佐藤琢磨選手の「インディ500」優勝マシンも
ホンダは2017年10月25日(水)から開催される「東京モーターショー2017」に、コンセプトモデルを含む四輪車、二輪車などを出展します。世界初披露8車種、日本初披露7車種が予定されています。
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また、2017年10月に生産累計1億台を迎える「スーパーカブ」の記念車など、約60年にわたる「カブ」の歴史、現在、未来を伝える「カブワールド」の展示や、実際のマシンに触れて乗ってモータースポーツを体感できる展示などを予定しています。
出展車両について、ホンダは以下のように説明します。
おもな出展モデル 四輪車
●「Honda Sports EV Concept」(参考出品、コンセプトモデル、世界初)
コンパクトなボディーに、EV性能と人工知能(AI)を組み合わせ、人とクルマがひとつになったような運転感覚を体験できるモデルを目指して開発。「Honda Urban EV Concept(ホンダ・アーバン・イーブイ・コンセプト)」とプラットフォームを共有しながら、ひと目で心に残り、多彩なライフスタイルに自然と溶け込む親しみやすいデザインとし、所有する喜びと愛着が感じられる、次世代のスポーツカーを目指しました。
●「Honda Urban EV Concept」(参考出品、コンセプトモデル、日本初)
新開発のEV専用プラットフォームを採用し、将来の量産EVモデルの技術とデザインの方向性を示すモデル。“キビキビした走りの楽しさ”と“愛着を感じる親しみやすさ”をシンプルに表現したデザインとし、都市の移動に最適なコンパクトサイズとしています。またAIや車両の外へ向けメッセージやあいさつなどを表示するディスプレイを備えるなど、人とクルマの自然なコミュニケーションを実現します。
●「Honda NeuV(ニューヴィー)」(参考出品、コンセプトモデル、日本初)
自動運転技術とAIによってひろがるモビリティーの可能性を模索するEVコンセプトモデル。ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行うほか、ライフスタイルや嗜好を学習して、状況に応じた選択肢の提案を行うなどのコミュニケーションを実現。また、所有者が使用しない時間には、所有者の許可を得て、自動運転で移動しライドシェアを行うことも想定しています。
●「CR-V」(参考出品、市販予定、日本初)
乗用車感覚の走行性能と高い機能性を兼ね備え、世界160ヵ国以上で支持されているSUVモデル。5代目となる今回は、歴代初となる2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載したFF車および4WD車をラインアップしています。また、ガソリン仕様に新たに3列目シートを設定するなど、ユーティリティー性能も向上。さらに、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備しています。
●レーシングマシン
・McLaren-Honda F1 マシン
・Dallara DW12 26号車(Andretti Autosport 佐藤琢磨選手 第101回インディアナポリス500優勝マシン)
・Dallara SF14 15号車(TEAM MUGEN ピエール・ガスリー選手 全日本スーパーフォーミュラ選手権参戦マシン)
●そのほか
・「Honda ロボキャス Concept」(参考出品、コンセプトモデル、世界初)
・「クラリティ PHEV」(参考出品、市販予定、日本初)
・「レジェンド」(参考出品、市販予定、日本初)
・「オデッセイ」(参考出品、市販予定、日本初)
・「S660 β特別仕様車 コモレビ エディション」(参考出品、市販予定、世界初)
・「NSX」(市販モデル)
・「シビック ハッチバック」(市販モデル)
・「シビック セダン」(市販モデル)
・「シビック TYPE R」(市販モデル)
・「ステップ ワゴン」(市販モデル)
・「N-BOX」(市販モデル)
・「N-BOX Custom」(市販モデル)
おもな出展モデル 二輪車
●「Honda Riding Assist-e(ライディング・アシスト・イー)」(参考出品、コンセプトモデル、世界初)
ヒューマノイドロボット研究で培ったホンダ独自のバランス制御技術を二輪車に応用。極低速走行時にマシン自体がバランスを保つことで、ライダーの負荷を軽減。ライディングを気軽でより楽しいものにします。またパワートレインには電動モーターを採用。ホンダが目指す“自由で楽しい移動の喜び”や“カーボンフリー社会の実現”の具現化に向けた提案です。
●カスタマイズコンセプトモデル
・CB1100 RS カスタマイズコンセプト(参考出品、日本初)
・CBR250RR カスタマイズコンセプト(参考出品、日本初)
・レブル250 カスタマイズコンセプト(参考出品、日本初)
●レーシングマシン
・RC213V(2017年ロードレース世界選手権 MotoGPクラス出場車)
・CRF450RW(2017年全日本モトクロス選手権 IA-1クラス出場車)
・COTA4RT(2017年トライアル世界選手権 出場車)
●ヒストリーモデル
・「スーパーカブ C100」(1958年)
・「ホンダ CA100」(1962年)
・「ホンダ C310」(1963年)
・「スーパーカブC50」(1966年)
・「CT110」(1981年)
・「スーパーカブ50 スーパーカスタム」(1983年)
●そのほか
・「スーパーカブ110 1億台記念車」(参考出品、コンセプトモデル、世界初)
・「スーパーカブ C125」(参考出品、コンセプトモデル、世界初)
・「モンキー 125」(参考出品、コンセプトモデル、世界初)
・「クロスカブ 110」(参考出品、市販予定、世界初)
・「CRF250 RALLY」(参考出品、市販予定、日本初)
・「CB1300 SUPER BOL D'OR」(参考出品、市販予定)
・「CB400 SUPER FOUR」(参考出品、市販予定)
・「スーパーカブ 50」(参考出品、市販予定)
・「スーパーカブ 110」(参考出品、市販予定)
・「CRF1000L Africa Twin」(DCT)
・「CBR1000RR SP」
・「X-ADV」
・「CB1100 EX」
・「レブル250」
※ ※ ※
ホンダは今回の「東京モーターショー2017」での出展について、「“自分を、もっともっと連れ出すんだ。”をブースコンセプトに、モビリティーを通して拡がる人間の可能性、豊かな生活をホンダブース全体で提案します」といいます。
また、東京モーターショー主催者テーマ展示の「TOKYO CONNECTED LAB 2017」では、“もっと、家族と一緒にいよう。”をコンセプトに、家族とのつながりにフォーカスした「Honda 家モビ Concept(ホンダ・イエモビ・コンセプト)」をはじめとするモビリティーを展示し、家族の生活の新しい可能性を提案するとしています。
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