メルセデスは、2020年シーズンのF1最終戦アブダビGPの後に行なわれる若手ドライバーテストに、フォーミュラEを戦うストフェル・バンドーンとニック・デ・フリーズのコンビを起用することを発表した。
一方、このテストのラインアップに含まれると予想されていたのがニキータ・マゼピンだ。マゼピンは今季のFIA F2選手権でランキング5位となり、来季はハースからF1デビューを果たす。そのマゼピンは、過去2年間メルセデスのもとで大規模なプライベートテストプログラムを実施しており、F1へのステップアップを進めてきた。
■メルセデス、アブダビF1テストでバンドーンとデ・フリーズの“FEコンビ”を起用
2019年のスペインGP後に行なわれたインシーズンテストでメルセデスのマシンをドライブしたマゼピンは、2日目にトップタイムを記録している。
しかしマゼピンは今週初めに自身のSNSに、彼が女性の胸を触っている動画をアップしたことで問題となっている。ハースはこの件を”忌まわしい”ものであり、容認していない行動だと批判。チーム代表のギュンター・シュタイナーは木曜日、「この問題を非常に深刻に受け止めている」とmotorsport.comに語った。
マゼピンも自身の行動について謝罪。このことから学び「F1ドライバーとしてより高い基準に自分自身を保たなければならない」とコメントした。
メルセデスのチーム代表を務めるトト・ウルフは、フォーミュラEで起用しているコンビをF1マシンに乗せるという判断は理にかなっていると説明した。
「2年前のマシンを使い(マゼピンとは)大規模なテストプログラムを行なってきた」とウルフはスカイスポーツF1に語った。
「しかし若手ドライバーテストに関しては、ここ数日でラインアップを決定した」
「彼らはフォーミュラEのワークスドライバーで、非常に堅実な仕事をしてくれている。それに、先週はストフェルがマシンに乗らなかったので、ふたりをマシンに乗せるのは理にかなっている」
第16戦サクヒールGPでは、ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに罹患し欠場したが、その代役にはリザーブドライバーのバンドーンではなく、ジョージ・ラッセルが起用された。
また当初、テストに参加出来るドライバーはF1グランプリ出走経験が2戦未満の若手に限られていたものの、事実上現役F1ドライバー以外は参加が可能となったことも、バンドーンの起用に追い風となった。
マゼピンをテストに起用しないという決断は、コース外での彼の行動と何か関係があるのかと訊かれ、ウルフは次のように答えた。
「いや、彼の行動とは何の関係もない」
「最も重要なことは、テストから何かを学ぶことだ」
デ・フリーズにとって、アブダビでのテストがF1初テストとなり、バンドーンにとっては2018年のアブダビGP(当時マクラーレン)以来となるF1マシンドライブとなる。
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