■超小さな「iQ-R」とはどんなクルマ?
トヨタ「iQ」は、2009年に発売されたマイクロミニカテゴリーに入るコンパクトカーです。小さいながら乗車定員は4名となっています。
【画像】地上最小!? GT-R風な「iQ-R」が激アツ! 小さな巨人を見る!(11枚)
そのiQに、日産が誇るスーパースポーツ「GT-R」風なデザインのカスタマイズモデルが存在するといいます。
全長2985mm×全幅1680mm×全高1500mm、ホイールベース2000mmと全幅以外は軽自動車よりも小さなサイズのiQ。
ホイールベースは2mと軽乗用車よりも短く、さらにステアリングの切れ角が大きいため、取り回しも非常によく最小回転半径は国産乗用車として最小レベルの3.9m。小回りがきき、見た目もコンパクトですが全幅が1680mmあるため、前席は十分な余裕があります。
iQの特徴は何といってもその「唯一無二」のデザインです。小さくても存在感があり、全長3mしかないのにしっかりとした安定感を感じさせます。
一度見たら忘れない印象的なルックスを持つiQは南フランス、ニースに拠点を持つトヨタ欧州デザインスタジオ「ED2」によってデザインされました。
なお、iQはアストンマーティンにベース車両のOEM供給がおこなわれ、2011年にiQのアストン版となる「シグネット」が発売されました。
卓越した技を持つ職人が内装のすべてを手作業で仕上げるなどアストン独自の仕様とし、こちらも話題を集めました。
そして、この非常に優れたデザインを持つiQにもっとインパクトのある外観を与えたカスタムモデルがあります。
その名も「iQ-R」。初のお披露目は2011年1月に開催された東京オートサロンでした。
このiQ-Rを製作したのは、斬新なスタイルのドレスアップカーやチューニングカー制作で世界的に有名なヴェイルサイドです。
ヴェイルサイドは、映画「ワイルド・スピード」シリーズに出てくる多様なスポーツカーのコンプリート製作でも有名で、なかでもシリーズ3作目となる「TOKYO DRIFT」に登場したオレンジと黒の「RX-7 Fortune」が当時大きな話題となりました。
このRX-7のボディキットは、発売から10年以上経過した現在も世界中のファンから注文が入るほどの人気があるといいます。
そんなヴェイルサイドが制作したiQ-Rの車両製作コンセプトは「ヴェイルサイド発のエコカートヨタiQをベースにスポーツマインドを連想する力強いデザインをコンセプトにコンプリートカーを製作」となっています。
改造箇所は、フロントバンパー、サイドスカート、リアバンパー、リアスポイラー、エンジンフードなどさまざまな部分で、展示車両のマフラーはフジツボ製、インテリアはロベルタ製に変更されています。
■iQのGT-R化はなぜ誕生した? きっかけは「ウケ狙い」
なぜヴェイルサイドは、小さなiQのボディキットを製作しようと考えたのでしょうか。
デザインを手がけたヴェイルサイドの横幕宏尚代表に聞きました。
――iQ-Rをなぜ製作しようと思われましたか?
ルームミラーに映るiQの姿は特別なものではありません。真正面から見ただけではその「特異なスタイル」が分からないからです。
でも、横に並んでみると……「え? 何これ?? 短い!」と初めてiQのスタイリングに驚くでしょう。
その「驚き」を、ルームミラーに映った瞬間から作ってみたらどうだろう? ルームミラーに映るiQが史上最強のGT-Rならどんな反応を見せるかな?
おそらく「ちょっと道を譲ろうか?」という気持ちになり、譲ったGT-R(のように見えるiQ)が、横に並んだら……あれ? 何と!! 短いクルマ。ナニコレ?と、2度目のびっくり……(笑)。
そんなシーンを想像しながら作りました。前から見てびっくり、横から見てさらにびっくり……そんなクルマが街を走っていたらおもしろいのでは?という、半ば「ウケ狙い」のつもりで作ろうと思ったのがきっかけです。
――デザイン上で1番難しかった場所は?
難しいクルマではなかったのですが、前から見たイメージと真横から見たイメージのギャップをいかに印象深くするか? それが、作っていて楽しかったですね。企画から完成に至るまで約4か月でした。
――海外でも人気なのでしょうか?
iQは欧州を中心に世界中で販売されていたこともあり、意外とファンが多いみたいですね。
iQ-Rも海外でけっこうウケたようです。ビッグアメリカンが多い国でハイパワースポーツカーを所有し、セカンドカーとしてちょっとしたジョークの効いたiQ-Rを所有する……そのようなスタイルが好まれたようです。
※ ※ ※
ベースとなるiQは可愛らしいクルマですが、iQ-Rは本家GT-Rとも違う存在感です。
ルームミラー越しに目撃した際には、本当にGT-Rと勘違いしてしまうかもしれません。
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