今季のF1はレッドブルによる連戦連勝が続き、誰も彼らに敵わない展開が続いてきた。マックス・フェルスタッペンは、今のレッドブルの優位性を評価できずにネガティブに考えているようでは「本当のファン」ではないと語った。
レッドブルは今季開幕から無敗が続いてきた。しかし、先日行なわれたシンガポールGPで、フェラーリのカルロス・サインツJr.が勝利。フェルスタッペンの連勝記録は10、昨年最終戦から続いていたレッドブルの連勝は16で止まることとなった。
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サインツJr.が勝利する前には、フェルスタッペンの連勝街道が続くことによって、TV視聴率に悪影響を及ぼしてしまうという話題も多かった。実際、F1オーナーのリバティ・メディアのCEOも現状がF1にとっての”挑戦”になっていると語った。
そんな懸念もあった中でサインツJr.がレッドブルの連勝記録をストップさせた。連戦で行なわれている日本GPで、フェルスタッペンはサインツJr.の勝利がF1全体にとって良い事だと思うかと尋ねられたが、彼はそうは思わないと語った。
「正直に言って、僕はそのことに微塵も興味がない」
「僕にしてみれば、とても明確に僕らが負かされたということでしかない。(サインツJr.の勝利が)F1にとって良い事かどうかなんて考えていない」
「起きている事が、必ずしもF1にとって悪い事だとは思わないよ。なぜなら僕らは他のみんなよりも優れた仕事をしているだけだからだ。そして、その事を正しく受け入れられないなら、それは本当のファンじゃないということだ」
「それに僕も、自分たちがパフォーマンスを発揮できていなかったからこそ、リラックスしていた。他のチームが僕らよりも良い仕事をしたなら、それは当然勝利に値する。(レッドブルが)優勝していると退屈だと言われているから、勝つべきじゃないようだ」
なおシンガポールGPで優勝を逃した後の気持ちについて聞かれたフェルスタッペンは、次のように語っている。
「いや、特にはないね。1戦勝てなかっただけだ。そういうこともある」
「僕はここまで10連勝してきたんだ。もちろん、シンガポールでも勝ちたかった。だけど僕らが勝てなかったり、上手くいかない日があるってことも分かっているからね」
「残念だけど、前回はそういう週末だった。前に進んで、また挑戦するだけだ」
なおレッドブルはすでに2024年マシンの開発に軸足を移しており、クリスチャン・ホーナー代表は他チームがシーズン終盤に追いついてくる可能性があるとしていた。
ただフェルスタッペンは「これからアップデートを持ち込んでくるチームがいたとしても、僕らは残り全てのレースで勝つことが可能だと、今も思っている」と語り、再び連勝街道を突っ走ることに自信を示している。
実際日本GPの初日には、フェルスタッペンはFP1とFP2でいずれもトップタイムを記録。しかも、後続に大差をつける圧倒的な速さを発揮した。
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