現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 日産ファン感涙! 往年の名エンジンがスケールモデルで初登場

ここから本文です

日産ファン感涙! 往年の名エンジンがスケールモデルで初登場

掲載 更新
日産ファン感涙! 往年の名エンジンがスケールモデルで初登場

「東名パワード」の創立50周年を記念した限定品

 ホビー業界では数少ない完全ハンドメイド、日本国内生産(ほとんどのメーカーの生産は中国)の「1/6スケールのエンジンモデル」をリリースする鳥取県米子市の「日下エンジンアリング」。日産自動車の「スカイラインGT-R」に搭載される名機「RB26DETT」エンジンを皮切りに、これまで6機種23アイテムをリリース。その精密な再現性はスケールモデルファンからの評価も高い。

【意外と知らない】ポルシェやランボルギーニが作っていた「アレ」とは?

 そんな日下エンジニアリングが2018年8月に追加したのが、チューニングパーツメーカーとして全国に名を馳せる「東名パワード」とのコラボレーションモデル「TOMEI A12」エンジンモデルだ。今年6月に開催された50周年記念パーティーでこのエンジンモデルを鈴木修二会長にサプライズでプレゼントしたいと東名パワードからの熱烈なオファーに、日下エンジニアリングが応える形で実現した。

 ちなみに、A12型エンジン(今のエンジンにはない、1.2リッターの直列4気筒OHV2バルブ)はかつて日産の一時代を築き上げた名車「サニー」を筆頭に1970~1980年代の日産ベーシックカーの多くに搭載された大衆エンジン。

 では、東名パワードの50周年を祝う記念モデルとして、なぜこのエンジンが選ばれたのか? それは、東名パワードの前身である東名自動車の創設者であり、チューナー兼日産ワークスドライバーであった故・鈴木誠一氏が、A12型エンジンに独自のノウハウで改良を施し、2代目サニー(B110型)クーペ(マルゼンテクニカ東名サニー)に搭載。1970年11月のデビューレースで、プライベーターながら、ワークストヨタチームを打ち破るという前例のない快挙を成し遂げた。

 これよって東名自動車の名は全国に広まり、日本有数のレーシングコンストラクター、そして東名パワードへと続く、エンジンパーツメーカーとしての流れを作っただからだ。これは50歳以上のモータースポーツファンには有名な話!

 そして、発売に先駆けて、東京・品川で開催された創立50周年記念パーティーでは、レース界、自動車業界の多くのレジェンドから賞賛されたというから、完成度はお墨付きといえよう。

 本物と見まごうような最高のクオリティ

 製作も東名パワードの全面協力により、TOMEI謹製のA12型エンジンを3Dスキャン測定し、3Dデータ作成。そして最新3Dプリンターを用いて原型を製作。そして、シリコン型によるレジンキャスト(樹脂)をメインに、アクリル、アルミ、真鍮素材などを組み合わせることで、本物の質感を見事に表現。さらにスケールモデル業界では匠と呼ばれるプロフィニツシャーの監修を経て製品化されるなど、本物感をとことんまで高めている。

 とくに、東名自動車A12型エンジンの外観との特徴であるアルミ製のオリジナルシリンダーヘッドの造型、素材感。丸棒のアルミを削り出して製作されたキャブレターのファンネルなどの硬質感が、全体の精巧さをグッと引き上げている。この、ディテール再現への拘りが、マニアから愛される納得の出来ばえを生んでいるのだ。

 なお、このTOMEI A12は東名パワード50周年記念のプレミアムモデルであるため、50機のみの限定生産。その証として、硬質なアクリルプレートに東名パワード50周年ロゴが施されたウォールナットの専用台座にはシリアルナンバーが刻印されたスペックプレートが装着され、特別感をさらに演出。これはホビーファンにとって心惹かれるポイントだ。

 今も旧車レースで活躍し、熱狂的な愛好家も多いA12型エンジン。当時、1万回転まで回ったと言われるハイチューンドNAエンジンのサウンドに聞き惚れたオールドタイマーファンを含めて魅力的な逸品であることは間違いなし。ぜひ、手に取ってモータースポーツに心を熱くした青春時代に思いを馳せていただきたい!

