見た目以上に内外装の作りが
全方位に進化した新型ハスラー
軽ワゴンとSUVのクロスオーバーモデルとして人気を博しているハスラー。モデル末期である2019年も1~9月まで4万3000台超えの販売台数を誇っているというから驚きだ。そんなハスラーが12月24日についにフルモデルチェンジを果たした。
Cピラーとバックドアを立たせたよりスクエアなボディに生まれ変わっただけでなく、ホイールベースを先代より+35mmの2460mmとすることで、室内の居住スペースを拡大。前後席乗員距離は、その+35mmを追加した1035mmとすることで、後席の膝前スペースにより余裕ができた。
遊び方や使い方が多様化していることも踏まえ、ユーティリティスペースを強化。後席は荷室側からスライド操作ができるようになり、樹脂性のラゲッジアンダーボックスも取り外せるようになった。ほかにもインパネアッパーボックスやパーソナルテーブルなど、収納スペースを新設。いろんな人が十人十色の使い方ができるように工夫されている。
安全性の強化も見逃せない。デュアルカメラブレーキサポートは夜間の歩行者検知に加え、標識認識もプラス。後退時ブレーキサポートや高性能化した全方位モニターなども加えられた。また、ボディの強化だけに留まらず、サイドエアバッグ&サイドカーテンエアバッグも標準装備されている。ほかにも、ターボ車にはスズキ軽初の全車速追従式のアダプティブクルーズコントロール(ACC)、車線逸脱抑制機能など、先進装備も充実していることがうれしいポイントだ。
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外装
外装は先代よりCピラーを立たせつつ、バックドアを直立にすることで、より力強いスクエアなボディ形状を採用。クォーターガラスを追加し、6ライトキャビンとしているのも見た目にスグ分かる変更点だ。
内装
高い機能性と使い勝手を実現したコックピットは、ボディカラーと同色の3連フレームを採用。液晶メーターはカラーに変更され、立体的なリング形状とグラフィックで視認性がアップしている。
前席はベンチシートからセパレートシートに変更し、形状を際立たせるアクセントカラーを追加。前席中央のスペースには、500mlの紙パックホルダーがセットされたセンターコンソール収納を完備する。
マイルドハイブリッド
すべてのグレードにマイルドハイブリッドを標準装備。新開発のCVTと組み合わせることで、ストレスのない軽快な走りと実感できる燃費の良さを実現する。
構造用接着剤
ボディ構造で赤ラインが入っている部分にはスズキ初となる構造用接着剤を使用し、ボディ強度をより強化。また軽自動車初の高減衰マスチックシーラーも採用し、音や振動を軽減させている。
新開発エンジン
新開発となるNAエンジンは、低速域から中高速域まで優れた実燃費がウリ。スズキ軽初となるデュアルインジェクションシステムやクルードEGRなど、上級車の技術を投入する力の入れようだ。
9インチメモリーナビゲーション
インパネ中央に配置されるメモリーナビゲーションは、大型の9インチに進化。見やすく操作がしやすいうえ、より精密になった全方位モニターも映し出せるので超便利だ。
スノーモード
4WD車に追加された新機能が「スノーモード」。雪道やアイスバーンでスムーズな発進ができるように、エンジン出力とブレーキ制御を行う。
【SPECIFICATION】
ハイブリッドG 136万5100円(2WD)/149万9300円(4WD)
ハイブリッドGターボ 145万9700円(2WD)/159万3900円(4WD)
ハイブリッドX 151万8000円(2WD)/165万2200円(4WD)
ハイブリッドXターボ 161万2600円(2WD)/174万6800円(4WD)
スズキお客様相談室 0120-402-253
http://www.suzuki.co.jp
[スタイルワゴン・ドレスアップナビ編集部]
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みんなのコメント
MT ターボがあれば良かったのになぁ。