トヨタの高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」に快適性を極めたPHEVモデルが誕生！フラッグシップミニバンの気になる価格は⁉︎

2.5リッターのPHEV搭載モデルは1065万円から

トヨタは2024年12月20日、高級ミニバン「アルファード」「ヴェルファイア」にプラグインハイブリッドシステム（PHEV）搭載モデルを新たに設定し、2025年1月31日に発売します。同時に、ガソリン車およびハイブリッド車（HEV）を一部改良し、2025年1月7日に発売する予定です。

2023年6月にモデルチェンジした現行型「アルファード」「ヴェルファイア」は、「快適な移動の幸せ」をコンセプトに開発された、トヨタのフラッグシップミニバンです。

ハイレベルな存在感、高級感、快適性、機能性、積載性を兼ね備えていることから、ハイヤーや社有車といったVIPの送迎車としてだけでなく、個人ユーザーからも高い人気と支持を得ています。

今回登場するPHEVモデルは、静粛性や乗り心地をさらに向上させ、多様なシーンでドライバーや後席乗員に「快適な移動の幸せ」を提供します。

具体的には、大容量のリチウムイオンバッテリーを車体中央の床下に搭載し、広い室内空間を維持しつつ、HEVモデルと比較して35mmの低重心化を実現しました。これにより、安定した走行性能を発揮、さらなる快適性を提供します。また、EV走行主体のため静粛性も向上、音や振動が少ないため、深夜の送迎時など周囲への配慮が必要な場面でも適しています。この特性はショーファーカーとしての親和性を高めています。

さらに、電気のみでエアコンを作動させることが可能なため、ショーファーユースの待機中でもエンジンを作動させずに快適な車内環境を維持でき、環境面への配慮にも貢献します。

新型アルファード／ヴェルファイアPHEVは、2.5リッターのプラグインハイブリッドシステムを搭載し、システム最高出力は306馬力を発揮します。モーターを最大限活用することでスムーズな加速を実現し、エンジン回転数を抑えることでエンジンノイズも低減しました。

満充電状態でのEV走行換算距離は73kmで、ハイブリッド走行時のWLTCモード燃費は16.7km／Lを記録しています。駆動方式は4WDの「E-Four」のみの設定となります。

また、ドライブレコーダー（前後方）を備えたデジタルインナーミラーを全車に標準装備。JBLプレミアムサウンドシステム（15スピーカー）や14インチリアシートエンターテインメントシステムの設定を「Z」「Z Premier」グレードにも拡大し、室内空間の快適性をさらに向上させました。

新型ヴェルファイアのボディカラーには、アグレッシブさを際立たせる専用色「プレシャスメタル」を新たに追加し、全3色を展開。一方、アルファード（HEV）にはベーシックグレード「X（8人乗り）」を新たに追加設定しました。

PHEVモデルの消費税込みの車両価格は、アルファードが1065万円、ヴェルファイアが1085万円です。新型アルファードおよびヴェルファイアのガソリン車・ハイブリッド車（HEV）の消費税込みの価格は510万円～902万円となっています。

Comments

[motorider]

(価格的に)法人向けです。中古車で販売する際はLMよりもこっちの方が需要が多いでしょう。問題はその頃の景気が今よりも悪くなっていたら…誰も見向きもしなかったりして。