500台限定に2000人応募ってマジか!? 623万円の「スバルWRX S4 STI Sport ♯」の商談抽選倍率がヤバい!!

　2024年1月12～28日までの間、商談応募の抽選エントリーを受け付けていたスバルWRX S4の特別仕様車「WRX S4 STI Sport ♯」だが、期間中に1902人が応募したことが判明した。希望しても買えるのが約4人にひとりとは！

文／ベストカーWeb編集部・渡邊龍生、写真／ベストカーWeb編集部、スバル

■500台限定のところに全国から1902人もの応募が！

東京オートサロン2024で初出展されたスバル特別仕様車のSTIコンプリートカー、WRX S4 STI Sport ♯

　WRX S4 STI Sport ♯は1月12日から開催された「東京オートサロン2024」スバルブースの目玉だった。STI製コンプリートカーであり、スバルの特別仕様車としてその価格は623万7000円。500台限定だった。

　前述したように2024年1月12～28日までの間、全国のスバル販売店で抽選エントリーを受け付けていたのだが、スバルによると16日間で1902人もの応募があったという。これを受け、同年2月1日から幸運な当選者による商談がスタートしている。

　WRX S4 STI Sport ♯のベースとなっているのは最上級グレードのSTI Sport R EXで、こちらの価格は502万7000円だった。そこにSTI Sport ♯は数々のSTIパフォーマンスパーツなど専用装備を装着し、その価格は623万7000円にまで上積みされていた。

　ノーマルから121万円アップされたこともあり、その乗り出し価格は700万円に迫ることは確実だろう。ノーマルのグレードと違い、スバルディーラーでの値引きもほぼないものと思われる。

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■121万円分のSTI特別装備とは？

小型トランクスポイラーをはじめ、フロントグリル、ドアミラーカバー、シャークフィンルーフアンテナにクリスタルブラックシリカ塗装を施してある

　エクステリアでは、通常ディーラーオプションで設定される小型トランクスポイラーをはじめ、フロントグリル、ドアミラーカバー、シャークフィンルーフアンテナにクリスタルブラックシリカ塗装を施し、STI製BBS19インチフレキシブルパフォーマンスホイールを採用。

　ボディカラーでは専用色として「オフショアブルー・メタリック」を新たに設定（3万3000円アップの有償カラー）。ほかには、セラミックホワイト、クリスタルブラックシリカ、WRブルーパールの計4色展開となる。

　また、インテリアではノーマルのボルドーからブラック基調にシルバーの差し色を入れた専用の「ブラック×シルバー」コーディネートとし、ウルトラスエード＋合成皮革のRECAROシートをフロントに採用。

　また、インパネトリムやセンタートレイ、フロアコンソールリッド、ドアアームレスト、シフトブーツをブラックカラーに統一し、シルバーステッチを施している。

■ドライバーの操作に対する遅れを最小限に抑えるSTI製ホイールを装着

STI製19インチBBSフレキシブルパフォーマンスホイールが今回のSTI Sport ♯の目玉となる特別装備だ

　走りの面ではフロントにSTI製フレキシブルドロータワーバー、同ドロースティフナーを前後に、フルードクーラーにミシュラン製ハイパフォーマンスタイヤを採用。ハイライトはニュル24時間レースの知見を入れたSTI製フレキシブルハイパフォーマンスBBSホイールだ。

　前後ホイールに識別用の刻印が入ったこのホイール、「タイヤの接地面積を最適化する」という発想から生まれている。これまでのSTIのニュル24時間レースでの知見が盛り込まれており、STIがこだわり続けている「ハンドルを切った瞬間のクルマの応答性」を向上させるため、前後で最適化を施した形状の違った専用ホイールになっているという。

　わずかなハンドル操舵角からクルマが思いどおりに動いてくれるので、思いのままに走れる楽しさと安心感に加え、ハンドリングの気持ちよさ、また路面の轍やうねりなど外乱に対しても修正舵が少なくて済むため、直進安定性に優れているホイールに仕上げられているのがポイントだ。

　商談への抽選エントリー受付期間中、ギリギリまで応募するかどうかを悩んでいた担当としては1902人のなかから当選した500人のユーザーは羨ましいかぎりだが、その乗り味がどんなものなのかも大いに気になるところだ。

Comments

[大阪太郎]

オートマだろ？欲しいとは思わない。だいたい購入者は業者か転売ヤーだろ。

[のと]

2000人は多いと思わないけどね。
ただSTIじゃなくS4ってことを考えればよくこれだけ購入したい人数集まったなって感じ。