■え? あのカローラルミオン? じゃない?
トヨタの南アフリカ法人は、2023年7月に新型「ルミオン」を発売します。
かつて日本でも販売されていたルミオンとは関係があるのでしょうか。
【画像】これはカッコいい! 新型「ルミオンのデザインを写真で見る!(22枚)
日本では2007年から2015年にかけて販売された「カローラルミオン」。
現在、南アフリカ市場では2021年10月13日から「ルミオン」というミニバンが発売されています。
しかしこのルミオンは、前述のカローラルミオンとは直接的な関係性はなく、スズキが海外で展開するMPV「エルティガ」をベースとしたOEMモデルです。
これは、トヨタとスズキが2019年3月20日に発表している「トヨタとスズキ、新たな協業検討に合意」という中でも触れられています。
この中では「スズキがインドで生産する小型車をトヨタのアフリカ市場向けにもOEM供給」という説明されていました。
これには、南アフリカで販売される「スターレット(スズキ・バレーノ)」や「ヴィッツ(スズキ・セレリオ)」といったOMEモデルも含まれています。
そしてルミオンに関しては、今回デザインなどを刷新して新たに発売されます。
ボディサイズは、全長4420mm(+25mm)×全幅1735mm×全高1690mm、ホイールベース2740mm、最低地上高180mmで、フロントデザインの変更により全長が少し変更されました。
パッケージはで3列7人乗り、後部ドアはヒンジ式を採用しています。
グレードは「1.5S NT」「1.5SX MT」「1.5SX AT」を設定。
フロントフェイスは、変更前ではグリルに水平基調メッキバーとなり、ロアグリルは格子状のメッシュとなっていました。
今回の新型ルミオンでは、フロントグリルは大きなメッシュグリルに変更されています。
ロアグリルも水平基調のもになっており、どちらもメッキで枠取りされているほか、フォグランプ周辺のデザインも変わっています。
内装は、大きく変更されておらず最上級グレードでは木目調パネルを装備。8インチディスプレイも備わります。
さらにステアリングは木目調加飾付きのレザーステアリングが奢られるなど、上質感が演出されています。
パワートレインは1.5リッター直列4気筒ガソリンに4速AT/5速MTが組み合わされます。
南アフリカ市場における新型ルミオンの価格は、29万6900ランドから35万1700ランド(日本円換算で約224万円から約266万円)です。
※ ※ ※
なお新型ルミオンの発売はグレードにより異なり、SおよびSXは2023年7月から。TXは同年8月です。
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