TOMEI A12東名パワード50周年記念プレミアムモデル  4万8,600円(税込み) 本体サイズ:全長90mm×全幅95mm×全高100mm 台座&アクリリケース:幅210mm×奥行き150mm×高さ160mm 付属品:50周年ロゴ刻印専用台座・日本製高級アクリルケース 限定数:50個(商品発送時期2018年10月後半以降) 日下エンジニアリング Modeling事業部 http://kusaka-eng.com/engine

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
56年前の「ランボルギーニ」がオークションに登場 名スーパーカー「カウンタック」以前の“4人乗りランボ”とは
VAGUE
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
マルティン、MotoGP第3戦アメリカズGPも欠場へ。第4戦カタールでの復帰も不透明「思うように回復できず、本当に苦労している」
motorsport.com 日本版
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
レクサス [LS]2013年モデルが想像以上に良すぎる件!! マイナーチェンジってウソだろ!?
ベストカーWeb
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
新車購入で後悔したくないなら徹底チェック! 購入前にディーラーの実車で穴が空くほどガン見して確認すべき項目とは
WEB CARTOP
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
トヨタ新型「クラウンエステート」発表! “ワゴン×SUV”を「よりメッキきらめくスタイル」に! スタイリッシュなモデリスタパーツを設定、KINTOでも取り扱い開始!
くるまのニュース
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
レーシングブルズとエクソンモービルが燃料パートナー契約を締結。レッドブルファミリー全体との提携が強化
AUTOSPORT web
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
動かす前に何をすべき!? 冬の間に乗らなかったバイクのメンテナンス
バイクのニュース
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
ワゴン×SUV!? トヨタ新型「クラウンエステート」18年ぶりに復活! 完成された16代目クラウン独自の「乗り味」とは【試乗記】
くるまのニュース
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
高速道路に「人が運転していない」トラックが出現…なぜ? 一般車の自動運転と何が違うのか
乗りものニュース
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
トヨタ新型「クラウンエステート」正式発表! ワゴン×SUVとして18年ぶり復活の理由は? ブランド70周年で4モデル揃う!エステートが担う役割とは 635万円から設定
くるまのニュース
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
スバル新「クロストレック」発表! 鮮烈な「オレンジ」ボディ採用した“サンブレイズ仕様”に大注目! 同時に「インプレッサ」と「レヴォーグ」特別仕様車も公開!
くるまのニュース
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
「アントネッリ圧倒は必須とは思っていない」先輩ジョージ・ラッセル、”速いヤツは最初から速い”理論を提唱
motorsport.com 日本版
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
ホンダ『ZR-V』のゴツゴツ感を低減、スタビリティも向上させるテインの車高調「フレックスZ」発売
レスポンス
【タイ】全長4.6m! 三菱「“新”SUVミニバン」発表! 黒すぎ「ダイナミック顔」×画期的MIVECハイブリッド採用! タフ仕様もある7人乗り「エクスパンダーPLAY」特別仕様車登場
【タイ】全長4.6m! 三菱「“新”SUVミニバン」発表! 黒すぎ「ダイナミック顔」×画期的MIVECハイブリッド採用! タフ仕様もある7人乗り「エクスパンダーPLAY」特別仕様車登場
くるまのニュース
[70スープラ]がカッコよすぎてすぐ惚れちまうぜ! バブルを彩った[デートカー]たち
[70スープラ]がカッコよすぎてすぐ惚れちまうぜ! バブルを彩った[デートカー]たち
ベストカーWeb
テスラが嫌いならキャデラックを買えばいいじゃない! 初の電動SUV「リリック」が上陸【新車ニュース】
テスラが嫌いならキャデラックを買えばいいじゃない! 初の電動SUV「リリック」が上陸【新車ニュース】
くるくら
すべてが異次元な雰囲気なのに居心地がいい。 ル・ボラン編集部が選ぶ!「EVアワード」テスラ・モデル3
すべてが異次元な雰囲気なのに居心地がいい。 ル・ボラン編集部が選ぶ!「EVアワード」テスラ・モデル3
LE VOLANT CARSMEET WEB
スーパーカーのようなデザインのボート「Raptor」、日本初上陸…ジャパンインターナショナルボートショー2025
スーパーカーのようなデザインのボート「Raptor」、日本初上陸…ジャパンインターナショナルボートショー2025
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

122 . 7万円 186 . 5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26 . 2万円 458 . 0万円

中古車を検索
日産 サニーの買取価格・査定相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

122 . 7万円 186 . 5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

26 . 2万円 458 . 0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村