕様のほかに、米国トヨタでは定番となるオフロード走行を意識した「TRD Pro」や、新型「タンドラ」に新設定された豪華仕様の「キャップストーン」などがラインナップされ、2022年夏に北米市場で発売予定です。
対してトヨタ最小のアイゴXは、2021年11月5日に世界初公開され、ヤリスクロスと同じTNGAプラットフォーム「GA-B」を採用したSUVです。
ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510mmとなり、トヨタのコンパクトカー「ヤリス」の全長3940mmよりも小さいクルマとなっています。
しかしながら、広々とした車内空間とセグメントトップレベルの荷室容量231リットルを実現しているといいます。
なお、トヨタのスペイン法人は、先行販売を2022年1月24日に開始し、現地価格は「プレイ」の1万3500ユーロ(約173万円)から「リミテッドエディション」の1万6900ユーロ(約217万円)です。
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みんなのコメント
かと言って威圧的でもなく、気のいい力持ちって感じ。
ちっこいクセに顔だけ頑張ってる日本のミニバンよりずっと良い。