サヨナラ…ホンダNSX！ 最終モデル「タイプS」は国内30台限定販売

ホンダは8月3日、8月に発表を予定している「NSX タイプS」の先行情報を世界初公開した。

2016年8月に発表した2代目NSXは、ホンダの頂点に立つミッドシップレイアウトのスーパースポーツで、3.5L・V6ツインターボに3つのモーターを組み合わせたハイブリッドモデルだ。モーターは加速だけでなくコーナリングにも活用、トランスミッションは9速DCTを採用、価格は2420万円。生産は、米国オハイオ州に新設した「パフォーマンス・マニュファクチュアリング・センター（PMC）」。

これまでの5年間で、全世界で2558台を販売。うち日本での販売台数は464台だ。

今回新たに投入されるタイプSは、今までのNSXを超えることを目指し、パフォーマンスとデザインを追求。2代目NSX最後のモデルとなる。

限定カラーに新色のマットカラーを設定。スーパースポーツとしての魅力を高めたタイプSは、全世界で350台限定、うち日本では30台限定の販売を予定している。

2022年12月をもってその歴史に幕を閉じる2代目NSX。ホンダは、NSXで培った人材、技術などを今後のクルマづくり、モノづくりに生かすことで来たる電動化や新たな価値を持ったモビリティのなかでも引き続き「走る喜び」、「操る喜び」を提供するべくチャレンジしていくとしている。

〈文＝ドライバーWeb編集部〉

Comments

初代は15年も売ったのに、たった6年で終わりか。

このクルマ、見たことない。本当に売れてないんだな。発売当初に、女性ジャーナリストからドリンクホルダーの位置が悪いなど、スーパーカーには関係ないような事を酷評されているのを見て悲しくなった。