スバルWRXは、2014年に登場した、スバルの代表的な中型スポーツセダンです。その源流はWRC(世界ラリー選手権)参戦のために作られたインプレッサWRXにさかのぼるクルマなので、水平対向エンジンや4輪駆動方式などによる高い“走り”の性能を特長にしています。
2023年3月現在の最新モデルは2021年にデビューした、WRXとして2代目となるVB系ですが、『トミカ』の『No.115 スバル WRX S4 STI Sport #』は2014年にデビューして2021年まで生産された初代モデルのVA系で、その2020年7月に登場した改良モデルをベースとした特別仕様車、『WRX S4 STI Sport #(シャープ)』をモデルとしています。
死ぬまでに一度は乗りたい日本が誇る超高級車! / トヨタ センチュリー / トミカ × リアルカー オールカタログ No.114
この500台限定の特別仕様車『WRX S4 STI Sport #』はたいへん前評判が高かったため、販売店で行なわれていた先行予約の時点で予約が殺到、発売発表の時点ですでに注文受付が終了してしまっていたという伝説を残しています。
さて、この初代WRXには日本国内では『WRX STI』と『WRX S4』の2種類が存在しています。両者とも商品コンセプトは同じですが、『WRX STI』はシリーズのトップグレードモデルで、ハイパワーをドライバーの意のままに操ることができるスバル最高峰のAWDスポーツパフォーマンスを実現するため、ボディやシャシーなど車両各部の性能を極限まで高めて融合させています。ちなみに“STI”とは、スバルのモータースポーツ活動を担い、またモータースポーツやスポーツパーツ、コンプリートカーの開発などを手掛けている『SUBARU TECNICA INTERNATIONAL/スバル・テクニカ・インターナショナル)』という会社あるいはブランドのことです。
これに対して『WRX S4』は、スバル最高峰のAWDスポーツパフォーマンスを有しながら、独自の総合安全性能や優れた環境性能、洗練された質感を実現したスポーツセダンです。走行性能を磨き抜いた『WRX STI』に対し、より多くのドライバーが圧倒的な走行性能を安心して快適に愉しむことができるのが『WRX S4』になります。ちなみに“S4”とは、“Sports performance”、“Safety performance”、“Smartdriving”、“Sophisticated feel”の4つの“S”で始まる言葉の意味が込められています。
『WRX S4』のパッケージングは4ドアセダンとしての実用性をさらに向上させ、ハイパフォーマンスとの両立により、WRXならではの個性を一層高めています。たとえばホイールベースは25mm延長され、その全てが後席足元スペース拡大に使われています。また、乗降性が大幅に高められ、トランクスペースの使いやすさも高められています。
走行性能の核となるエンジンにはハイパフォーマンスを誇る2.0ℓ水平対向直噴ターボ“DIT”が採用され、スポーツリニアトロニックとの組み合わせにより、高出力・高トルクの圧倒的な動力性能を最大限引き出し、ダイレクト感あるスポーティで愉しいドライビングを提供するとともに、優れた環境性能も実現しています。
さらに、WRXシリーズとして初搭載となるスバル独自の運転支援システム“EyeSight (ver.3)”を含めた総合安全性能と、ボディ&シャシー性能の徹底的な向上により実現した上質な乗り味により、大幅な運転負荷軽減を実現し、安心で快適なドライブがサポートされています。
『トミカ』のモデル車両である『WRX S4 STI Sport #』は、車名に“STI”の文字も入っていますが、先述のように2020年7月に登場した『WRX S4』の特別仕様車で、STI製パーツをはじめとする特別装備を採用し専用チューニングすることで、STI Sportの「上質な走りと質感の高さ」を最大限に引き出したモデルです。
外観では艶ありブラック塗装の“STI製大型フロントアンダースポイラー”、ブラック塗装の“18インチ×8 1/2Jアルミホイール”、ダークグレーシリカ塗装の“フロントグリル”、エアアウトレットグリル付きの“リヤバンパー^”が装着されたほか、専用外装色の“セラミックホワイト”が用意されました。
インテリアでは“RECAROフロントシート”(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ+STIロゴ入り)&“リヤシート”(ウルトラスエード/本革、ブラック、シルバーステッチ)、“ウルトラスエード巻ステアリングホイール”(シルバーステッチ、STIロゴ入りハイグロスブラックベゼル)、“本革巻シフトレバー”(シルバーステッチ、高触感革+ハイグロスブラック加飾パネル)、“シフトブーツ”(シルバーステッチ)、“フロントコンソール”(ブラックレザー調素材巻+シルバーステッチ)、“ドアトリム&ドアアームレスト”(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)、“スライド機構付コンソールリッド”(ウルトラスエード、ブラック、シルバーステッチ)が装着されています。
安全装備では“プリテンショナー&フォースリミッター付フロント3点式ELRシートベルト”(シルバー)、“リヤ全席3点式ELRシートベルト”(左右はシルバー)が装備され、足まわりやメカニズム関係では“STI製フレキシブルドロースティフナーフロント”(STIロゴ付)、“STI製フレキシブルドロースティフナーリヤ”(STIロゴ付)&“ガードバー”(チェリーレッド塗装)、“STI製低背圧パフォーマンスマフラー”(STIロゴ入り)&“エキゾーストパイプリヤ”、“STI製低圧損エアクリーナーエレメント”、“CVTオイルクーラー&ラジエーターファン強化タイプ”が装着されています。
『トミカ』の『No.115 スバル WRX S4 STI Sport #』は、この“幻”とも言える特別仕様車を上手く再現している1台です。ちなみに2023年3月現在、スバルWRXシリーズは、『トミカ』ではこの『No.115 スバル WRX S4 STI Sport #』を含めて3台がラインアップされており、『No.76 スバル WRX S4 STI Sport R EX』はフルモデルチェンジした現行のVB系をベースとした特別仕様車をモデル化しています。また、『No.2 スバル WRX S4 覆面パトロールカー』は覆面パトカー仕様の初代モデルを再現しています。ただし、製品名は『WRX S4』ですが、シャシー裏の刻印を見るとどうやら実際には『WRX STI』のようですので、現在、初代と2代目のすべての形式が『トミカ』にはそろっていると言えます。そういうコレクションの仕方も面白いかもしれません。
■スバル WRX S4 STI Sport # 主要諸元
全長×全幅×全高(mm):4635×1795×1475
ホイールベース(mm):2650
トレッド(前/後・mm) :1530/1540
車両重量(kg):1550
エンジン:FA20型 水平対向4気筒DOHC直噴ターボ“DIT”
排気量(cc):2387
最高出力:221kW(300ps)/5600rpm
最大トルク:400Nm(40.8kgm)/2000-4800rpm
トランスミッション:CVT(8段マニュアルモード付き)
サスペンション(前/後):ストラット/ダブルウィッシュボーン
ブレーキ(前後) :ベンチレーテッドディスク
タイヤ(前後):225/40R18
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