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購入するなら新車・中古車? ホンダ「フィット」は新型も狙い目か

掲載 更新 28
購入するなら新車・中古車? ホンダ「フィット」は新型も狙い目か

■ホンダの築き上げた技術と進化した安全支援が搭載されたフィット

 ホンダ「フィット」は、かつて発売されていた「ロゴ」の後継車として、2001年に初代が登場しました。
 
 当時ホンダが発売するモデルのなかで、軽自動車以外ではもっとも小型な乗用車として発売。
 
 初代が登場してから約19年という長い期間をかけて、パワートレイン、アシスト機能、燃費性の向上などの進化を続け、コンパクトカーとして個人から法人までさまざまなニーズに応えるモデルとして親しまれています。

ホンダ「フィット」の気になる部分はどこ? オーナーが感じる「良し悪し」とは

 初代が登場した翌年2002年の販売台数は25万790台となっており、ランキングでは1位を獲得。

 2007年には2代目、2013年には3代目にフルモデルチェンジをおこない、現行モデルの4代目が2020年2月に登場します。

 2020年上半期(1月から6月)までの上半期販売台数は5万29台という記録を残しており、ランキングは3位と人気を維持し続けています。

 4代目のボディサイズは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1515mmから1565mmと、コンパクトカーの車内空間は狭いというイメージがありますが、フィットは「どの席に座っても広々とした車内空間」というキャッチフレーズをつけるほど、広々としたストレスない空間となっています。

 エクステリアは、すっきりとしたフロントデザインとなっており、飽きの来ないシンプルな印象を受けます。

 インテリアでは上級モデルにおいて、シートに本革が採用され、インストルメントパネルやハンドルなどの内装にも本革を使うことで、落ち着いた高級感のあるデザインとなっています。

 また、視界の良さについてもこだわっており、フロントピラーを極細にすることで、視界が広くなり、インストルメントパネルを水平基調にして、スッキリとした視野の確保を実現。

 4代目フィットの特筆すべき点として、ホンダが築き上げてきた技術のひとつでもある、ハイブリッドシステムの「e:HEV」があります。

 e:HEVは、走行用と発電用のふたつのモーターとエンジンを採用しており、「EVドライブモード/ハイブリッドモード/エンジンモード」と、走行中に発電とモーターを駆動、エンジンの駆動を切り分け、燃費効率を高める走りを可能にしたシステムとなっています。

 燃費性能は、e:HEVモデルの場合WLTCモードで29.4km/Lと、驚異的な燃費効率を実現しています。

 安全支援システムには全タイプに先進の安全支援システム「Honda SENSING」を標準装備。

 Honda SENSINGには、昼間、夜間を問わず、人やクルマを検知して運転手に知らせて安全運転をサポートしてくれる機能や、走行時の前方の車両との距離を保つ「クルーズコントロール」、追突事故を軽減する事ができる「エマージェンシーストップシグナル」など、豊富な安全支援システムが搭載されています。

 グレードは、ガソリンエンジンモデルが「BASIC」から「LUXE」の5種類、e:HEVモデルが、「e:HEV BASIC」から「e:HEV LUXE」の5種類、駆動方式はFFと4WDの2種類のラインナップがあります。

 価格は、ガソリンエンジンモデルが155万7600円から218万6800円、e:HEVモデルが199万7600円から253万6600円です。

■フィットは市場に多く出回っているため中古車も狙い目

 フィットは、頻繁に仕様変更などをおこなっており、代替えをするケースも多いことから中古車市場に多く出回っていて掘り出し物も見つかりやすいです。

 グレードや年式、走行距離などによって金額には差がありますが、中古車の平均相場を見ていきましょう。

 4代目フィットの場合、発売してから日が浅いこともあり、新古車として販売されていることから、値段が新車と比べて若干の差がある場合が多いです。

 しかし、なかには「e:HEV HOME」(新車価格:206万8000円)が走行距離0.3万kmという短い走行距離で159万6000円と約40万円程安くなった値段で販売されている個体も流通しています。

 また、赤や青など人気ではないボディカラーのほうが全体的に値段が安くなっている傾向があり、定番の白や黒の個体は、新車と比較しても大きな値幅は無く、走行距離も平均して短いことから、グレードやオプションの有無、パワートレインの違いによって金額は変わってくるようです。

 ガソリンエンジンモデルの「BASIC」(新車価格:175万5600円)が、中古車だと走行距離が0.4万km、車検付き、クリスタルレッドというカラーで、最低限のオプションをつけても値段が160万3000円と、新車価格から約15万円程安い金額で購入することができるようです。

 ただし、ホンダ系の正規販売店でも年末年始セールや決算セール時期には、値引きやオプションキャンペーンなどもおこなわれ、条件によっては新車購入のほうがお得になる可能性もあります。

 一世代前のフィットの中古車の値段相場も、新型モデルが出たことによる代替えが増えたこともあり、年式、走行距離、車検付きでも、約100万から150万と大きく値下がりおり、お得に購入できる場合があるといえます。

※ ※ ※

 フィットの中古車相場を見てみると、新型モデルが発売されたばかりにも関わらず、多くの個体が流通していますが、年式や車両状態、走行距離が短いことから、新車と比べて大きく値段は下がりにくいようです。

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みんなのコメント

28件
  • 3代目後期型は乗り心地も静粛性も良く中古でも今は程度の良いのが残っているので新車に拘らなければ狙ってみては?癖の強い顔つきしてますが3代目初期型よりは完成度は良くなっています。
  • 今回モデルのフィットは、走り・燃費でなく、快適さ、心地よさ、静けさ、安全性に「特化」されて1人よがりで楽しむ人用ではない。

    他のコメントで、「走り・燃費が〜」なんて書かれてるが、最もコンセプトから遠いトコ言われてもね〜。ちゃんと特性調べてない人のコメントです。

    しかも、走りがとか評価しながら、酔いそうだったなんて、自分で運転してて酔うなんて、貴殿の体力がそうとうないだけ?
    乗ったこともない、アンチのウソのコメントに聞こえますね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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