初ドイツ&初WRCは見るものすべてが新鮮!
WEB CARTOPでもおなじみの自動車評論家、国沢光宏さんがドイツで開催されるWRC(世界ラリー選手権)第10戦ラリー・ドイツに挑戦する! 今回ラリー・ドイツ取材のチャンスを得た新人編集部員篠田は、ラリーについてはまったくの素人。そこで2回に渡って渡航前の国沢さんにラリーとは何か、国沢さんはなぜラリーに挑戦するのかについてお話を伺い、なんとラリーカーまで試乗させてもらった。これまでの取材でラリーへの理解が深まり、ラリー・ドイツを心待ちにしていた。今回から、いよいよ現地ドイツからのリポートをお届けしよう。
【国沢光宏がWRCに挑戦】ラリー初心者が直撃! ラリーってそもそもなに?
日本を出発してトランジットを含む約16時間に及ぶフライトを経て、ついにドイツにたどり着いた私、篠田。フランクフルト空港でフォード・ギャラクシーを借り、ラリー・ドイツの開催地であるボスタールへと向かった。アウトバーンをスイスイと走ることおよそ2時間。道中には牧場や風力発電の風車、教会などが見え、ドイツ感満点の景色に私、篠田は大興奮! ひたすら写真を撮りまくった。
平日だったからか、クルマはそれほど多くない。高速道路では追い越し車線に入らなければ「あおり運転」をされることもなく、交通ルールは徹底されているように感じた。また、日本でもいくつか採用されているラウンドアバウトもドイツでは一般的。中央の円状の部分は花壇のようになっているところもあり、街並みと合わせておしゃれな雰囲気。見るものすべてが新鮮で、あっという間に会場へ。ボスタールの街に入ると可愛らしい家々が立ち並び、街全体が歓迎ムード。いよいよだ。
2019年8月22日(木)から開かれたラリー・ドイツ。初日はシェイクダウンと呼ばれる競技車両に不具合がないか確認するテスト走行とスタートセレモニー、そして夜にSS1を行なう。
ドイツは北海道と同じくらいの緯度だが、この日の雲ひとつない青空のもとではかなりの暑さ。シェイクダウンを終えた国沢さんからも「暑い!」との第一声をいただいた。
今回国沢さんが乗る競技車両は新車のフォード・フィエスタR2。スペックが200馬力に上がっているため、シェイクダウンは最高で160km/hくらいまで出ていたそう。シェイクダウンでの感想を聞くと、「今はこのクルマに慣れる段階だね」とのこと。SSに向けて、タイヤやエンジンルームなどを確認し、車両の調整に余念がない様子だった。
そして今回は国沢さんのご好意により、WEB CARTOPのステッカーを車両に貼ってもらえることに! これでWEB CARTOPの存在が全世界に知れ渡ることだろう。
ドライバーと観客の距離が近い! ラリー会場の魅力
国沢さんと別れてからは、それぞれのブースを見て回ることに。ワークスチームのサービスパークには、競技車両の帰還に合わせて人が続々と集まってきた。
サービスパークはドライバーとメカニックが相談しながら車両の調整をしている姿を直接見ることができる場所。プライベートチームのサービスパークではドライバーやスタッフに話しかけている観客の姿も。こうしたドライバーやコ・ドライバーとファンとの距離の近さがラリーの魅力なのだと感じた。
競技車両だけでなく、展示車両や応援する観客に向けた応援グッズの配布などもサービスパークで行なっている。また、公式グッズの販売や軽食などもサービスパークのそばにブースを構えており、昼間からビールを楽しむ観客たちの姿も見られた。
スタートセレモニーは夕方から。1台ずつステージに呼ばれて意気込みを聞かれ、大勢の観客の前を通過する。なかにはドイツ国旗や選手の出身国の国旗を持った人もいて、ドライバーが手を出してくれることもあり、会場内のボルテージは徐々に高まっていく。
TOYOTA GAZOO Racingのオット・タナック選手などは声援も大きく、ドイツでの人気の高さを肌で感じることができた。WRカーから順にクラス別で紹介され、国沢さんも登壇。しっかりと英語でアピールし、暖かい声援が送られていた。
SS1は19時過ぎからスタート。こちらは日の落ちる時間が遅く、まだまだ明るかったが、暑さはだいぶ和らいで過ごしやすい。リエゾン(移動区間)でサービスパークまで戻ってくる国沢さんを出迎えたところで、1日目は終了。
次回は国沢さんのフィエスタR2がブドウ畑を颯爽と駆け抜ける! SS2からSS7までが行われる2日目の模様もお楽しみに!
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