スズキが「スペーシア 車いす移動車」の仕様変更を実施。先進安全装備や機能装備のさらなる充実化を図る
スズキは9月16日、福祉車両ウィズシリーズの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア 車いす移動車」の仕様変更を行い、同日より発売した。
車種展開は以下の通り。
ハイブリッドG リアシート無車(2WD):157万円
ハイブリッドG リアシート付車(2WD):160万5000円
ハイブリッドX リアシート付車(2WD):174万6000円
スズキの軽スーパーハイトワゴン「スペーシア」がマイナーチェンジ。安全装備の拡充や新ボディカラーの設定などを実施
スペーシア 車いす移動車は、介助する人の負担を軽減するため、車両後部のスロープをワンアクションで開閉でき、車いすでのスムーズな乗せ降ろしを可能とした軽規格の福祉車両である。
今回の仕様変更では、安全装備や機能装備の拡充がメインメニューとなる。まず安全装備では、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」の標準装備化を実施。また機能装備では、ハイブリッドXグレードにUSB電源ソケット(2個)や時間調整付フロント間欠ワイパーを追加設定した。
ボディカラーに関しては、オフブルーメタリック/シルキーシルバーメタリック/ピュアホワイトパールの3色を設定。パワートレインはべース車のスペーシアと基本的に共通で、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、専用リチウムイオンバッテリーに充電して、その電力を活かして加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムのR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(52ps/6.1kg・m)+WA05A型モーター(2.3kW/50Nm)を搭載。トランスミッションには軽量化と高効率化を果たしたCVTを組み込み、駆動機構には2WD(FF)を採用している。
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