現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 次期「シルビア」か? 全長約4mの日産「FRスポーツ」がスゴい! テンロクターボ搭載の「IDx」とは

ここから本文です

次期「シルビア」か? 全長約4mの日産「FRスポーツ」がスゴい! テンロクターボ搭載の「IDx」とは

掲載 58
次期「シルビア」か? 全長約4mの日産「FRスポーツ」がスゴい! テンロクターボ搭載の「IDx」とは

■シンプル・スポーティの2つのバリエーションが存在

 通常2年おきに開催されていた「東京モーターショー」。新型コロナウイルスの影響で開催を見合わせていましたが、名称を「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)」に変更し、2023年10月に再び開催されることになりました。
 
 そこで、過去の東京モーターショーで登場した話題のモデルを振り返り、2013年の第43回東京モーターショーで日産が出展した「IDx(アイディーエックス)」を紹介します。

【画像】これが次期型シルビア!? 復活に期待がかかるFRスポーツカーのデザインを見る!(40枚)

 東京モーターショー2013で日産は、次世代のユーザーに向けたコンセプトカーを公開しました。それがFRスポーツカーの「IDx」で、次期「シルビア」ではないかと期待されたモデルです。

 開発のプロセスに、創造力豊かなジェネレーションZ(1990年代以降に生まれた世代)が積極的に参画する「コ・クリエーション(共同創造)」を取り入れ、新たな価値観を商品開発に反映しました。

 IDxはノッチバックの2ドアクーペで、デザインはシルビアと同じくFRクーペをラインナップしていた、3代目「ブルーバード」を思わせるクラシカルなもの。

 シンプルでカジュアルなライフスタイルに焦点を置いた「IDx フリーフロー」と、スポーティモデルの可能性を示した「IDx NISMO」というふたつのバリエーションが存在。

 IDx フリーフローは、ベーシックで素直なクルマの形とし、全長約4100mm×全幅約1700mm×全高約1300mmというコンパクトなサイズを実現。シンプルな面構成でありながら、落ち着きと品格が感じられるスタイルです。

 インテリアは、心地良さと実用性、ファッション性を兼ね備えています。

 水平基調のダッシュボードやシンプルな真円のステアリングホイール、その上に配置された、アナログ時計をアレンジしたセンターモニター、デニム素材のシートなど、センスの良いデザインが採用されました。

 パワートレインには、燃費性能と加速性能に優れた1.2リッター~1.5リッターのガソリンエンジンとCVT(無段変速機)を搭載。乗車人数は4人です。

 一方のIDx NISMOは、レーシングカーのようなデザインを採用。逆スラントノーズやカーボン製パネル、サイドマフラー、エアロダイナミクススポイラー、19インチホイール&225/40タイヤなど、スポーティなスタイリングが特徴です。

 IDx NISMOの全長と全高はIDx フリーフローと同じですが、全幅は約1800mmと、より一層ロー&ワイドのプロポーションとなっています。

 室内は、レーシングカーをイメージする真っ赤なアルカンターラのシートや、スパルタンで精緻な計器類、金属の地肌とコントラストを見せる真っ赤なスエード調トリム素材にはブルーのステッチが施されました。

 パワートレインは、高性能な1.6リッター直噴ターボエンジンに、シンクロレブコントロールによるスポーティな走りが楽しめる6速マニュアルモード付CVTを組み合わせています。

※ ※ ※

 IDxが公開された当時の反響が大きく、次期シルビアとして市販化が期待されましたが、実現することはありませんでした。

 一方、欧州日産は2021年10月、「日産における1960年代の象徴的なモデル『シルビア』を電動化させて未来に蘇らせたら」というテーマで、未来のシルビアのビジュアルデザインを公開しています。

 デザインはIDxをより現代風にアレンジしたもの。内燃機関を搭載したIDxとは異なり、未来のシルビアは電動車となって、まったく新しいパッケージングを採用するといいます。

 2002年のシルビア生産終了から20年以上が経過しましたが、復活を望む声はいまだに絶えません。次期シルビアの登場に期待したいものです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

