■スタイリッシュな海外向けコンパクトSUVたち
現在、世界中でSUVが高い人気を誇っており、各自動車メーカーはSUVラインアップを急拡大しています。
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日本のメーカーも海外の国や地域にマッチしたSUVを展開し、なかには日本では販売されていない車種も存在します。
とくにアジア圏や新興国では、コンパクトサイズのSUVが数多く展開されています。そこで、海外向けのコンパクトSUVを5車種ピックアップして紹介します。
●ダットサン「クロス」
現在、日産が新興国向けに展開しているブランドとして「ダットサン(DATSUN)」があります。
ダットサンは1930年に、日産の前身である快進社が製造したクルマに由来し、日本や北米などで長く使われてきたブランドです。
そして、2012年に新興国向けブランドとして復活し、2018年にはコンパクトSUVのダットサン「クロス」をインドネシア向けに発売しました。
クロスは、現地の嗜好を盛り込みながらも、ダットサンブランドの今後を示すフラッグシップモデルとして開発された、7人乗り3列シートのSUVです。
搭載されるエンジンは1.2リッター直列3気筒で、トランスミッションはMTとCVTを設定。
最低地上高は200mmを確保し、ボディ下部やフェンダーアーチには樹脂製のパーツを装着するなど、クロスオーバーSUVの印象を強めており、未舗装路の走行も考慮された、デザイン性と実用性を兼ねた装備が採用されています。
精悍なデザインの「イーグルアイ」ヘッドライトや、力強さを表現するリアフェンダーなど、個性的なルックスが魅力の1台です。
●スズキ「エスプレッソ」
インドでスズキが展開している現地法人のマルチスズキインディアは、独自車種を数多く販売しています。
スズキは1980年代初頭からインドに進出し、インド市場に強いメーカーとして知られていますが、その理由としてインド市場の嗜好にあわせたクルマを作っているからといわれています。
そして、コンパクトSUVの「エスプレッソ」もインド市場に特化した現地専用車であり、2019年9月に発売されました。
スズキによると、インド市場の約6割は全長4000mm未満のコンパクトカーが占めているそうで、このエスプレッソも全長3565mmと4000mm未満に収まっています。
搭載されるエンジンは1リッター直列3気筒で、トランスミッションは5速MTとロボタイズドMTの5速AGSを設定。
フロントフェイスは「エスクード」や「イグニス」にも通じるデザインですが、あえてブラックの存在感あるフロントバンパーを採用し、SUVテイストを強調。エスプレッソのターゲット層であるデザインコンシャスな若者への訴求力を高めています。
●ダイハツ「テリオス」
ダイハツが、主にインドネシア向けに展開しているコンパクトSUVが「テリオス」です。かつて、日本でもテリオスというSUVを販売していましたが、2006年に生産を終了。
その後、海外市場向けに継続して販売され、2017年に登場した現行モデルでは、7人乗り3列シートのワゴンタイプのSUVとなりました。
搭載されるエンジンは1.5リッター直列4気筒で、104馬力を発揮。トランスミッションは5速MTと4速ATが選択可能です。
切れ上がったヘッドライトにシャープなボディラインが特徴で、力強さを意識したデザインとなっています。
さらに、「タイプRカスタム」というスポーティグレードがあり、専用デザインのフロントグリルやバンパー、スキッドプレート、サイドステップを装備。ボディにもグレーとレッドを使用したストライプが入るなど、都会的なイメージのモデルです。
■フィットとヤリスに早くもSUVが登場!?
●ホンダ「WR-V」
ホンダがブラジルやインドで販売しているコンパクトSUVが「WR-V」です。先代「フィット」をベースにしていますが、よりSUVらしさを際立たせるため、フロントバンパーやヘッドライトが専用品となり、フェンダーアーチやボディ下回りに樹脂パーツを採用。車高も引き上げられてワイルドなイメージとなっています。
ボディサイズは全長4000mm×全幅1734mm×全高1599mmとコンパクトながらも、グレードによっては「マジックシート」と命名されたシートアレンジによって、カヤックや自転車のような長い荷物も詰めるように配慮されています。
搭載されるエンジンは1.5リッター直列4気筒で115馬力を発揮。トランスミッションはCVTのみです。
日本に導入されるのではという噂もあったようですが、残念ながら導入されないままベースとなるフィットが新型となってしまいました。
●トヨタ「ヤリスクロス」
トヨタはタイ市場向けに「ヤリス」を販売していますが、日本市場のヤリスとは異なるシャシが採用され、大きさやデザインも違う別モデルとなっています。
このヤリスに3万5000バーツ(日本円換算で約12万円)のパッケージオプションを装着し、SUV風に仕立て上げたのが「ヤリスクロス」です。
オプションの内容としては、フロントからサイド、リアアンダーに至る樹脂パーツ、フェンダーモール、車高30mmアップ、専用ホイール、ブラックルーフなどが挙げられます。
これらのパーツを装着すれば、ヤリスはスポーティかつスタイリッシュなSUVに変貌しますが、専用パーツのパッケージオプションという手法は、非常に斬新です。
※ ※ ※
近年、既存のモデルをSUV風に仕立てるのが日本で流行っています。ゼロからSUVを開発するのにくらべて、手軽にSUV風にできるというメリットがあるからでしょう。
一方で、どこからがSUVなのかという線引きも難しくなっており、メーカーが「このモデルはSUVだ」と宣言すればSUVにカテゴライズされるのが現状です。
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みんなのコメント
ヒーターどころかエアバッグすらありませんから。
写真の内装を見れば分かるよ。