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ついつい「ガン見」したくなる「ヒップ」のデザイン! おしゃれすぎるテールランプのクルマ5選

掲載 更新 24
ついつい「ガン見」したくなる「ヒップ」のデザイン! おしゃれすぎるテールランプのクルマ5選

 この記事をまとめると

■走行中によく目にするのはクルマのリヤビュー

乗るたびに惚れ直す! けっして高額じゃないのに内装がオシャレすぎる軽&コンパクトカー5選

■テールランプはリヤビューを決める上で大切なデザイン要素

■デザイン的な特徴が溢れているテールランプのクルマ5台を紹介

「国旗」モチーフもあれば「爪痕」もある!

 ドライブしている時にイヤでもずっと見ることになるのが、前を走るクルマのテールランプですよね。何気なく見ていることが多いと思いますが、クルマの後ろ姿を決める上で大きな要素になるので、クルマのデザイナーもかなり力を入れてテールランプをデザインしていることが多いです。

 最新の技術を使うものもあれば、そのクルマにゆかりのある土地やモノ、動物、デザインテーマにまつわるモチーフを取り入れたりと、凝ったデザインも結構あるものです。昼間と夜間とではまた印象が違うテールランプもあるし、じっくり見てみるとけっこう面白いものなんですよね。

 そこで今回は、見つけたらラッキー!? 同乗者と盛り上がれるおしゃれすぎるテールランプのクルマたちをご紹介したいと思います。

 1)MINI

 1台目は、日本でも大人気でたくさん街中を走っているMINIシリーズ。クラシックMINIの思いを受け継いでBMWが開発・製造・販売を手がけるようになってから20年になりますが、そのテールランプにはなんと、クラシックMINIの故郷であるイギリスの国旗、ユニオンジャックがデザインされているんです。ブレーキを踏んでいない時でも、うっすらとそのデザインがわかりますが、ブレーキを踏むとより鮮明になるので、思わず助手席の人と「かわい~!」とテンションあがっちゃうかも。

 ちなみに、信号待ちなどで近づいた時にチェックしてみて欲しいのですが、じつはテールランプのデザインは、パッと見ると左右対称に思えるのですが、よ~く見ると左右非対称なんです。これは、本物のユニオンジャックが左右非対称のため、それを忠実に再現しているとのこと。このこだわりが、MINIらしいところですよね。

 2)プジョー208

 2台目は、フランス生まれのコンパクトカー、プジョー208。エンブレムを見ればわかるとおり、プジョーと言えば「ライオン」なんですが、この208のライト類はすべて、ライオンの牙や鉤爪をイメージしたデザインになっています。

 ヘッドライト同様に、テールランプにも3本の爪がモチーフになっているので、その意味を知るとだんだん208が走る猫科の猛獣に見えてくるかも? 現在、508のヘッドライト以外はすべてのモデルがこの鉤爪モチーフになっていますが、モデルによって少しずつデザインが変わっているので、いろんなプジョーを見比べてみるのも楽しいと思います。

 漢字の「八」っぽいものからバツ印まで!

 3)DS 7 CROSSBACK

 3台目は、芸術に通じている人が見たら「おや?」と思うかもしれない、DS 7 CROSSBACK。DSというブランドはシトロエンから独立したのですが、その意義として「クルマが身にまとうアヴァンギャルド、前衛の精神『Spirit of Avant-Garde』を受け継ぎ、フレンチブランドだけが成し得るラグジュアリーをキーワードとしたフランスの自動車文化を復活させること」を掲げています。なので、DS 7CROSSBACKの内外装には、フランスが古くから世界に影響を与えてきた芸術作品や技術を用いたデザインが散りばめられています。

 そのひとつに、高級腕時計の文字盤加工にも用いられる「クル・ド・パリ」のモチーフがあって、いちばん分かりやすいのは、インテリアのセンターコンソールのトグルスイッチ。もう、アート作品のように美しいインテリアです。

 で、そのイメージを外観で表現している部分として、フロントグリルとともにテールランプにも「クル・ド・パリ」的なモチーフがデザインされているんです。パリの石畳からインスパイアされた、薄いピラミッドを重ねたようなデザインの「クル・ド・パリ」。後ろ姿を見ているだけで、パリへと飛んでいきたくなってしまうかもしれないですね。

 4)ジープ・レネゲード

 4台目は、ミリタリー系のファッションや雑貨などが好きな人なら一発でわかる、ジープ・レネゲードのテールランプ。意味を知らない人は「バツ?」「エックス?」と首を傾げるかもしれませんが、いえいえ、違います。ジープと言えば米軍御用達の4WDですから、この「X」印はもちろん、米軍がガソリンを運搬する時に使ったという「ジェリカン」(ジェリィカンとも言う)の横にあしらわれていた「X」印をモチーフにしたもの。ミリタリー系ファッションにはこのワッペンが縫い付けてあったりしますので、お馴染みのモチーフですよね。

 ちなみになぜこのX印が缶の横につけられたのかというと、内容物が多少膨張しても許容できるように、とのことだったようです。昔の人の知恵ですね。レネゲードにはこのほかにも、内外装のいろんなところに遊び心あふれるデザインが仕込んでありますので、時間があればチェックしてみて欲しいと思います。

 5)アストンマーティンDBX

 5台目は、映画『007』シリーズのボンドカーとして一躍有名になったアストンマーティンから、初のSUVとして登場したDBX。このテールランプもかなりオシャレです。これで大丈夫なのかと要らぬ心配をしてしまうほど点灯部分が細く、両サイドから山の稜線のように上に向かって弧を描きます。

 これが美しいのはもちろん、漢字文化の日本人から見ると、まるで一筆書きで書かれた末広がりの「八」という字のように思えて、なんだか縁起がいいのです。

 また、日本を象徴する山である富士山を思い出すという人もいるほど。高級車なので街中で見かける機会は少ないかもしれませんが、それだけに、もし後ろについて走れたらその日はラッキー! なんて気持ちになれそうです。

 というわけで、思わず同乗者と会話が弾みそうなテールランプの持ち主をご紹介しました。クルマ好き同士でドライブしている時に、やるとけっこう面白いのが「テールランプで車名当てクイズ」なんですが、クルマに詳しくない皆さんもぜひ、個性的なテールランプをもっと見つけて楽しんでほしいと思います。

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みんなのコメント

24件
  • ミニのテールランプはいいんだけど、ミラーとかルーフとかにもユニオンジャックつけてガッチャガチャにしちゃう人が多いんだよねぇ
  • MINIのテール好き
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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