カワサキのスーパーネイキッド、『Z900』がフルモデルチェンジ…EICMAで実車初公開へ
カワサキのスーパーネイキッド、『Z900』がフルモデルチェンジ…EICMAで実車初公開へ
レスポンス
478万円! BMW プレミアムな新型「コンパクトカー」誕生! “BMW初”の斬新デザイン採用! 次世代の進化を遂げた「1シリーズ」とは
478万円! BMW プレミアムな新型「コンパクトカー」誕生! “BMW初”の斬新デザイン採用! 次世代の進化を遂げた「1シリーズ」とは
くるまのニュース
『これはシンデレラフィットだわっ!』アルパインからジムニー、キャラバン、WR-Vなど車種専用モデルが多数発表
『これはシンデレラフィットだわっ!』アルパインからジムニー、キャラバン、WR-Vなど車種専用モデルが多数発表
レスポンス
いざデイトナ! IMSAテスト参加の太田格之進、アキュラLMDhのシート獲得に繋げられるか「レーサーとして生きるなら、世界を見たい」
いざデイトナ! IMSAテスト参加の太田格之進、アキュラLMDhのシート獲得に繋げられるか「レーサーとして生きるなら、世界を見たい」
motorsport.com 日本版
MotoGP、豪雨被害のバレンシアでの最終戦開催を最優先か。開催スケジュール変更の可能性も
MotoGP、豪雨被害のバレンシアでの最終戦開催を最優先か。開催スケジュール変更の可能性も
motorsport.com 日本版
トラックの屋根上にある「仮眠スペース」って目から鱗の便利装備! じつは現場のトラック乗りからは不評なワケ
トラックの屋根上にある「仮眠スペース」って目から鱗の便利装備! じつは現場のトラック乗りからは不評なワケ
WEB CARTOP
「使い勝手が良すぎる」「軽貨物始めたい」ホンダの軽商用EV『N-VAN e:』ついに発売、SNSでの反響は
「使い勝手が良すぎる」「軽貨物始めたい」ホンダの軽商用EV『N-VAN e:』ついに発売、SNSでの反響は
レスポンス
2025鈴鹿8耐トライアウトは鈴鹿サンデーの1回のみ。全日本ロード第1戦もてぎやEWCル・マン24時間と同日程に
2025鈴鹿8耐トライアウトは鈴鹿サンデーの1回のみ。全日本ロード第1戦もてぎやEWCル・マン24時間と同日程に
AUTOSPORT web
ノリス、逆転タイトル獲得に向けたジレンマ。物議を醸すフェルスタッペンとのバトルは今後も要注意?
ノリス、逆転タイトル獲得に向けたジレンマ。物議を醸すフェルスタッペンとのバトルは今後も要注意?
motorsport.com 日本版
「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」今年のノミネート車31台が発表
「2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー」今年のノミネート車31台が発表
レスポンス
「洗車のしすぎ」で塗装は剥げる? 色が落ちる「放置厳禁な原因」ってなに? 知ってトクする“ボディを守る”為の方法とは?
「洗車のしすぎ」で塗装は剥げる? 色が落ちる「放置厳禁な原因」ってなに? 知ってトクする“ボディを守る”為の方法とは?
くるまのニュース
GMの次世代装甲車両『サバーバン・シールド』が完成、乗用車の技術を軍事応用へ
GMの次世代装甲車両『サバーバン・シールド』が完成、乗用車の技術を軍事応用へ
レスポンス
ハミルトン、マクラーレン・ホンダMP4/5Bでセナ追悼ラン実施へ「話を聞いて飛びついたよ!」ヒール&トゥにも郷愁
ハミルトン、マクラーレン・ホンダMP4/5Bでセナ追悼ラン実施へ「話を聞いて飛びついたよ!」ヒール&トゥにも郷愁
motorsport.com 日本版
トヨタの「走る秘密基地」! レトロ顔の斬新「小型商用バン」なぜ大人気に!? 30年前のトヨタ「デリボーイ」いま欲しくても手に入らない理由とは!
トヨタの「走る秘密基地」! レトロ顔の斬新「小型商用バン」なぜ大人気に!? 30年前のトヨタ「デリボーイ」いま欲しくても手に入らない理由とは!
くるまのニュース
スタッドレスのレンタルに注目! トヨタモビリティパーツが愛知県で36店舗展開
スタッドレスのレンタルに注目! トヨタモビリティパーツが愛知県で36店舗展開
レスポンス
フェルスタッペンから学びたい……角田裕毅、レッドブル昇格の可能性は?「今は目の前のやるべきことに集中するだけ」
フェルスタッペンから学びたい……角田裕毅、レッドブル昇格の可能性は?「今は目の前のやるべきことに集中するだけ」
motorsport.com 日本版
写真で見るニューモデル プジョー「208」
写真で見るニューモデル プジョー「208」
日刊自動車新聞
特別なハーレーダビッドソンが出た! Edition 1とは?
特別なハーレーダビッドソンが出た! Edition 1とは?
GQ JAPAN

みんなのコメント

58件
  • どこからどう見てもインスピレーションは3代目510型ブルーバードなのに(というか、IDxの「DX」はローマ数字で510)、どこからシルビアが出てくるの?これだからバブル親父は…
  • 10年前の車を今更出されてもね
    何夢見てんの
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177.0271.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

158.0908.0万円

中古車を検索
シルビアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

177.0271.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

158.0908.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村