史上初にして最速 電動化コルベット登場
シボレー・コルベットの最新モデル「コルベットE-Ray」が発表された。6.2L V8ガソリンエンジンと電気モーターを搭載し、コルベット史上初の電動化と四輪駆動を実現した。加速性能は歴代最速とされている。
【画像】コルベットがついに電動化!史上初の四輪駆動へ【シボレー・コルベットE-Rayを従来モデルと写真で比較】 全45枚
2023年は、初代コルベットのデビューから70年という節目にあたる(発売は翌1954年)。新型コルベットE-Rayは、「季節を問わず、どこにでも行けるコルベット」を目指し、四輪駆動によるトラクション向上や取外し可能なルーフを特徴としている。
シボレーによると、自然吸気V8エンジンと電気モーターを組み合わせた、市販車初のハイブリッド・スポーツカーであるという。
直接のライバルは少ないが、フェラーリ296 GTBとマクラーレン・アルトゥーラはツインターボV6エンジンを、フェラーリSF90はV8をベースとするハイブリッドシステムを採用している。
コルベットE-Rayに搭載される6.2L V8は、従来のコルベット・スティングレイのスモールブロックと同じものだ。E-Rayでは、最高出力502psと最大トルク65.0kg-mを発揮して後輪を駆動し、これに加えて電気モーターが162psと17.2kg-mを発揮し前輪を駆動。合計出力664psを実現した。
これにより、0-97km/h加速2.5秒、1/4マイル(402m)で10.5秒強を達成できるという。シボレーは0-97km/h加速タイムについて、歴代のコルベット史上最速としている。
直線加速ではフェラーリ296 GTBとほぼ同等となるが、価格は約3分の1、10万4295ドル(約1340万円)である。
従来モデルと同様、英国向けに右ハンドル仕様も設定されると考えられるが、今のところ公式発表はない。
e-AWDによるダイナミクス向上 ステルスモードも
シボレーは、ハイブリッドシステム導入によるダイナミクスの向上を謳っている。チーフエンジニアのタッジ・ジェクターは次のように語る。
「コルベットはバックロードやサーキットで爽快なドライビング・エクスペリエンスを提供していますが、これはE-Rayも同じです。電動化技術は、あらゆる状況下でのコントロール感を高め、意外なほどの落ち着きを与えてくれます」
コルベットE-Rayのいわゆるe-AWDシステムは、「常に路面を学習」し、ドライバーの入力や路面状況に応じて各車輪への出力供給を調整する。滑りやすい環境やスポーツ走行では、電気モーターがより多くのパワーを供給するという。
回生ブレーキを備え、電力は1.9kWhの小型リチウムイオンバッテリーに蓄えられる。電気のみでの航続距離は未確認だが、新たに追加された走行モード「ステルスモード」では、エンジンを停止した状態で約70km/hまで加速できるという。電気モーターによるアシスト量は、モードによって異なる。
外観としては、E-Ray専用のホイールデザインとボディカラーが用意されているが、それ以外に従来モデルの違いはほとんど見られない。
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