松田蘭さんが日本レースクイーン大賞2023グランプリを受賞。石浦宏明もサプライズで祝福！

　1月13日、東京オートサロン2024が開催されている千葉県の幕張メッセで『メディバンネップリ日本レースクイーン大賞2023』の表彰式が開催され、2023年スーパーGTではZENTsweetiesとして、スーパー耐久シリーズではイメージガールのSwishとして活躍した松田蘭さんがグランプリを受賞した。

　2023年にサーキットを彩ったレースクイーンのなかから、ファン投票で“人気No.1レースクイーン”を決める日本レースクイーン大賞2023は、12月13日にファイナリストとなる20名を発表。栄光ある『大賞』の座をかけたファイナルステージ投票を経て、1月13日に東京オートサロン2024開催中の幕張メッセで開催された表彰式でグランプリや各賞の受賞者が発表された。

　表彰式はまず『ヤングチャンピオン特別賞』から行われ、最初に2023年のスーパーGTでWedsSport Racing Galsとして活躍した日南まみさんとなった。続いては『クリッカー賞』が発表され、こちらはスーパー耐久でTEAM NOPROレースクイーン、D1グランプリでエヴァンゲリオンレーシングRQの綾波レイ役を務めた赤城ありささんにトロフィーが贈られた。

　続く『週刊プレイボーイ賞』では、2023年も引き続きリアライズガールズとしてスーパーGTとスーパーフォーミュラの2カテゴリーでレースクイーンを務めた宇佐美なおさんの名前が呼ばれた。

　そして発表会は日本レースクイーン大賞2023の冠スポンサーでもある『メディバンネップリ賞』の発表に移った。この賞は5名が選ばれ、まずひとりめとして名前を呼ばれたのは、2023年はスーパーGTでMax Ladyを務めた亀澤杏菜さん。ふたりめとして壇上に上がったのは、同じく2023年のスーパーGTでSTANLEYレースクイーンとして活躍した仲美由紀さんだ。

　3人目として、2023年はスーパーGTでWinG、スーパーフォーミュラでITOCHU ENEX IMPUL LADY、スーパー耐久でAudi Team Hitotsuyama RQと、3カテゴリーで活躍した花乃衣美優さん。4人目はスーパーGTとスーパーフォーミュラでリアライズガールズとして、スーパー耐久ではCATACLEAN Twinklesを務めた原あゆみさん、そして5人目はスーパーGTでLEON RACING LADY、スーパー耐久でraffinee Ladyとして活躍した広瀬晏夕さんとなった。

　表彰式は続いて『実行委員会特別賞』として、メディバンネップリ賞から連続受賞となる花乃衣さんと、スーパーGTでWedsSport Racing Galsとして活躍した南真琴さんの2名を表彰した。

　表彰式の最後を飾るのは、いよいよグランプリ発表となる日本レースクイーン大賞の発表だ。まずは『大賞』として、ZENTsweetiesとして活躍した黒木麗奈さん、仲さん、広瀬さん、松田さんの4名に加え、スーパーGTとスーパーフォーミュラではリアライズガールズ、スーパー耐久ではD’stationフレッシュエンジェルズとして活動した水瀬琴音さんの5名の名前が呼ばれ、それぞれが壇上で喜びを語った。その後は特別賞の『東京中日スポーツ賞』を水瀬さん、『テレビ東京賞』を黒木さんが受賞し、表彰およびトロフィーが授与される。

　会場が少しの静寂に包まれると、いよいよ日本レースクイーン大賞2023『グランプリ』の発表に移った。壇上には2022年グランプリ受賞者であり、2023年も引き続きPacific Fairiesのメンバーを務めた名取くるみさんが登壇。またしても会場が静寂に包まれるなか、名取さんが名前を呼んだのは松田さんだった。

　名前が呼ばれた瞬間、松田さんが2023年に所属していたTGR TEAM ZENT CERUMOから、レーシングドライバーの石浦宏明が舞台袖からサプライズ登場。さらにZENTsweetiesプロデューサーの都筑多佳恵氏、元ZENTsweetiesで先日RIZIN選手の堀口恭司からの“リング求婚”が話題となった川村那月さん、そして2005年に“初代”ZENTsweetiesを務めた山﨑みどりさんが登壇し、松田さんに花束を贈呈した。

　登壇した石浦は「僕がこの場にいるのは少し変な気がしますね（笑）」と会場の笑いを誘った後、「本当に（松田）蘭ちゃんが頑張っている姿を陰ながら応援していたので僕もうれしく思っています。本当におめでとうございます！」と松田さんを祝福する。

「蘭ちゃんは（ZENTsweetiesの）リーダーとして、チームと一緒になって本当に“ワンチーム”で応援してくれるので、ドライバーにとってもすごく勇気づけられますし、力を与えてくれる存在です」と石浦。

　松田さんに投票を行っていたという山﨑さんは「さすが私の後輩！」と称賛し、2019年のグランプリ経験を持つ川村さんも「今日ここでお祝いすることができて本当に嬉しいです。これからもたくさんの“愛”を届けてくださいね」と、後輩である松田さんのグランプリ受賞を喜んだ。

　会場に集ったファンを含め、多くの人から「おめでとう」の声をかけられた松田さんは、涙ぐみながらグランプリ獲得の喜びを「すごく幸せです」と語りはじめる。

「レースクイーン大賞に挑戦するとき『私にはまだ早いんじゃないか』とずっとずっと思っていましたし、このような性格なのでネガティブに考えてしまうことがたくさんありました。『自信がない』とずっと思っていましたし、そう言ってきましたけど、私にはたったひとつだけ自信があることがあります。それは『レースクイーンの活動を全う』してきたことです」

「今回（レースクイーン大賞に）挑戦するにあたり『絶対にグランプリが獲りたい』と言ってきました。この大賞のステージに上がったとき『（グランプリを受賞するのは）自分じゃないのかな……』という気持ちも正直ありましたけど、私の名前が呼ばれたときには泣きそうになってしまいました」

　最後には「こんな素敵な賞を私が獲ることができるなんて、本当に夢みたいです。応援してくださったすべてのみなさま、本当にありがとうございました！」と笑顔をみせた松田さん。現在でもサーキットのみならず、東京オートサロン2024イメージガール『A-class』のメンバーなど、数多くの舞台で活躍しているが、さらなる快進撃はここからはじまるのかもしれない。

Comments

[mtc********]

レースクィーンってまだあったんだ。良いにつけ悪いにつけ日本のレース文化だものね。