2024年5月31日、ステランティス ジャパンはジープ ブランドのコンパクトSUV、「レネゲード」の特別限定車「フリーダムエディション(Freedom Edition)」を同年6月8日より発売すると発表した。
ドライブレコーダーや専用フロアマットなどを特別装備
レネゲード(Renegade)は、ジープのSUVファミリーの中では最もコンパクトなモデルだ。初代となる現行型が2014年にワールドプレミアされ、日本では2015年から発売されている。日本の街中でも扱いやすいボディサイズと、兄貴分のラングラーに似たスタイリングは女性にも好評で、日本市場ではラングラーに次ぐ人気モデルとなっている。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
今回の特別限定車「フリーダムエディション」は、人気グレードである「リミテッド」をベースに、ドライブレコーダー、専用フロアマット、ラゲージフルカバーを搭載した。それでいながら、車両価格はベースモデルに据え置いている点が最大の特徴だ。
また、アメリカ全土で流行している「ジープ ダック(Jeep Duck)」をベースとしたデカールをテールゲートに貼付し、ラゲージフルカバーおよびフロアマットにも同様のロゴを施している。さらに、130mmサイズの「Duckトイ」を車載し、ユーモアあふれるモデルとなっている。
「ジープ ダック(Jeep Duck)」とは?
カナダ人オーナーがきっかけでアメリカ全土にも流行したアイテム。「素敵なJeepを見つけたら、メッセージを付けたアヒルをJeepの車上に置く」というもので、置かれたオーナーは「JeepをDuckされた」と幸せを感じ、他のオーナーにそれを受け渡すようアヒルを置いていく。Jeepオーナーならではの、喜びを広める楽しいコミュニケーションアイテムとして広がっている。
パワートレーンは、力強いパワーを発揮しながら低燃費を実現した、直列4気筒 1.3Lのマルチエア16バルブ インタークーラー付きターボエンジンに6速DCTを組み合わせる。力強い加速と滑らかな走行フィーリングなど、コンパクトSUVとして優れたパフォーマンスを発揮する。
車両価格(税込)は前述のようにベース車と同じ435万円に据え置き。ハンドル位置は右のみ。限定台数は186台。ボディカラーによる内訳は、ベースモデルで一番人気のブラックが45台、アルパインホワイトが110台、そしてグラファイトグレーが31台となっている。
ジープ レネゲード フリーダムエディション 主要諸元
●全長×全幅×全高:4255×1805×1695mm
●ホイールベース:2570mm
●車両重量:1440kg
●エンジン:直4 SOHCターボ
●総排気量:1331cc
●最高出力:111kW(151ps)/5500rpm
●最大トルク:270Nm(27.5kgm)/1850rpm
●トランスミッション:6速DCT
●駆動方式:フロント横置き4WD
●燃料・タンク容量:プレミアム・48L
●WLTCモード燃費:14.3km/L
●タイヤサイズ:215/60R17
●車両価格(税込):435万円
[ アルバム : ジープ レネゲード「フリーダムエディション」 はオリジナルサイトでご覧ください ]
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