9月7日、現代自動車のプレミアム・ブランドであるジェネシスの北米法人が、ミドルクラスセダン「G80」の2022年モデルを発表した。
2020年に登場した現行G80は、メルセデス・ベンツ「Eクラス」やBMW「5シリーズ」などがライバルのミドルクラスセダンだ。
2022年モデルでは、3.5リッターV型6気筒ガソリンターボ・エンジン搭載の「3.5T」の内外装がよりスポーティなものへ変更され、駆動方式が全車4WD化された。これに伴い名称が“3.5T AWDスポーツ”に変更された。
3.5TAWDは専用デザインのフロントグリルやフロントバンパー、アルミホイールなどを装備。ボディカラーには、新たに「Cavendish Red」が選べるようになった。これは、『赤毛のアン』の舞台で有名なカナダ・プリンスエドワード島の赤土をイメージしたという。
内装トリムは、標準がアルミニウムで、カーボンファイバーはオプション。シートも専用のスポーツタイプだ。
搭載するエンジンに変更はない。上級グレードの「3.5T AWD スポーツ プレステージ」はブランド初の後輪操舵システムと、専用チューニングが施された電子制御式サスペンションを搭載する。
G80 3.5T AWDスポーツの価格は6万3450ドル(約697万円)から。
文・稲垣邦康(GQ)
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みんなのコメント
過去のジェネシスクーペは確かにスポーティーを売りに発表されてはいたが、今その立場にはKIAとNが収まっていて、ジェネシスはラグジュアリー担当。
外見から来る単純な「スポーティーさ」ならヒュンダイブランドで販売しているアゼーラ/グレンジャーの方がずっと上だ。